7.5 ライブラリ関数

この節では,ライブラリ関数について説明します。

 

標準・数学ライブラリ使用時は,必ずヘッダ・ファイルをインクルードしてください。

-far_romオプション指定時は,ポインタのnear/far属性のインタフェースが合うように,ヘッダ・ファイル内で関数マクロ化してfar変数ポインタ用の関数を呼びます。

ポインタを引数に持つ場合,標準入出力関数のフォーマット指定,文字列操作関数のトークン分割についてはfarポインタ固定とします。それ以外はメモリ・モデル,および-far_romオプションに依存します。

スモール/ミディアム・モデル指定時にfarポインタを引数に渡す場合は,far変数ポインタ用の関数を呼びます。

倍精度指定時にfloat型で数学関数を使用したい場合は,関数名の末尾に“f”が付いたfloat型用の数学関数を呼びます。