RENESAS TOOL NEWS 2007年09月01日 : 070901/tn6
| SuperH RISC engineファミリ用およびH8SX,H8S,H8ファミリ用
シミュレータデバッガの
リビジョンアップのお知らせ |
以下のとおりシミュレータデバッガ*をリビジョンアップしました。
- SuperH RISC engineファミリ用シミュレータデバッガ V.9.07.00
- H8SX,H8S,H8ファミリ用シミュレータデバッガ V.5.06.00
*シミュレータデバッガは、コンパイラパッケージに含まれています。
コンパイラパッケージをインストールするとHigh-performance Embedded Workshop
環境にシミュレータデバッガの機能が追加されます。
1. リビジョンアップ内容
1.1 共通の機能改善
SuperH RISC engineファミリ用およびH8SX,H8S,H8ファミリ用
シミュレータデバッガの以下の機能について改善しました。
(1) 周辺機能シミュレーション機能
周辺機能シミュレーションモジュールにおいて、ベクタ番号と割り込み優先
順位レジスタのビット位置を変更できるようにしました。
(2) トレース機能
トレースの最大記録容量を32Kレコードから256Kレコードに拡大しました。
(3) イベント機能
・ブレーク条件に以下を追加しました。
符号反転:あるメモリの値を書き換えた際に、書き換えの前後で
値の符号が反転した場合に成立
差分:あるメモリの値を書き換えた際に、書き換えの前後で
値の差分が予め設定しておいた値を超えた場合に成立
・ブレークによるプログラム停止時に表示されるインフォメーション
メッセージにブレーク条件の情報を追加しました。
1.2 SuperH RISC engineファミリ用シミュレータデバッガの新機能および改善
(1) 実行モードの追加
SH2A-FPU、SH-4A、またはSH4AL-DSPシミュレータ使用時に、
割り込み発生時にシミュレーション動作を停止するか、続行するかを
選択できるようにしました。
(2) コマンドの追加
SH2A-FPUシミュレータ使用時に、バンク制御レジスタアドレスを表示
および設定するコマンドを追加しました。
(3) アクセスステート数の設定方法を改善
SH2A-FPUシミュレータ使用時に、ROMとRAMへのリードステート数と
ライトステート数を、メモリマップ設定ダイアログボックス上で変更できる
ようにしました。
1.3 改修内容
(1) H8SXシミュレータ、またはH8Sシミュレータ使用時に、16ビットタイマ
パルスユニット(TPU)を有効にした場合、間違ったアドレスのメモリへ
アクセスする場合がある問題を改修しました。
(2) H8SXシミュレータ、またはH8Sシミュレータ使用時に、CCR.UIビットを
ユーザビットとして使用しているにもかかわらず、TRAPA命令実行後
にCCR.UIビットが1に設定される問題を改修しました。
2. アップデート方法
無償でオンラインアップデートできます。オートアップデートユーティリティを
使用するか(9月7日から利用可能)、以下のダウンロードサイトからアップデータ
プログラムをダウンロードして実行してください(9月5日から公開予定)。
(1) SuperH RISC engineファミリ用シミュレータデバッガ V.9.07.00:
http://japan.renesas.com/sh_sim_download
(2) H8SX,H8S,H8ファミリ用シミュレータデバッガ V.5.06.00:
http://japan.renesas.com/h8_sim_download
3. 注意事項
High-performance Embedded Workshop V.4.03.00がインストールされていない
場合、SuperH RISC engineファミリ用シミュレータデバッガ V.9.07.00および
H8SX,H8S,H8ファミリ用シミュレータデバッガ V.5.06.00へのアップデート
はできません。