Everything
 

[アセンブル・オプション]タブ


本タブでは,アセンブル・フェーズに対して,次に示すカテゴリごとに詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

 

(1) [ソース]

(2) [オブジェクト]

(3) [リスト]

(4) [最適化]

(5) [その他]

[各カテゴリの説明]

(1)

[ソース]

ソースに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

追加のインクルード・パス

インクルード・ファイルの存在するパス名を指定します。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

なお,パスはプロジェクト・フォルダを基点とします。

アセンブラのオプション-includeに相当します。

指定したインクルード・パスはサブプロパティとして表示します。

デフォルト

追加のインクルード・パス[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,パス編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

247文字までの文字列

65536個まで指定可能です。

システム・インクルード・パス

アセンブル時にシステムが設定するインクルード・パスの指定順を変更します。

アセンブラのオプション-includeに相当します。

デフォルト

システム・インクルード・パス[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,システム・インクルード・パス順設定 ダイアログによる編集

指定可能値

変更不可(インクルード・パスの設定順の変更のみ可能)

マクロ定義

定義したいマクロ名を指定します。

マクロ名=文字列」の形式で1 行に1 つずつ指定します。

アセンブラのオプション-defineに相当します。

指定したマクロはサブプロパティとして表示します。

デフォルト

マクロ定義[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

32767文字までの文字列

65536個まで指定可能です。

入力プログラムの文字コード

入力プログラムの文字コードを選択します。

アセンブラのオプション-euc,-sjis,-latin1,-big5,-gb2312 に相当します。

なお,[繁体中国語 (-big5)],および[簡体中国語 (-gb2312)]は,CC-RX V2.00.00以上をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.00.00以上を選択した場合に表示します。

また,[UTF-8 コード(-utf8)]は,CC-RX V2.04.00以上をインストールした環境において,[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.04.00以上を選択した場合に表示します。

デフォルト

SJIS コード (-sjis)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

EUC コード (-euc)

文字列,文字定数,およびコメント内の文字をEUC で扱います。

SJIS コード (-sjis)

文字列,文字定数,およびコメント内の文字をSJIS で扱います。

ISO-Latin1 コード (-latin1)

文字列,文字定数,およびコメント内の文字をISO-Latin1 で扱います。

UTF-8 コード(-utf8)

文字列,文字定数,およびコメント内の文字をUTF-8で扱います。

繁体中国語 (-big5)

文字列,文字定数,およびコメント内の文字を繁体中国語で扱います。

簡体中国語 (-gb2312)

文字列,文字定数,およびコメント内の文字を簡体中国語で扱います。

(2)

[オブジェクト]

オブジェクトに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

出力フォルダ

出力フォルダを指定します。

次のプレースホルダに対応しています。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

空欄の場合は,プロジェクト・フォルダを指定したものとみなします。

アセンブラのオプション-outputに相当します。

なお,本プロパティは,CC-RX V2.00.00未満をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.00.00未満を選択した場合に表示します。

デフォルト

%BuildModeName%

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,フォルダの参照 ダイアログによる編集

指定可能値

247文字までの文字列

デバッグ情報を出力する

デバッグ情報をオブジェクト・モジュール・ファイルに出力するかどうかを選択します。

アセンブラのオプション-debug,-nodebugに相当します。

なお,本プロパティは,[共通オプション]タブ[ビルド方法]カテゴリの[一括ビルドを行う]プロパティで[いいえ]を選択した場合に表示します。

デフォルト

はい (-debug)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-debug)

デバッグ情報をオブジェクト・モジュール・ファイルに出力します。

いいえ (-nodebug)

デバッグ情報をオブジェクト・モジュール・ファイルに出力しません。

.OFFSETで作られる空き領域へのデータ出力を抑止する

.OFFSETで作られる空き領域へのデータ出力を抑止するかどうかを選択します。

アセンブラのオプション-create_unfilled_areaに相当します。

なお,本プロパティは,CC-RX V2.03.00以上をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.03.00以上を選択した場合に表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-create_unfilled_area)

.OFFSETで作られる空き領域へのデータ出力を抑止します。

いいえ

.OFFSETで作られる空き領域へのデータ出力を抑止しません。

(3)

[リスト]

リストに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

なお,本カテゴリは,[共通オプション]タブ[ビルド方法]カテゴリの[一括ビルドを行う]プロパティで[いいえ]を選択した場合に表示します。

アセンブル・リスト・ファイルを出力する

アセンブル・リスト・ファイルを出力するかどうかを選択します。

アセンブラのオプション-listfile,-nolistfileに相当します。

デフォルト

いいえ (-nolistfile)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-listfile)

アセンブル・リスト・ファイルを出力します。

いいえ (-nolistfile)

アセンブル・リスト・ファイルを出力しません。

条件アセンブルで偽の行を出力する

アセンブル・リスト・ファイルの内容の設定を行います。

条件アセンブルで偽の行を出力するかどうかを選択します。

アセンブラのオプション-showに相当します。

なお,本プロパティは,[アセンブル・リスト・ファイルを出力する]プロパティで[はい (-listfile)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-show=conditionals)

条件アセンブルで条件が偽となった行を出力します。

いいえ

条件アセンブルで条件が偽となった行を出力しません。

.DEFINE 置換前の情報を出力する

アセンブル・リスト・ファイルの内容の設定を行います。

.DEFINE置換前の情報を出力するかどうかを選択します。

アセンブラのオプション-showに相当します。

なお,本プロパティは,[アセンブル・リスト・ファイルを出力する]プロパティで[はい (-listfile)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-show=definitions)

.DEFINE置換前の情報を出力します。

いいえ

.DEFINE置換前の情報を出力しません。

アセンブラ・マクロ記述展開行を出力する

アセンブル・リスト・ファイルの内容の設定を行います。

アセンブラ・マクロ記述展開行を出力するかどうかを選択します。

アセンブラのオプション-showに相当します。

なお,本プロパティは,[アセンブル・リスト・ファイルを出力する]プロパティで[はい (-listfile)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-show=expansions)

アセンブラ・マクロ記述展開行を出力します。

いいえ

アセンブラ・マクロ記述展開行を出力しません。

(4)

[最適化]

最適化に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

なお,本カテゴリは,[共通オプション]タブ[ビルド方法]カテゴリの[一括ビルドを行う]プロパティで[いいえ]を選択した場合に表示します。

モジュール間最適化用付加情報を出力する

モジュール間最適化用付加情報を出力するかどうかを選択します。

本オプションを指定したファイルは,リンク時にモジュール間最適化の対象になります。

アセンブラのオプション-goptimizeに相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-goptimize)

モジュール間最適化用付加情報を出力します。

いいえ

モジュール間最適化用付加情報を出力しません。

(5)

[その他]

アセンブルに関するその他の詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

特権命令をチェックする

特権命令をチェックするかどうかを選択します。

アセンブラのオプション-chkpmに相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-chkpm)

特権命令をチェックします。

いいえ

特権命令をチェックしません。

単精度浮動小数点処理命令をチェックする

単精度浮動小数点処理命令をチェックするかどうかを選択します。

アセンブラのオプション-chkfpuに相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-chkfpu)

単精度浮動小数点処理命令をチェックします。

いいえ

単精度浮動小数点処理命令をチェックしません。

倍精度浮動小数点処理命令をチェックする

倍精度浮動小数点処理命令をチェックするかどうかを選択します。

アセンブラのオプション-chkdpfpuに相当します。

なお,本プロパティは,CC-RX V3.01.00以上をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV3.01.00以上を選択した場合に表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-chkdpfpu)

倍精度浮動小数点処理命令をチェックします。

いいえ

倍精度浮動小数点処理命令をチェックしません。

DSP 機能命令をチェックする

DSP機能命令をチェックするかどうかを選択します。

アセンブラのオプション-chkdspに相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-chkdsp)

DSP機能命令をチェックします。

いいえ

DSP機能命令をチェックしません。

コピーライトを出力する

コピーライトを出力するかどうかを選択します。

アセンブラのオプション-logo,-nologoに相当します。

デフォルト

いいえ(-nologo)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-logo)

コピーライトを出力します。

いいえ(-nologo)

コピーライトの出力を抑止します。

アセンブル前に実行するコマンド

アセンブル処理前に実行するコマンドを指定します。

バッチファイルを指定する場合は,call命令を使用してください(例:call a.bat)。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%AssembledFile% : アセンブル時の出力ファイルの絶対パスに置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%InputFile% : アセンブル対象ファイルの絶対パスに置換します(ただし,一括ビルドの場合は置換しません)。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%OutputDir% : 出力フォルダの絶対パスに置換します。

%OutputFile% : 出力ファイルの絶対パスに置換します。

%Program% : 実行中のプログラム・ファイル名の絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

先頭行に“#!python”と記述すると,2行目から最終行までの内容をPythonコンソールのスクリプトと判断し,アセンブル処理前にPythonコンソールで実行します。

なお,スクリプト中にはプレースホルダの記述も可能です。

指定したコマンドはサブプロパティとして表示します。

デフォルト

アセンブル前に実行するコマンド[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

1023文字までの文字列

64個まで指定可能です。

アセンブル後に実行するコマンド

アセンブル処理後に実行するコマンドを指定します。

バッチファイルを指定する場合は,call命令を使用してください(例:call a.bat)。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%AssembledFile% : アセンブル時の出力ファイルの絶対パスに置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%InputFile% : アセンブル対象ファイルの絶対パスに置換します(ただし,一括ビルドの場合は置換しません)。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%OutputDir% : 出力フォルダの絶対パスに置換します。

%OutputFile% : 出力ファイルの絶対パスに置換します。

%Program% : 実行中のプログラム・ファイル名の絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

先頭行に“#!python”と記述すると,2行目から最終行までの内容をPythonコンソールのスクリプトと判断し,アセンブル処理後にPythonコンソールで実行します。

なお,スクリプト中にはプレースホルダの記述も可能です。

指定したコマンドはサブプロパティとして表示します。

デフォルト

アセンブル後に実行するコマンド[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

1023文字までの文字列

64個まで指定可能です。

その他の追加オプション

その他に追加するアセンブラのオプションを入力します。

なお,ここで設定したオプションは,アセンブラのオプション群の最後に付加されます。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

注意

[共通オプション]タブ[ビルド方法]カテゴリの[一括ビルドを行う]プロパティで[はい]が選択されている場合,本プロパティにはオプションを1個のみ指定できます。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,文字列入力 ダイアログによる編集

指定可能値

259文字までの文字列

コマンド・ライン

指定されているオプションを表示します。

デフォルト

コマンド・ライン[定義数]

変更方法

変更不可