Everything
 

[コンパイル・オプション]タブ


本タブでは,コンパイル・フェーズに対して,次に示すカテゴリごとに詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

 

(1) [ソース]

(2) [オブジェクト]

(3) [品質向上関連]

(4) [リスト]

(5) [最適化]

(6) [出力ファイル]

(7) [MISRA C ルール検査]

(8) [その他]

[各カテゴリの説明]

(1)

[ソース]

ソースに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

Cソース・ファイルの言語

Cソース・ファイルの言語を選択します。

コンパイラのオプション-langに相当します。

デフォルト

C(C89) (-lang=c)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

C(C89) (-lang=c)

C(C89)言語ソースファイルとしてコンパイルします。

C99 (-lang=c99)

C(C99)言語ソースファイルとしてコンパイルします。

C++ソース・ファイルの言語

C++ソース・ファイルの言語を選択します。

コンパイラのオプション-langに相当します。

デフォルト

C++ (-lang=cpp)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

C++ (-lang=cpp)

C++言語ソースファイルとしてコンパイルします。

EC++ (-lang=ecpp)

EC++言語ソースファイルとしてコンパイルします。

追加のインクルード・パス

インクルード・ファイルの存在するパス名を指定します。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

なお,パスはプロジェクト・フォルダを基点とします。

コンパイラのオプション-includeに相当します。

指定したインクルード・パスはサブプロパティとして表示します。

デフォルト

追加のインクルード・パス[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,パス編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

247文字までの文字列

65536個まで指定可能です。

システム・インクルード・パス

コンパイル時にシステムが設定するインクルード・パスの指定順を変更します。

コンパイラのオプション-includeに相当します。

デフォルト

システム・インクルード・パス[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,システム・インクルード・パス順設定 ダイアログによる編集

指定可能値

変更不可(インクルード・パスの設定順の変更のみ可能)

コンパイル単位の先頭にインクルードするファイル

コンパイル単位の先頭にインクルードするファイルを指定します。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

なお,パスはプロジェクト・フォルダを基点とします。

コンパイラのオプション-preincludeに相当します。

デフォルト

コンパイル単位の先頭にインクルードするファイル[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

259文字までの文字列

65536個まで指定可能です。

マクロ定義

定義したいマクロ名を指定します。

マクロ名=文字列」の形式で1 行に1 つずつ指定します。

「=文字列」の部分は省略可能で,省略した場合,そのマクロ名が定義されたものと仮定します。

コンパイラのオプション-defineに相当します。

指定したマクロはサブプロパティとして表示します。

デフォルト

マクロ定義[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

32767文字までの文字列

65536個まで指定可能です。

無効化するプリデファインド・マクロ

無効化するプリデファインド・マクロを指定します。

複数指定する場合は,マクロ名をカンマで区切って指定します(例:__DBL4,__SCHAR)。

コンパイラのオプション-undefineに相当します。

デフォルト

空欄

変更方法

[...]ボタンをクリックし,無効化するマクロの指定 ダイアログによる編集

指定可能値

32767文字までの文字列

インフォメーションレベル・メッセージ出力を有効にする

インフォメーションレベル・メッセージ出力を有効にするかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-message,および-nomessageに相当します。

デフォルト

いいえ(-nomessage)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-message)

インフォメーション・レベル・メッセージを有効にします。

いいえ(-nomessage)

インフォメーション・レベル・メッセージを無効にします。

抑止するインフォメーションレベル・メッセージ番号

抑止するインフォメーション・レベル・メッセージ番号を指定します。

複数指定する場合は,メッセージ番号をカンマで区切って指定します(例:23043,23042)。

また,ハイフンを使用して,区間設定を行うこともできます(例:23044-23045,23046-23048)。

コンパイラのオプション-nomessageに相当します。

なお,本プロパティは,[インフォメーション・レベル・メッセージを抑止する]プロパティで[いいえ(-nomessage)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,文字列入力 ダイアログによる編集

指定可能値

32767文字までの文字列

表示させないメッセージ

表示させないインフォメーション,ウォーニングレベルのメッセージの番号を指定します。

複数指定する場合は,メッセージ番号をカンマで区切って指定します(例:23043,23042)。

また,ハイフンを使用して,区間設定を行うこともできます(例:23044-23045,23046-23048)。

コンパイラのオプション-no_warningに相当します。

なお,本プロパティは,CC-RX V2.08.00以上をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.08.00以上を選択した場合に表示します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,文字列入力 ダイアログによる編集

指定可能値

32767文字までの文字列

ウォーニング・メッセージをインフォメーションレベルに変更する

ウォーニング・メッセージをインフォメーションレベルに変更するかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-change_messageに相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (すべて) (-change_message=information)

すべてのウォーニング・メッセージをインフォメーションレベルに変更します。

はい (エラー番号指定) (-change_message=information=<エラー番号>)

ウォーニングレベルの指定エラー番号のみインフォメーションレベルに変更します。

いいえ

ウォーニング・メッセージをインフォメーションレベルに変更しません。

ウォーニングレベルのエラー番号

ウォーニングレベルのエラー番号を指定します。

複数指定する場合は,メッセージ番号をカンマで区切って指定します(例:23043,23042)。

また,ハイフンを使用して,区間設定を行うこともできます(例:23044-23045,23046-23048)。

コンパイラのオプション-change_messageに相当します。

なお,本プロパティは,[ウォーニング・メッセージをインフォメーションレベルに変更する]プロパティで[はい (エラー番号指定) (-change_message=information=<エラー番号>)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,文字列入力 ダイアログによる編集

指定可能値

32767文字までの文字列

インフォメーション・メッセージをウォーニングレベルに変更する

インフォメーション・メッセージをウォーニングレベルに変更するかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-change_messageに相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (すべて) (-change_message=warning)

すべてのインフォメーション・メッセージをウォーニングレベルに変更します。

はい (エラー番号指定) (-change_message=warning=<エラー番号>)

インフォメーションレベルの指定エラー番号のみウォーニングレベルに変更します。

いいえ

インフォメーション・メッセージをウォーニングレベルに変更しません。

インフォメーションレベルのエラー番号

インフォメーションレベルのエラー番号を指定します。

複数指定する場合は,メッセージ番号をカンマで区切って指定します(例:23043,23042)。

また,ハイフンを使用して,区間設定を行うこともできます(例:23044-23045,23046-23048)。

コンパイラのオプション-change_messageに相当します。

なお,本プロパティは,[インフォメーション・メッセージをウォーニングレベルに変更する]プロパティで[はい (エラー番号指定) (-change_message=warning=<エラー番号>)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,文字列入力 ダイアログによる編集

指定可能値

32767文字までの文字列

インフォメーション、ウォーニング・メッセージをエラーレベルに変更する

インフォメーション,ウォーニング・メッセージをエラーレベルに変更するかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-change_messageに相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (すべて) (-change_message=error))

すべてのインフォメーション,ウォーニング・メッセージをエラーレベルに変更します。

はい (エラー番号指定) (-change_message=error=<エラー番号>)

インフォメーション,ウォーニングレベルの指定エラー番号のみエラーレベルに変更します。

いいえ

インフォメーション,ウォーニング・メッセージをエラーレベルに変更しません。

インフォメーション、ウォーニングレベルのエラー番号

インフォメーション,ウォーニングレベルのエラー番号を指定します。

複数指定する場合は,メッセージ番号をカンマで区切って指定します(例:23043,23042)。

また,ハイフンを使用して,区間設定を行うこともできます(例:23044-23045,23046-23048)。

コンパイラのオプション-change_messageに相当します。

なお,本プロパティは,[インフォメーション、ウォーニング・メッセージをエラーレベルに変更する]プロパティで[はい (エラー番号指定) (-change_message=error=<エラー番号>)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,文字列入力 ダイアログによる編集

指定可能値

32767文字までの文字列

ファイル間インライン展開ファイル取り込み先フォルダ

ファイル間インライン展開ファイル取り込み先フォルダを指定します。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

なお,パスはプロジェクト・フォルダを基点とします。

コンパイラのオプション-file_inline_pathに相当します。

指定したインクルード・パスはサブプロパティとして表示します。

なお,本プロパティは,CC-RX V2.00.00未満をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.00.00未満を選択した場合に表示します。

デフォルト

ファイル間インライン展開ファイル取り込み先フォルダ[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,パス編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

247文字までの文字列

65536個まで指定可能です。

コメント(/* */)のネストを許す

コメント(/* */)のネストを許すかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-commentに相当します。

デフォルト

いいえ (-comment=nonest)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-comment=nest)

コメント(/* */)のネストを許します。

いいえ (-comment=nonest)

コメント(/* */)のネストを許しません。

既存プログラムとの互換性をチェックする

既存プログラムとの互換性をチェックするかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-checkに相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (NC コンパイラ) (-check=nc)

R8C,M16C ファミリ用C コンパイラとの互換性をチェックします。

はい (H8 コンパイラ) (-check=ch38)

H8,H8S,H8SX ファミリ用C/C++コンパイラとの互換性をチェックします。

はい (SH コンパイラ) (-check=sh)

SuperH ファミリ用C/C++コンパイラとの互換性をチェックします。

いいえ

既存プログラムとの互換性をチェックしません。

入力プログラムの文字コード

入力プログラムの文字コードを選択します。

[繁体中国語(-big5)]と[簡体中国語(-gb2312)]に関しては,[オブジェクト]カテゴリの[出力アセンブリ言語ファイルの文字コード]プロパティの値と同期します。

コンパイラのオプション-euc,-sjis ,-latin1,-utf8,-big5,-gb2312に相当します。

なお,[繁体中国語 (-big5)],および[簡体中国語 (-gb2312)]は,CC-RX V2.00.00以上をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.00.00以上を選択した場合に表示します。

また,[UTF-8 コード(-utf8)]は,以下の場合は選択することができません。

-

CC-RX V2.04.00未満をインストールした環境において,[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.04.00未満を選択した場合

-

[Cソース・ファイルの言語]プロパティで[C(C89) (-lang=c)]を選択した場合

デフォルト

SJIS コード (-sjis)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

EUC コード (-euc)

文字列,文字定数,およびコメント内の文字をEUC で扱います。

SJIS コード (-sjis)

文字列,文字定数,およびコメント内の文字をSJIS で扱います。

ISO-Latin1 コード (-latin1)

文字列,文字定数,およびコメント内の文字をISO-Latin1 で扱います。

UTF-8 コード(-utf8)

文字列,文字定数,およびコメント内の文字をUTF-8で扱います。

繁体中国語 (-big5))

文字列,文字定数,およびコメント内の文字を繁体中国語で扱います。

簡体中国語 (-gb2312)

文字列,文字定数,およびコメント内の文字を簡体中国語で扱います。

(2)

[オブジェクト]

オブジェクトに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

出力ファイル形式

出力ファイル形式を選択します。

コンパイラのオプション-outputに相当します。

デフォルト

オブジェクト・モジュール・ファイル(-output=obj)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

オブジェクト・モジュール・ファイル(-output=obj)

オブジェクト・モジュール・ファイルを出力します。

プリプロセッサ展開後のソース・ファイル (-output=prep)

プリプロセッサ展開後のソースファイルを出力します。

プリプロセッサ展開後のソース・ファイル(#line 出力抑止) (-output=prep -noline)

プリプロセッサ展開時に#line 出力を抑止します。

出力フォルダ

出力フォルダを指定します。

次のプレースホルダに対応しています。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

空欄の場合は,プロジェクト・フォルダを指定したものとみなします。

コンパイラのオプション-outputに相当します。

なお,本プロパティは,CC-RX V2.00.00未満をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.00.00未満を選択した場合に表示します。

デフォルト

%BuildModeName%

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,フォルダの参照 ダイアログによる編集

指定可能値

247文字までの文字列

デバッグ情報を出力する

デバッグ情報をオブジェクト・モジュール・ファイルに出力するかどうかを選択します。コンパイラのオプション-debug,-nodebugに相当します。

デフォルト

はい (-debug)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-debug)

デバッグ情報をオブジェクト・モジュール・ファイルに出力します。

いいえ (-nodebug)

デバッグ情報をオブジェクト・モジュール・ファイルに出力しません。

最適化時のデバッグ情報強化を行う

最適化時のデバッグ情報強化を行うかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-g_lineに相当します。

なお,本プロパティは,以下の場合に表示します。

-

CC-RX V3.02.00以上をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV3.02.00以上を選択した場合

-

[デバッグ情報を出力する]プロパティで[はい (-debug)]を選択した場合

デフォルト

はい (-g_line)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-g_line)

最適化時のデバッグ情報強化を行います。

いいえ

最適化時のデバッグ情報強化を行いません。

プログラム領域のセクション名

プログラム領域のセクション名を指定します。

コンパイラのオプション-sectionに相当します。

デフォルト

P

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

32767文字までの文字列

定数領域のセクション名

定数領域のセクション名を指定します。

コンパイラのオプション-sectionに相当します。

デフォルト

C

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

32767文字までの文字列

初期化データ領域のセクション名

初期化データ領域のセクション名を指定します。

コンパイラのオプション-sectionに相当します。

デフォルト

D

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

32767文字までの文字列

未初期化データ領域のセクション名

未初期化データ領域のセクション名を指定します。

コンパイラのオプション-sectionに相当します。

デフォルト

B

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

32767文字までの文字列

リテラル領域のセクション名

リテラル領域のセクション名を指定します。

コンパイラのオプション-sectionに相当します。

デフォルト

L

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

32767文字までの文字列

switch 文分岐テーブル領域のセクション名

switch 文分岐テーブル領域のセクション名を指定します。

コンパイラのオプション-sectionに相当します。

デフォルト

W

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

32767文字までの文字列

初期値なし変数をアライメント4 のセクションに配置する

初期値なし変数をアライメント4 のセクションに配置するかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-nostuffに相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-nostuff=B)

初期値なし変数をアライメント4 のセクションに配置します。

いいえ

初期値なし変数をアライメント4 のセクションに配置しません。

初期値あり変数をアライメント4 のセクションに配置する

初期値あり変数をアライメント4 のセクションに配置するかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-nostuffに相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-nostuff=D)

初期値あり変数をアライメント4 のセクションに配置します。

いいえ

初期値あり変数をアライメント4 のセクションに配置しません。

const 修飾変数をアライメント4 のセクションに配置する

const 修飾変数をアライメント4 のセクションに配置するかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-nostuffに相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-nostuff=C)

const 修飾変数をアライメント4 のセクションに配置します。

いいえ

const 修飾変数をアライメント4 のセクションに配置しません。

switch 文分岐テーブルをアライメント4 のセクションに配置する

switch 文分岐テーブルをアライメント4 のセクションに配置するかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-nostuff に相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-nostuff=W)

switch 文分岐テーブルをアライメント4 のセクションに配置します。

いいえ

switch 文分岐テーブルをアライメント4 のセクションに配置しません。

分岐先の命令実行向け整合

分岐先の命令実行向け整合を選択します。

コンパイラのオプション-noinstalign ,-instalign4,-instalign8に相当します。

デフォルト

なし (-noinstalign)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

なし (-noinstalign)

分岐先を命令実行向け整合をしません。

4 バイト整合 (-instalign4)

分岐先を4 バイトで命令実行向け整合します。

4 バイト整合(各ループの先頭含む) (-instalign4=loop)

分岐先を4 バイトで命令実行向け整合します(各ループの先頭含む)。

4 バイト整合(各最内周ループの先頭含む) (-instalign4=inmostloop)

分岐先を4 バイトで命令実行向け整合します(各最内周ループの先頭含む)。

8 バイト整合 (-instalign8)

分岐先を8バイトで命令実行向け整合します。

8 バイト整合(各ループの先頭含む) (-instalign8=loop)

分岐先を8バイトで命令実行向け整合します(各ループの先頭含む)。

8 バイト整合(各最内周ループの先頭含む) (-instalign8=inmostloop)

分岐先を8 バイトで命令実行向け整合します(各最内周ループの先頭含む)。

ストリング操作命令の読み出し開始アドレスを調整する

ストリング操作命令の読み出し開始アドレスを調整するかどうかを選択します。

ストリング操作命令のデータ・プリフェッチで4バイト境界を跨ぐ読み出しを防止します。

コンパイラの-avoid_cross_boundary_prefetchオプションに相当します。

なお,本プロパティは,CC-RX V2.07.00以上をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.07.00以上を選択した場合に表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-avoid_cross_boundary_prefetch)

ストリング操作命令の読み出し開始アドレスを調整します。

いいえ

ストリング操作命令の読み出し開始アドレスを調整しません。

除算、剰余算をDIV,DIVU,FDIV 命令で生成する

除算,剰余算をDIV,DIVU,FDIV,DDIV命令で生成するかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-nouse_div_instに相当します。

デフォルト

はい

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい

除算,剰余算にDIV,DIVU,FDIV,DDIV 命令を使ったコードを生成します。

いいえ (-nouse_div_inst)

除算,剰余算にDIV,DIVU,FDIV,DDIV 命令を使わないコードを生成します。

消費電流測定用のNOP命令挿入を使用する

消費電流測定用のNOP命令挿入を使用するかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-insert_nop_with_labelに相当します。

なお,本プロパティは,CC-RX V2.08.00以上をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.08.00以上を選択した場合に表示します。

注意

[はい(-insert_nop_with_label)]選択時に[デバッグ情報を出力する]プロパティが[いいえ (-nodebug)]の場合,警告を出力して-debugオプションを自動的に付加します。警告を出力しないようにするには,[デバッグ情報を出力する]プロパティで[はい(-debug)]を選択してください。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-insert_nop_with_label)

消費電流測定用のNOP命令挿入を使用します。

いいえ

消費電流測定用のNOP命令挿入を使用しません。

消費電流測定用NOP命令挿入のパラメータ

消費電流測定用NOP命令挿入のパラメータを表示します。

NOPを出力する位置の設定はエディタ パネルで行います。

本プロパティには,コンテキスト・メニュー→[すべてデフォルトに戻す]は適用されません。

コンパイラのオプション-insert_nop_with_labelに相当します。

なお,本プロパティは,以下の場合のみ表示します。

-

CC-RX V2.08.00以上をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.08.00以上を選択した場合

-

[消費電流測定用のNOP命令挿入を使用する]プロパティで[はい(-insert_nop_with_label)]を選択した場合

デフォルト

消費電流測定用NOP命令挿入のパラメータ[定義数]

指定可能値

変更不可

出力アセンブリ言語ファイルの文字コード

出力アセンブリ言語ファイルの文字コードを選択します。

[繁体中国語(-outcode=big5)]と[簡体中国語(-outcode=gb2312)]に関しては,[ソース]カテゴリの[入力プログラムの文字コード]プロパティの値と同期します。

コンパイラのオプション-outcodeに相当します。

なお,[繁体中国語 (-big5)],および[簡体中国語 (-gb2312)]は,CC-RX V2.00.00以上をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.00.00以上を選択した場合に表示します。

また,[UTF-8 コード (-outcode=utf8)]は,以下の場合は選択することができません。

-

CC-RX V2.04.00未満をインストールした環境において,[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.04.00未満を選択した場合

-

[ソース]カテゴリの[Cソース・ファイルの言語]プロパティで[C(C89) (-lang=c)]を選択した場合

デフォルト

SJIS コード (-outcode=sjis)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

EUC コード (-outcode=euc)

文字列,文字定数内の文字をEUC で出力します。

SJIS コード (-outcode=sjis)

文字列,文字定数内の文字をSJIS で出力します。

UTF-8 コード (-outcode=utf8)

文字列,文字定数内の文字をUTF-8 で出力します。

繁体中国語 (-outcode=big5)

文字列,文字定数内の文字を繁体中国語で出力します。

簡体中国語 (-outcode=gn2312)

文字列,文字定数内の文字を簡体中国語で出力します。

(3)

[品質向上関連]

品質向上関連に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

スタック破壊検出を行う

スタック破壊検出を行うかどうかを選択します。

本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。

スタック破壊検出は,関数に入る前に有効なスタック領域の外に値を書き込み,関数から出る前に値が書き換えられていないかをチェックする機能です。検出時,ユーザ定義の__stack_chk_fail()関数を呼び出します。

[はい(-stack_protector)],[はい(すべて)(-stack_protector_all)]の違いについては,「CC-RX コンパイラ ユーザーズマニュアル」を参照してください。

コンパイラの-stack_protectorと-stack_protector_allオプションに相当します。

なお,本プロパティは,CC-RX V2.04.00以上をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.04.00以上を選択した場合に表示します。

デフォルト

いいえ(オプション指定なし)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-stack_protector)

スタック破壊検出を行います。

はい(すべて)(-stack_protector_all)

すべての関数に対して,スタック破壊検出を行います。

いいえ(オプション指定なし)

スタック破壊検出を行いません。

スタック破壊検出用の埋め込み値

スタック破壊検出用の埋め込み値を指定します。

本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。

コンパイラの-stack_protectorと-stack_protector_allオプションに相当します。

なお,本プロパティは,以下の場合に表示します。

-

CC-RX V2.04.00以上をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.04.00以上を選択した場合

-

[スタック破壊検出を行う]プロパティで[いいえ(オプション指定なし)]以外を選択した場合

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

0~4294967295(10進数)

不正な間接関数呼び出しを検出する

不正な間接関数呼び出しを検出するコードを出力するかどうかを選択します。

間接関数呼び出しの分岐先アドレスをチェックする機能です。

問題の検出時,ユーザ定義の__control_flow_chk_fail()関数を呼び出します。

本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。

コンパイラの-control_flow_integrityオプションに相当します。

なお,本プロパティは,CC-RX V2.08.00以上をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.08.00以上を選択した場合に表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-control_flow_integrity)

不正な間接関数呼び出しを検出するコードを出力します。

いいえ

不正な間接関数呼び出しを検出するコードを出力しません。

(4)

[リスト]

リストに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

ソース・リスト・ファイルを出力する

ソース・リスト・ファイルを出力するかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-listfile,-nolistfile に相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-listfile)

ソース・リスト・ファイルを出力します。

いいえ (-nolistfile)

ソース・リスト・ファイルを出力しません。

C/C++ソースを出力する

ソース・リスト・ファイルの内容の設定を行います。

C/C++ソースを出力するかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-showに相当します。

なお,本プロパティは,[ソース・リスト・ファイルを出力する]プロパティで[はい (-listfile]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-show=source)

C/C++ソースを出力します。

いいえ

C/C++ソースを出力しません。

条件アセンブルで偽の行を出力する

ソース・リスト・ファイルの内容の設定を行います。

条件アセンブルで偽の行を出力するかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-showに相当します。

なお,本プロパティは,[ソース・リスト・ファイルを出力する]プロパティで[はい (-listfile]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-show=conditionals)

条件アセンブルで偽の行を出力します。

いいえ

条件アセンブルで偽の行を出力しません。

.DEFINE 置換前の情報を出力する

ソース・リスト・ファイルの内容の設定を行います。

.DEFINE 置換前の情報を出力するかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-showに相当します。

なお,本プロパティは,[ソース・リスト・ファイルを出力する]プロパティで[はい (-listfile]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-show=definitions)

.DEFINE 置換前の情報を出力します。

いいえ

.DEFINE 置換前の情報を出力しません。

アセンブラ・マクロ記述展開行を出力する

ソース・リスト・ファイルの内容の設定を行います。

アセンブラ・マクロ記述展開行を出力するかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-showに相当します。

なお,本プロパティは,[ソース・リスト・ファイルを出力する]プロパティで[はい (-listfile]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-show=expansions)

アセンブラ・マクロ記述展開行を出力します。

いいえ

アセンブラ・マクロ記述展開行を出力しません。

(5)

[最適化]

最適化に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

最適化レベル

最適化レベルを選択します。

コンパイラのオプション-optimize に相当します。

デフォルト

2 (-optimize=2)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

0 (-optimize=0)

最適化を実施しません。

1 (-optimize=1)

自動変数のレジスタ割り付け,関数出口ブロックの統合,統合可能な複数命令の統合など,一部最適化を実施します。

2 (-optimize=2)

全般的に最適化を実施します。

Max (-optimize=max)

実施可能な最適化を最大限に行います。

モジュール間最適化用付加情報を出力する

モジュール間最適化用付加情報を出力するかどうかを選択します。

本オプションを指定したファイルは,リンク時にモジュール間最適化の対象になります。

コンパイラのオプション-goptimizeに相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-goptimize)

モジュール間最適化用付加情報を出力します。

いいえ

モジュール間最適化用付加情報を出力しません。

最適化方法

最適化方法を選択します。

コンパイラのオプション-speed ,-sizeに相当します。

デフォルト

コード・サイズ重視の最適化 (-size)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

実行性能重視の最適化 (-speed)

実行性能重視の最適化を実施します。

コード・サイズ重視の最適化 (-size)

コードサイズ重視の最適化を実施します。

ループ展開

ループ文(for, while, do-while)を展開するかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-loopに相当します。

デフォルト

最適化レベル,最適化方法オプションに依存する

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

最適化レベル,最適化方法オプションに依存する

最適化レベル,最適化方法オプションの指定に従います。

展開する (-loop=<数値>)

ループ文(for, while, do-while)を展開します。

最大展開数

最大で何倍の展開を行うかを指定します。

コンパイラのオプション-loopに相当します。

なお,本プロパティは,[ループ展開]プロパティで[展開する (-loop=<数値>)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

2(10進数)

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

1~32(10進数)

自動インライン展開を行う

自動インライン展開を行うかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-inline,-noinlineに相当します。

デフォルト

最適化レベル,最適化方法オプションに依存する

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

最適化レベル,最適化方法オプションに依存する

最適化レベル,最適化方法オプションの指定に従います。

はい (-inline=<数値>)

自動インライン展開を行います。

いいえ (-noinline)

自動インライン展開を行いません。

関数サイズの最大増加率

関数サイズの最大増加率を指定します。

たとえば,100 を指定した場合,関数サイズが100%増加するまで(2 倍まで)インライン展開を行います。

コンパイラのオプション-inlineに相当します。

なお,本プロパティは,[自動インライン展開を行う]プロパティで[はい (-inline=<数値>)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

100(10進数)

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

0~65535(10進数)

ファイル間インライン展開を行うファイル

ファイル間インライン展開を行うファイルを指定します。

inline オプション,または#pragma inline を指定した場合のみ有効となります。

次のプレースホルダに対応しています。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

コンパイラのオプション-file_inlineに相当します。

ファイル名はサブプロパティとして表示します。

なお,本プロパティは,以下の場合のみ表示します。

-

CC-RX V2.00.00未満をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.00.00未満を選択した場合

-

[オブジェクト]カテゴリの[出力ファイル形式]プロパティで[オブジェクト・モジュール・ファイル(-output=obj)]を選択した場合

デフォルト

ファイル間インライン展開を行うファイル[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,パス編集 ダイアログをオープン

→[参照]ボタンをクリックし,インライン展開ファイル追加 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

259文字までの文字列

65536個まで指定可能です。

switch 文のコード展開方式

switch 文のコード展開方式を選択します。

コンパイラのオプション-caseに相当します。

デフォルト

コンパイラが自動選択 (-case=auto)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

if_then 方式 (-case=ifthen)

switch 文をif_then 方式で展開します。

テーブル・ジャンプ方式 (-case=table)

switch 文をテーブル方式で展開します。

コンパイラが自動選択 (-case=auto)

if_then 方式,テーブル方式いずれかをコンパイラが自動的に選択します。

外部変数をvolatile 化する

すべての外部変数をvolatile 宣言したものとして扱うかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-volatile,-novolatileに相当します。

デフォルト

いいえ (-novolatile)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-volatile)

すべての外部変数をvolatile 宣言したものとして扱います。

いいえ (-novolatile)

volatile 修飾のない外部変数に対して最適化を行います。

const 宣言された外部変数の定数伝播を実施する

const 宣言された外部変数の定数伝播を実施するかどうかを選択します。

C++言語ソースファイルのconst 修飾型変数については,本オプションで制御することはできません(常に定数伝播されます)。

コンパイラのオプション-const_copy,-noconst_copyに相当します。

デフォルト

最適化レベルオプションに依存する

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

最適化レベルオプションに依存する

最適化レベルオプションに従います。

はい (-const_copy)

const 修飾型外部変数についても定数伝播を行います。

いいえ (-noconst_copy)

const 修飾型外部変数の定数伝播を抑止します。

整数型定数による除算および剰余算の変換方法

整数型定数による除算および剰余算の変換方法を選択します。

コンパイラのオプション-const_div,-noconst_divに相当します。

デフォルト

最適化方法オプションに依存する

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

最適化方法オプションに依存する

最適化方法オプションに従います。

乗算を用いた命令列に変換 (-const_div)

ソースファイル中の整数型定数による除算および剰余算を,乗算を用いた命令列に変換します。

除算を用いた命令列に変換 (-noconst_div)

ソースファイル中の整数型定数による除算および剰余算を,除算を用いた命令列に変換します。

RX命令に展開可能なライブラリ関数の実行方法

RX命令に展開可能なライブラリ関数の実行方法を選択します。

コンパイラのオプション-libraryに相当します。

デフォルト

RX命令に展開 (-library=intrinsic)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

関数呼び出し (-library=function)

ライブラリ関数を関数呼び出しします。

RX命令に展開 (-library=intrinsic)

abs()をABS命令に置き換えるなど,ライブラリ関数に対応する機能を持つRX命令に置き換えます。

最適化範囲を複数に分割してコンパイルする

サイズの大きい関数について,最適化範囲を複数に分割してコンパイルするかどうかを指定します。

コンパイラのオプション-scope,-noscopeに相当します。

デフォルト

最適化レベルオプションに依存する

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

最適化レベルオプションに依存する

最適化レベルオプションに従います。

はい (-scope)

コンパイルの前にサイズの大きい関数について,最適化範囲を複数に分割します。

いいえ (-noscope)

コンパイルの前に最適化範囲を分割しません。

パイプライン処理を考慮した命令並べ替えを行う

パイプライン処理を考慮した命令並べ替えを行うかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-schedule,-noscheduleに相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

最適化レベルオプションに依存する

最適化レベルオプションに従います。

はい (-schedule)

パイプライン処理を考慮した命令並べ替えを行います。

いいえ (-noschedule)

命令並べ替えを行いません。

外部変数アクセス最適化を行う

外部変数アクセス最適化を行うかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-nomap,-smap,-mapに相当します。

ライブラリ・プロジェクトの場合,[はい(モジュール間で最適化)(-map)]は表示されません。

デフォルト

-

[最適化レベル]プロパティで,[Max (-optimize=max)]を選択した場合

はい (モジュール間で最適化) (-map)

-

上記以外の場合

いいえ (-nomap)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (モジュール内で最適化) (-smap)

コンパイル対象ファイル内で定義された外部変数もしくは静的変数についてベースアドレスを設定し,アクセスをベースアドレス相対で行うコードを生成します。

はい (モジュール間で最適化) (-map)

最適化リンケージエディタが生成する外部シンボル割り付け情報を元にベースアドレスを設定し,外部変数もしくは静的変数のアクセスをベースアドレス相対で行うコードを生成します。

いいえ (-nomap)

外部変数アクセス最適化を行いません。

大域最適化を行う

大域最適化(関数の統合など)を行うレベルを指定します。

[共通オプション]タブ[ビルド方法]カテゴリの[一括ビルドを行う]プロパティで[いいえ]を選択した場合は[はい(レベル1)(最適化を行う(-ip_optimize))],および[いいえ]のみ表示します。

コンパイラのオプション-whole_program,-merge_files,-ip_optimizeに相当します。

なお,本プロパティは,CC-RX V2.00.00以上をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.00.00以上を選択した場合に表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(レベル3)(入力ソースがプログラム全体として最適化する)(-whole_program)

ソース・ファイルがプログラム全体であることを仮定して,大域最適化を行います。

ただし,前提条件を満たさなかった場合の動作は保証しません。

前提条件の詳細については,「CC-RX コンパイラ ユーザーズマニュアル」を参照してください。

はい(レベル2)(複数ファイルをマージして最適化する)(-merge_files, -ip_optimize)

複数のCソース・ファイルをマージした上で,大域最適化を行います。

はい(レベル1)(最適化を行う)(-ip_optimize)

ソースファイル毎に,大域最適化を行います。

いいえ

大域最適化を行いません。

浮動小数点定数除算の乗算化を行う

浮動小数点定数除算を,定数の逆数の乗算に変換するかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-approxdivに相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-approxdiv)

浮動小数点定数除算を,定数の逆数の乗算に変換します。

いいえ

浮動小数点定数除算を,定数の逆数の乗算に変換しません。

register記憶クラスを指定した変数を優先的にレジスタ割り付ける

register 記憶クラスを指定した変数を優先的にレジスタ割り付けるかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-enable_registerに相当します。

なお,本プロパティは,以下の場合のみ表示します。

-

CC-RX V2.00.00未満をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.00.00未満を選択した場合

-

[オブジェクト]カテゴリの[出力ファイル形式]プロパティで[オブジェクト・モジュール・ファイル(-output=obj)]を選択した場合

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-enable_register)

register記憶クラスを指定した変数を優先的にレジスタ割り付けます。

いいえ

register記憶クラスを指定した変数を優先的にレジスタ割り付けません。

浮動小数点型<->符号無し整数型の範囲チェックを省略する

浮動小数点型<->符号無し整数型の範囲チェックを省略するかどうかを選択します。

“はい”を選択した時,該当する型変換の処理に対するコード性能は向上しますが,変換結果がC,C++言語規格と異なる場合がありますので,ご注意ください。

コンパイラのオプション-simple_float_convに相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-simple_float_conv)

浮動小数点型の型変換処理の一部を省略します。

いいえ

浮動小数点型の型変換処理の一部を省略しません。

ポインタ指示先の型を考慮した最適化を実施する

ポインタ指示先の型を考慮した最適化を実施するかどうかを選択します。

“はい”を指定した場合,一般には,alias=noansi を指定した場合よりもオブジェクト性能が向上しますが,alias=ansi とalias=noansi とで実行結果が異なる場合があります。

コンパイラのオプション-aliasに相当します。

デフォルト

いいえ (-alias=noansi)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-alias=ansi)

ANSI 規格に基づき,ポインタ指示先の型を考慮した最適化を行います。

いいえ (-alias=noansi)

ANSI 規格に基づくポインタ指示先の型を考慮した最適化を行いません。

浮動小数点式の演算順序変更の最適化を行う

浮動小数点演算式の演算順序変更の最適化を行うかどうかを選択します。

“はい”を指定した場合,一般には,-float_orderを指定しない場合よりもオブジェクト性能が向上しますが,演算の精度が-float_order を指定しなかった場合と異なることがあります。

コンパイラのオプション-float_orderに相当します。

なお,本プロパティは,以下の場合のみ表示します。

-

CC-RX V2.00.00未満をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.00.00未満を選択した場合

-

[最適化レベル]プロパティで[2 (-optimize=2)]または[Max (-optimize=max)]を選択した場合

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-float_order)

浮動小数点演算式の演算順序変更の最適化を行います。

いいえ

浮動小数点演算式の演算順序変更の最適化を行いません。

(6)

[出力ファイル]

出力ファイルに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

アセンブリ・ソース・ファイルを出力する

Cソースのコンパイル結果のアセンブリ・ソース・ファイルを出力するかどうかを選択します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい

Cソースのコンパイル結果のアセンブリ・ソース・ファイルを出力します。

いいえ

Cソースのコンパイル結果のアセンブリ・ソース・ファイルを出力しません。

プリプロセス処理したソースを出力する

ソース・ファイルに対して,プリプロセス処理を実行した結果をファイルに出力するかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-output,-nolineに相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-output=prep)

ソースファイルに対して,プリプロセス処理を実行した結果をファイルに出力します。

はい (#line出力抑止)(-output=prep -noline)

ソースファイルに対して,プリプロセス処理(#line出力抑止)を実行した結果をファイルに出力します。

いいえ

ソースファイルに対して,プリプロセス処理を実行した結果をファイルに出力しません。

(7)

[MISRA C ルール検査]

MISRA C ルール検査に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

以下の表中の「20XX」は,具体的には「2012」,または「2004」が相当します。

MISRA-C規格

MISRA-Cの規格を選択します。

本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。

なお,本プロパティは,CC-RX V2.04.00以上をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.04.00以上を選択した場合に表示します。

デフォルト

MISRA-C 2012

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

MISRA-C 2012

以下のプロパティで,MISRA-C 2012の設定を行います。

MISRA-C 2004

以下のプロパティで,MISRA-C 2004の設定を行います。

適用するルール

適用するMISRA C ルールを選択します。

本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。

misra2012の場合,かつCC-RX V2.05.00またはそれ以前の場合は,[Cソース・ファイルの言語]プロパティで[C99(-lang=c99)]が選択されている場合でも,C89の仕様の範囲内でMISRA Cチェックを行います。

コンパイラのオプション-misra20XXに相当します。

デフォルト

適用ルールなし

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

すべてのルールを適用 (-misra20XX=all)

サポートしているすべてのルールをチェック対象とします。

指定したルール番号を適用 (-misra20XX=apply)

サポートしているルールのうち,指定されたルール番号をチェック対象とします。

指定したルール番号を除外 (-misra20XX=ignore)

サポートしているルールのうち,指定されたルール番号以外のルールをチェック対象とします。

必須ルールを適用 (-misra20XX=required)

サポートしているルールのうち,ルールの分類が“required”になっているルールをチェック対象とします。

必須ルールと指定したルールを適用 (-misra20XX=required_add)

サポートしているルールのうち,ルールの分類が“required”になっているルールと指定されたルール番号をチェック対象とします。

必須ルールから指定したルール番号を除外 (-misra20XX=required_remove)

サポートしているルールのうち,ルールの分類が“required”になっているルールから指定されたルール番号を除いたルール番号をチェック対象とします。

指定ファイルに記載されたルール番号を適用 (-misra20XX=<ファイル名>)

サポートしているルールのうち,指定されたファイル名に記載されたルール番号をチェック対象とします。

適用ルールなし

MISRA C ルールを適用しません。

ルール番号記載ファイル

ルール番号記載ファイル(misra20XX ルール・ファイル)を指定します。

本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。

misra2012の場合のみ,ルール番号(13.6 17.3 17.4,CC-RX V2.06.00以上は9.1 17.6も,CC-RX V2.07.00以上は12.5 21.13も)は指定にかかわらず常にチェックします。

次のプレースホルダに対応しています。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

コンパイラのオプション-misra20XXに相当します。

なお,本プロパティは,[適用するルール]プロパティで[指定ファイルに記載されたルール番号を適用 (-misra20XX=<ファイル名>)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,Misra20XXルール・ファイルの指定 ダイアログによる編集

指定可能値

259文字までの文字列

ルール番号

ルール番号を指定します。

本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。

misra2012の場合のみ,ルール番号(13.6 17.3 17.4,CC-RX V2.06.00以上は9.1 17.6も,CC-RX V2.07.00以上は12.5 21.13も)は指定にかかわらず常にチェックします。

ルール番号は,必ず10 進数値で1 つ以上指定してください。

コンパイラのオプション-misra20XX に相当します。

なお,本プロパティは,[適用するルール]プロパティで[指定したルール番号を適用 (-misra20XX=apply]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,ルール番号の指定 ダイアログによる編集

指定可能値

259文字までの文字列

除外するルール番号

除外するルール番号を指定します。

本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。

misra2012の場合のみ,ルール番号(13.6 17.3 17.4,CC-RX V2.06.00以上は9.1 17.6も,CC-RX V2.07.00以上は12.5 21.13も)は指定にかかわらず常にチェックします。

ルール番号は,必ず10 進数値で1 つ以上指定してください。

コンパイラのオプション-misra20XXに相当します。

なお,本プロパティは,[適用するルール]プロパティで[指定したルール番号を除外 (-misra20XX=ignore)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,ルール番号の指定 ダイアログによる編集

指定可能値

259文字までの文字列

必須ルールの他にチェックするルール番号

必須ルールの他にチェックするルール番号を指定します。

本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。

misra2012の場合のみ,ルール番号(13.6 17.3 17.4,CC-RX V2.06.00以上は9.1 17.6も,CC-RX V2.07.00以上は12.5 21.13も)は指定にかかわらず常にチェックします。

ルール番号は,必ず10 進数値で1 つ以上指定してください。

コンパイラのオプション-misra20XX に相当します。

なお,本プロパティは,[必須ルールと指定したルールを適用 (-misra20XX=required_add)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,ルール番号の指定 ダイアログによる編集

指定可能値

259文字までの文字列

必須ルールから除外するルール番号

必須ルールから除外したいルール番号を指定します。

misra2012の場合のみ,ルール番号(13.6 17.3 17.4,CC-RX V2.06.00以上は9.1 17.6も,CC-RX V2.07.00以上は12.5 21.13も)は指定にかかわらず常にチェックします。

本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。

ルール番号は,必ず10 進数値で1 つ以上指定してください。

コンパイラのオプション-misra20XXに相当します。

なお,本プロパティは,[適用するルール]プロパティで[必須ルールから指定したルール番号を除外 (-misra20XX=required_remove)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,ルール番号の指定 ダイアログによる編集

指定可能値

259文字までの文字列

ルール・チェック対象外のファイル

MISRA-C のルール・チェック対象外のファイルを指定します。

本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。

次のプレースホルダに対応しています。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

コンパイラのオプション-ignore_files_misraに相当します。

なお,本プロパティは,[適用するルール]プロパティで[適用ルールなし]を選択した場合は表示されません。

デフォルト

空欄

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

259文字までの文字列

65536個まで指定可能

拡張キーワードや拡張仕様をメッセージ出力する

拡張キーワードや拡張仕様をメッセージ出力するかどうかを選択します。

本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。

コンパイラのオプション-check_language_extensionに相当します。

なお,本プロパティは,[適用するルール]プロパティで[適用ルールなし]を選択した場合は表示されません。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-check_language_extension)

C/C++言語規格から独自に拡張した言語仕様が有効な場合に一部抑止される,MISRA-C ルールチェックを有効にします。

いいえ

C/C++言語規格から独自に拡張した言語仕様が有効な場合に一部抑止される,MISRA-C ルールチェックを無効にします。

複数ファイルにまたがる検査を有効にする

複数ファイルにまたがる検査を有効にするかどうかを選択します。

本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。

コンパイラのオプション-misra_intermoduleに相当します。

なお,本プロパティは,以下の場合のみ表示します。

-

CC-RX V3.01.00以上をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV3.01.00以上を選択した場合

-

[MISRA-C規格]プロパティで[MISRA-C 2012]を選択した場合

-

[適用するルール]プロパティで[適用ルールなし]以外を選択した場合

注意

[はい(-misra_intermodule)]選択中に,プロジェクトのCソース・ファイルを削除またはリネームした場合,複数ファイルにまたがる検査用の情報がクリアされます。
正しい検査を行うにはプロジェクトをリビルドしてください。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-misra_intermodule)

複数ファイルにまたがる検査を有効にします。

いいえ

複数ファイルにまたがる検査を有効にしません。

(8)

[その他]

コンパイルに関するその他の詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

コピーライトを出力する

コピーライトを出力するかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-nologoに相当します。

デフォルト

いいえ (-nologo)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-logo)

コピーライトを出力します。

いいえ (-nologo)

コピーライトの出力を抑止します。

クロス・リファレンス情報を出力する

クロス・リファレンス情報を出力するかどうかを選択します。

本オプションを変更するには,「プログラム解析」のプロパティの設定を変更する必要があります。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい

クロス・リファレンス情報を出力します。

いいえ

クロス・リファレンス情報を出力しません。

コンパイル前に実行するコマンド

コンパイル処理前に実行するコマンドを指定します。

バッチファイルを指定する場合は,call命令を使用してください(例:call a.bat)。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%CompiledFile% : コンパイル時の出力ファイルの絶対パスに置換します。

%InputFile% : コンパイル対象ファイルの絶対パスに置換します(ただし,一括ビルドの場合は置換しません)。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%OutputDir% : 出力フォルダの絶対パスに置換します。

%OutputFile% : 出力ファイルの絶対パスに置換します。

%Program% : 実行中のプログラム・ファイル名の絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

先頭行に“#!python”と記述すると,2行目から最終行までの内容をPythonコンソールのスクリプトと判断し,コンパイル処理前にPythonコンソールで実行します。

なお,スクリプト中にはプレースホルダの記述も可能です。

指定したコマンドはサブプロパティとして表示します。

デフォルト

コンパイル前に実行するコマンド[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

1023文字までの文字列

64個まで指定可能です。

コンパイル後に実行するコマンド

コンパイル処理後に実行するコマンドを指定します。

バッチファイルを指定する場合は,call命令を使用してください(例:call a.bat)。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%CompiledFile% : コンパイル時の出力ファイルの絶対パスに置換します。

%InputFile% : コンパイル対象ファイルの絶対パスに置換します(ただし,一括ビルドの場合は置換しません)。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%OutputDir% : 出力フォルダの絶対パスに置換します。

%OutputFile% : 出力ファイルの絶対パスに置換します。

%Program% : 実行中のプログラム・ファイル名の絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

先頭行に“#!python”と記述すると,2行目から最終行までの内容をPythonコンソールのスクリプトと判断し,コンパイル処理後にPythonコンソールで実行します。

なお,スクリプト中にはプレースホルダの記述も可能です。

指定したコマンドはサブプロパティとして表示します。

デフォルト

コンパイル後に実行するコマンド[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

1023文字までの文字列

64個まで指定可能です。

その他の追加オプション

その他に追加するコンパイル・オプションを入力します。

なお,ここで設定したオプションは,コンパイル・オプション群の最後に付加されます。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,文字列入力 ダイアログによる編集

指定可能値

259文字までの文字列

コマンド・ライン

指定されているオプションを表示します。

デフォルト

コマンド・ライン[定義数]

変更方法

変更不可