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CubeSuite アップデート情報

CubeSuite

V1.31からV1.40への変更点

制限事項の解除(デバッグ・ツール)

以下の制限事項を解除しました。

No.16  RRM機能、DMM機能に関する制限事項
【対 象】MINICUBE,V850E2M 【内 容】RRM,DMM機能は使用できません。使用した場合、パラメータ・エラーが発生します。

No.18  ステップ実行時に変数値に関する制限事項
【対 象】MINICUBE,V850E2M 【内 容】関数呼び出しを跨いで生存する変数がレジスタに割り付けられている場合、デバッガで関数呼び出しの直前から呼び出し後にその変数が参照されるまでの区間でその変数を参照すると、不正な値が表示されることがあります。


CubeSuite全体の機能追加

・対応Windowsの変更
 Windows 7(32bit版、64bit版)、Windows Vista(64bit版)のサポートを追加しました。
 Windows2000をサポートと対象外としました。
・対応デバイスの追加  V850E2M コアのデュアルコアを搭載したマイコンに対応しました。
・コンソール機能の追加
 コンソール機能を追加したした。Pythonコンソールで、コマンドにてCubeSuiteを操作することが可能です。


ビルド・ツールの機能追加

・Makefile用情報の出力機能の追加
 CubeSuiteでビルドしている内容を参照するために、Makefile用の情報を出力します。プロジェクト・ツリー上のビルド・ツール・ノードを選択し、コンテキスト・メニューの[Makefile情報ファイルを出力する...]にて出力ファイルを指定してください。
 なお、本出力ファイルを編集してもCubeSuiteのビルド内容を変更することはできませんので注意してください。


デバッグ・ツールの機能追加

・エミュレータE1対応
 エミュレータE1によるデバッグに対応しました。


解析機能の機能追加

・コールグラフ表示機能の追加
 関数間の呼び出し関係をツリー構造の図(コール・グラフ)で表示する機能を追加しました。


書き込みツールの機能追加

・エミュレータE1書き込みの対応
 エミュレータE1による書き込みに対応しました。なお、メッセージ等でMINICUBE2と表記される場合があります。


V1.30からV1.31への変更点

78K0用デバッグ・ツールの機能追加

・拡張機能レジスタ(EFR:Extrra Function Register)対応
 拡張機能レジスタがあるデバイスに対応しました。SFRパネル、ウォッチパネル、逆アセンブル・パネルなどで表示や値の設定が可能になります。


V1.21からV1.30への変更点

CubeSuite全体の機能追加

・プロジェクトの種類の拡張
 “デバッグ専用”のプロジェクトの種類を追加しました。
・ラピッド・ビルドの機能拡張
 外部エディタ使用時の,ラピッド・ビルドの対象を拡張しました。プロジェクトに登録されたファイルがプロジェクト・フォルダ以下に限らず,ラピッド・ビルドの対象となります。


ビルド・ツールの変更点

・警告メッセージ制御オプション指定の拡張
 [ビルド時の警告メッセージ設定]ダイアログを追加しました(CA850のみ)。


解析機能の機能追加

・エディタ パネルとの連携機能追加
 解析グラフ パネルの[値の推移]タブから,エディタ パネルへのジャンプ機能を追加しました(トレース・データ解析方式指定時のみ)。
・解析グラフの保存データの拡張
 解析グラフ パネルの[値の推移]タブの内容を保存機能で,グラフ上の値の変化した際の場所 (ファイル名,行数)も保存するようにしました(トレース・データ解析方式指定時のみ)。
・関数一覧/変数一覧 パネルの表示拡張
 関数一覧/変数一覧 パネルの関数名,変数名欄にアイコンを表示するようにしました。


V1.20からV1.21への変更点

制限事項の解除(デバッグ・ツール)

以下の制限事項を解除しました。

No.19  オペランドがword[BC]等の命令(mov, movw)実行時の制限事項
【対 象】MINICUBE2,シミュレータ,78K0R 【内 容】
アセンブラ命令で"word[bc]"など,汎用レジスタ+オフセットをアクセス先アドレス指定のオペランドとして持つ命令注で,かつアクセス先アドレス指定のオペランドが10000Hを超える場合,命令の実行結果が不正になります。
・MINICUBE2 :ステップ実行時のみ問題が発生します。
・シミュレータ :プログラム実行時,ステップ実行時ともに問題が発生します。

注:命令のオペランドとして[HL+byte],[DE+byte],[SP+byte],word[B],word[C],word[BC],[HL+B],[HL+C]を含む命令。ただし、ES:[HL+byte],ES:[DE+byte],ES:word[B],ES:word[C],ES:word[BC],ES:[HL+B],ES:[HL+C]を含む命令は除きます。
No.20  ブレーク時の周辺エミュレーション停止における制限事項
【対 象】IECUBE,MINICUBE2,78K0R 【内 容】
デバッグ・ツールのプロパティ[デバッグ・ツール設定]タブにおける[ブレーク]項目にある 周辺エミュレーションを停止する設定が下記のように逆になります。
・[停止時にタイマ系周辺エミュレーションを停止する]で「はい」を選択した場合,[停止時にシリアル系周辺エミュレーションを停止する]が「はい」に設定されます。
・[停止時にシリアル系周辺エミュレーションを停止する]で「はい」を選択した場合,[停止時にタイマ系周辺エミュレーションを停止する]が「はい」に設定されます。


V1.15からV1.20への変更点

制限事項の解除(デバッグ・ツール)

No.1 MINICUBE2の通信方式設定に関する制限事項
【対 象】MINICUBE2,V850 【内 容】
デバッグ・ツールのプロパティ[接続用設定]タブにおける[MINICUBE2とターゲット・ボードとの接続]で選択する数値は、下表を参照して選択してください。
対象デバイス 設定値
V850ES/Kx1+,V850ES/Kx2
UART0:0,CSI0:1
V850ES/Jx2,V850ES/Jx3,V850ES/Jx3-L
UARTA0:0,CSIB0:1,CSIB3:2
V850ES/Hx2,V850ES/IE2,V850E/MA3,V850E/IA3,V850E/IA4,V850E/Ix3
UARTA0:0,CSIB0:1
V850ES/Jx3-H,V850ES/Jx3-U
UARTC0:0,CSIF0:1,CSIF3:2
V850ES/Hx3
UARTD0:0,CSIB0:1
No.2  ポインタ変数のウォッチ表示に関する制限事項
【対 象】全デバッグ・ツール、78K0R 【内 容】
最適化をかけている場合、ポインタ変数のウォッチ表示が不正な表示になることがあります。
No.14  DMM機能に関する制限事項
【対 象】MINICUBE2,78K0 【内 容】
デバッグ・ツールのプロパティ[デバッグ・ツール設定]タブにおける[実行中のメモリ・アクセス]の[実行を一瞬停止してアクセスする]と[リアルタイム表示更新を自動設定する]を共に「はい」を選択しても、プログラム実行中にWatchパネルやMemoryパネルに値を書き込んでも変化しません。
No.15  ポイントトレースに関する制限事項
【対 象】IECUBE、シミュレータ、全デバイス 【内 容】
変数のポイント・トレースを3個以上設定した場合、次回プロジェクト読み込み時、またはロード・モジュールのダウンロード時にエラーが発生し、ポイント・トレースの設定が削除されることがあります。


CubeSuite全体の機能追加

・対応デバイスの追加
 V850E2Mコアを搭載したマイコンに対応しました。
・コンパイラの追加
 V850E2Mコアを搭載したマイコンを対象とするCXコンパイラを追加しました。
・シミュレータの追加
 V850E2Mコアを搭載したマイコンを対象とするシミュレータ(命令版)を追加しました。
・解析機能の追加
 プログラムを解析し、下記の情報を表示する解析ツールを追加しました。
 関数一覧パネルで、プログラム中の関数情報(関数名/ファイル名/属性など)を表示します。
 変数一覧パネルで、プログラム中の変数情報(変数名/属性/型など)を表示します。
 解析グラフパネルで、登録した変数/レジスタ等の値と時間の関係を折れ線グラフで表示します。
 解析グラフパネルで、関数の実行時間の割合を円グラフで表示します。
・プロジェクト作成処理の機能拡張
 使用するマイクロコントローラとプロジェクトの種類の指定を分けました。
 また、CA850コンパイラを使用したプロジェクトから、CXコンパイラを使用するプロジェクトへの変換機能も追加しました。
・ファイル設定項目の追加
 エディタ パネルで編集中のファイルのエンコードと改行コードの設定機能を追加しました。
・MINICUBE2無線オプション対応
 MINICUBE2無線オプションに対応しました。


設計ツールの変更点

・パッケージの選択に対応
 端子配置図として表示するマイクロコントローラの形状を選択できるようになりました。
 同時に、「パッケージ情報」カテゴリを端子配置図のプロパティから端子配置のプロパティに移動しました。
・端子配置パネルの使用/未使用選択機能の追加
 端子配置のプロパティに[端子配置パネルの使用設定]カテゴリを追加しました。
・端子配置図の保存できる画像形式を拡張
 端子配置図をBMP形式、JPEG形式、PNG形式、EMF形式で保存できるようになりました。
・クイック検索機能への対応
 端子配置図および端子配置表のクイック検索機能が利用できるようになりました。
・列の順番をデフォルトに戻す機能の追加
 端子配置表で列の表示順番をデフォルト順に戻す機能を追加しました。
・BGAパッケージのマイクロコントローラに対応
 BGAパッケージのマイクロコントローラを選択した場合でも、端子配置表を   利用できるようになりました。


ビルド・ツールの変更点

・CA850のプロパティ追加
 以下の3つのCA850のプロパティを追加しました。
 [インクルード・ファイルが存在しないソースの扱い]プロパティ
 [システム・インクルード・パス]プロパティ
 [標準のスタートアップを使用する]プロパティ


デバッグ・ツールの機能追加

・ブレークせずに実行する操作を追加
 ブレークせずに実行する操作を追加しました。ブレーク・ポイントの設定を解除しなくても、ブレークせずに実行することができます。
・カバレッジ機能を追加
 カバレッジ機能を追加しました。関数一覧パネルでコード・カバレッジを表示します。
・データ・フラッシュ用HEXのダウンロードに対応
 データ・フラッシュ用にIDタグが付加されたHEXのダウンロードに対応しました。


書き込みツールの変更点

・PG-FP5用パラメータ・ファイル(*.pr5)読み込み機能追加
 PG-FP5用パラメータ・ファイル(*.pr5)の読み込み機能を追加しました。


V1.14からV1.15への変更点

制限事項の解除(デバッグ・ツール)

以下の制限事項を解除しました。

No.13  ワイド・ボルテージ・モードに関する制限事項
【対 象】MINICUBE2,78K0R 【内 容】
デバッグ・ツールのプロパティ[接続用設定]タブにおける[フラッシュ]の[ワイド・ボルテージ・モードを使用する]で「はい」を選択してもワイド・ボルテージ・モードが設定されません。フル・スピード・モードが設定されます。


V1.13からV1.14への変更点

78K0R設計編およびV850設計編を改版いたしました。それに伴い、ヘルプ・ファイルの更新も行っています。


V1.12からV1.13への変更点

制限事項の解除(書き込みツール)

以下の制限事項を解除しました。

No.1  特定のヘキサ・ファイルを読み込むとCubeSuiteが強制終了してしまう制限
【対 象】QB-Programmer,全デバイス 【内 容】
下記条件を満たすヘキサ・ファイルを,QB-Programmerのプロパティで読み込むと,CubeSuiteが強制終了してしまいます。
【条件】
ヘキサ・ファイルのファイル・サイズに32バイトを加えた値が4096バイトの倍数になるヘキサ・ファイル
【補足】
QB-Programmerのプロパティで選択できるヘキサ・ファイルが1つのみの場合,QB-Programmerのプロパティを開くタイミングで読み込みます。ヘキサ・ファイルが複数選択できる場合,QB-Programmerのプロパティを開き,ファイル名を選択するタイミングで読み込みます。

設計ツールの変更点

・SOPタイプの描画に対応
 端子配置図において、SOPタイプのマイコンを描画できるようになりました。
・ホットトラック表示に対応
 端子配置表の列の見出しがホットトラック表示に対応しました。


V1.11からV1.12への変更点

制限事項の解除(デバッグ・ツール)

以下の制限事項を解除しました。

No.11  ブレークポイントの設定箇所に関する制限
【対 象】 シミュレータ,78K0R 【内 容】
①~③の条件を全て満たした上でプログラムを実行すると、スキップ条件の成立/不成立に関わらず設定したブレークポイントでブレークしてしまいます。
①条件付きスキップ命令(SKC,SKNC,SKZ,SKNZ,SKH,SKNZ)の次命令にブレークポイントを設定して
  いる
②①の条件付きスキップ命令にはブレークポイントが設定されていない
③ウォッチ・パネル、メモリ・パネル、逆アセンブル・パネル、ローカル変数パネル、コールスタック・パネルのいずれかを表示している
No.12  トレース・データの保存に関する制限
【対 象】 IECUBE, 全デバイス 【内 容】
デバッグ・ツールにIECUBEを使用するプロジェクトで、トレース・データの保存を実行すると、 PCが再起動される場合があります。また、Windowsのエラー画面(ブルースクリーン)になる場合があります。


制限事項の解除(ビルド・ツール)

以下のデバッグ・ツールの制限事項を解除しました。

No.1  -qcオプションがプロジェクト・ファイルに保存されない制限
【対 象】 CA78K0 【内 容】
ビルド・ツールCA78K0の[最適化] → <最適化を行う> → はい(詳細設定)を選択し、 「[最適化](詳細) → → いいえ」に変更をして、 再度プロジェクト・ファイルを読み込むと、「 → はい」に 戻ります。
No.2  個別オプションを指定したファイルのビルドの制限
【対 象】 全ツール 【内 容】
ビルド・ツールの[個別コンパイル・オプション] 、または[個別アセンブル・オプション] → <ビルド・ツールに指定した全体インクルード・パスも使用する> → はい を選択した場合、その個別オプションを指定したソースファイルはビルド処理にて必ずコンパイルされます。


PM+プロジェクト変換処理

CA850 用PM+プロジェクトからCubeSuiteプロジェクトへの変換処理を変更しました。CubeSuite V1.12 では、PM+プロジェクトにてProjectWindow に追加したオブジェクト・ファイル、ライブラリ・ファイルもCubeSuiteプロジェクトへの変換対象とします。


V1.10からV1.11への変更点

制限事項の解除(デバッグ・ツール)

以下の制限事項を解除しました。

No.10  メイン・パネルに関する制限事項
【対 象】 全デバッグ・ツール、全デバイス 【内 容】
メイン・パネルにソース・タブが存在する状態で以下に示す動作を行った場合、CubeSuiteがバッファとして使用するホスト・マシンのメモリを開放しません。結果として、メモリが不足することにより下図に示すようなエラーが発生し、CubeSuiteが正常に動作しなくなることがあります。
・プログラムの再ダウンロードをする。
・ソースの編集をする。
・ソースのスクロールをする。
・トレース・メモリ・サイズを変更する(シミュレータのみ)

エラー画面


制限事項の解除(リアルタイムOS連係)

以下の制限事項を解除しました。

No.1  システム・パフォーマンス・アナライザのオブジェクトID末尾に不正な文字列がつく制限事項
【対 象】 RX78K0R,RX850V4,RX850 Pro 【内 容】
システム・パフォーマンス・アナライザで, 表示されるオブジェクトID(タスクやセマフォなどのID)の末尾に不正な文字列が付加されます。

例:実行遷移ウインドウ上のタスクID表示
実行遷移ウインドウ上のタスクID表示


V1.00 からV1.10 の変更点

制限事項の解除

以下のデバッグ・ツールの制限事項を解除しました。

No.9  CPUレジスタの表示についての制限
【対 象】 全デバッグ・ツール、78K0 【内 容】
1, 制御レジスタのレジスタ・バンク選択フラグ(RBS0,RBS1)を切り替えても、CPUレジスタ パネルのカレント・レジスタ・バンクの表示が切り替え後のバンクの値を表示しません。常にバンク0を表示します。ウォッチ パネルに汎用レジスタを登録した場合も同様に、常にバンク0を表示します。

2, 制御レジスタのレジスタ・バンク選択フラグ(RBS0,RBS1)を切り替えた場合、切り替え後のバンクの汎用レジスタのHL表示が、不正になります。



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