RENESAS TOOL NEWS 2007年02月20日 : 070220/tn1
オンチップデバッギングエミュレータE8用エミュレータソフトウェアの使用上の
注意事項を連絡します。
- E8エミュレータソフトウェアをアップグレードする際の注意事項
1. 該当製品
E8 エミュレータソフトウェア V.1.02 Release 00 ~ V.2.09 Release 02
2. 内容
E8エミュレータソフトウェアを該当製品のいずれかにアップグレードした後、
E8エミュレータに接続する際、以下のいずれか、もしくは両方の問題が
発生する場合があります。
(1) エラーメッセージ "The value is wrong. Set it again."が表示され、
E8エミュレータに接続できない。
(2) エミュレータ設定ダイアログボックスのエミュレータモードタブ中の
デバイスドロップダウンリストで選択していたMCUが変更され、
異なるMCUが設定される。
3. 発生条件
3.1 2項(1)の発生条件
以下の条件をすべて満たす場合に発生します。
(1) デバッグ対象MCUが、以下のいずれかのシリーズである。
・M16Cファミリ M16C/Tiny、M16C/60、およびM16C/30シリーズ
・M16Cファミリ M32C/80シリーズ
(2) 前回使用時のエミュレータモードが「フラッシュメモリデータの書込み
(Writing Flash Memory)」である。
3.2 2項(2)の発生条件
デバッグ対象MCUが、以下のいずれかのシリーズである。
・M16Cファミリ R8C/Tinyシリーズ
・M16Cファミリ M16C/Tiny、M16C/60、およびM16C/30シリーズ
・M16Cファミリ M32C/80シリーズ
4. 回避策
4.1 2項(1)の回避策
2つのE8エミュレータ用情報ファイル(.ini)を削除してください。
a. デバッグ対象MCUがM16Cファミリ M16C/Tiny、M16C/60、および
M16C/30シリーズの場合
・SessionM16C_E8_SYSTEM.ini *
・E8M16C.ini **
b. デバッグ対象のMCUがM16Cファミリ M32C/80シリーズの場合
・SessionM32C_E8_SYSTEM.ini *
・E8M32C.ini **
*SessionM16C_E8_SYSTEM.ini および SessionM32C_E8_SYSTEM.iniファイルは
プロジェクトワークスペース毎に設定される、エミュレータ設定ダイアログ
ボックスでの設定内容を保持するファイルです。
プロジェクトワークスペースのフォルダにあります。
例: M16CファミリM16C/Tiny、M16C/60、およびM16C/30シリーズ用
Tutorialプロジェクトワークスペースの場合
C:¥WorkSpace¥Tutorial¥E8¥M16C¥Tutorial¥Tutorial
**E8M16C.ini および E8M32C.iniファイルは、前回のデバッグ時に設定されて
いたエミュレータ設定ダイアログボックスでの設定内容を保持するファイル
です。
以下のフォルダにあります。
例: 統合開発環境 High-performance Embedded Workshopを
C:¥Program Files¥Renesas¥Hewにインストールした場合
・C:¥Program Files¥Renesas¥Hew¥Tools¥Renesas¥DebugComp¥
Platform¥E8¥E8M16C
・C:¥Program Files¥Renesas¥Hew¥Tools¥Renesas¥DebugComp¥
Platform¥E8¥E8M32C
注意: .iniファイルを削除するとエミュレータ設定ダイアログボックスの設定が
初期化されるので、再設定してください。
4.2 2項(2)の回避策
エミュレータ設定ダイアログボックスで、エミュレータモードタブ中の
デバイスドロップダウンリストから再度MCUを選択してください。
5. 恒久対策
本内容は、次期バージョンで改修する予定です。