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2.4.11 CubeSuiteのプロジェクトをCS+のプロジェクトに変換する

CubeSuiteのプロジェクトは,CS+の[プロジェクト]メニュー→[プロジェクトを開く...]でプロジェクト・ファイル(*.cspj)を選択することにより,CS+のプロジェクトに変換することができます。

(1)

変換設定の実施を選択

CubeSuiteのプロジェクト・ファイルを選択すると,以下のメッセージ ダイアログがオープンします。

図 2.29

メッセージ ダイアログ

 

[はい]ボタンをクリックすると,CubeSuiteのプロジェクト設定を変更せずに,CS+のプロジェクトに変換します。

使用するマイクロコントローラやプロジェクト名などを変更する場合は,[いいえ]ボタンをクリックします((2)に進んでください)。

(2)

変換設定対象プロジェクトを選択

プロジェクト変換設定 ダイアログがオープンします。

図 2.30

プロジェクト変換設定 ダイアログ

 

[プロジェクト]エリアに変換先プロジェクトの構成がツリー表示されますので,変換設定を行うプロジェクトを選択します。

(3)

変換先プロジェクトを設定

プロジェクトを選択すると,右側のエリアに変換先プロジェクトの設定項目が表示されます。

図 2.31

プロジェクト変換設定 ダイアログ(メイン・プロジェクトを選択した場合)

図 2.32

プロジェクト変換設定 ダイアログ(サブプロジェクトを選択した場合)

 

変換先プロジェクトで使用するマイクロコントローラ,およびプロジェクトの種類,名前,作成場所を設定した後,[OK]ボタンをクリックします。

備考 1.

CubeSuiteのプロジェクトにサブプロジェクトが存在しない場合,サブプロジェクトは表示されません。

備考 2.

[変換直後のプロジェクト構成ファイルをまとめてバックアップする]をチェックすると,変換直後のプロジェクトのソース・ファイル,およびプロジェクト一式をパックして保存することができます。

備考 3.

各設定項目についての詳細は,「プロジェクト変換設定 ダイアログ」を参照してください。

注意

作成場所にネットワークパス名は使用できません。ドライブ名に割り当てて使用してください。

(4)

CS+のプロジェクトに変換

CubeSuiteのプロジェクトがCS+のプロジェクトに変換されます。

 

なお,CubeSuiteのプロジェクトは,以下の規則でCS+のプロジェクトに変換されます。

-

CubeSuiteのプロジェクトは,元のプロジェクトと同名のプロジェクトに変換されます。変換後のプロジェクト・ファイル名は,“プロジェクト名.mtpj”となります。

備考 1.

変換後のプロジェクト・ファイルは,CubeSuiteのプロジェクト・ファイルが置かれていたフォルダに作成されます。すでに同名のプロジェクト・ファイルが存在する場合は,ファイル名に“_数字_”(数字:1,2,…)が付加されます。

備考 2.

ビルド・ツールが異なる場合には,ビルド・モード,ビルド・オプションは変換対象にはなりません。