RENESAS TOOL NEWS 2007年12月16日 : 071216/tn5
| 統合開発環境
High-performance Embedded Workshop V.4.04.00
へのリビジョンアップのお知らせ |
High-performance Embedded Workshop を V.4.03.00 から V.4.04.00へリビジョン
アップしました。
1. アップデート対象製品
High-performance Embedded Workshop V.3.00.00 ~ V.4.03.00
High-performance Embedded Workshopは、これと連携するコンパイラなどの
ソフトウェア製品にバンドルされています。
High-performance Embedded Workshopのバージョンは、メニューの「ヘルプ」
から「High-performance Embedded Workshopのバージョン情報」を選択すると
確認できます。
2.リビジョンアップ内容
2.1機能の改善
(1) ワークスペースの操作
(a) ワークスペースの形式はHigh-performance Embedded Workshopの
バージョン毎に固有でしたが、ワークスペースを保存する際に、
他のバージョン(V.4.00以降)の形式を選択できるようにしました。
これによりワークスペースを、選択した形式のバージョンまたは
それ以降のバージョンで開くことができます。
例: V.4.03.00形式を選択した場合、V.4.03.00以降の
バージョンでワークスペースを開くことができます。
(b) ワークスペースを開く際に読み込むプロジェクトの選択を初期設定
できるようにしました。以下のいずれかを選択できます。
・ 前回アクティブだったプロジェクト
・ 前回読み込んでいたすべてのプロジェクト
・ ワークスペースに登録したすべてのプロジェクト
(2) 製品パッケージ
インストールされている High-performance Embedded Workshop
連携ツールの製品パッケージ一覧が参照できるようになりました。
(3) ステータスバー
ステータスバーの表示と非表示を切り替えられるようにしました。
(4) ファイルの文字列検索
(a) 単語単位で文字列を検索できるようにしました。
(b) 検索対象ファイルを、アクティブプロジェクトに登録されて
いるファイル、またはすべてのプロジェクトに登録されている
ファイルに限定できるようにしました。
(c) アウトプットウィンドウの検索結果を表示するタブを2つに
しました。これにより検索結果を表示するタブを選択できます。
(5) ビルド
(a) ビルド中に出力されるエラーまたはウォーニングが、設定した数を
超えると、直ちにビルドを停止するようにしました。
(b) メイクファイルのクリーン(ビルドの中間ファイルおよび出力
ファイルの削除)用のオプションを入力できるように
しました。これにより、メニューまたはツールバーボタンで
クリーン機能が利用できます。
(c) 「標準」ツールバーに「クリーン全プロジェクト」ボタンを
追加しました。
「クリーン全プロジェクト」は、ワークスペースに登録されている
すべてのプロジェクトにあるビルドの中間ファイルおよび出力
ファイル(リロケータブルファイルおよびアブソリュートファイル)
を削除する機能です。
(6) 外部ツールの起動
「システムツール」ツールバーを追加しました。
スタック解析ツールCall Walkerおよび High-performance Embedded
Workshop に登録した外部ツールをこのツールバーにあるボタンで
起動できます。
(7) バージョン管理システム
バージョン管理システムMicrosoft(R) Visual SourceSafe 2005 が
High-performance Embedded Workshop で使用できるようになりました。
(8) デバッグ
ターゲットプログラム実行中のメモリアクセスを抑止できる
オプションを追加しました。
(9) ラベル選択ダイアログボックス
一括表示していたラベルを、文字列検索で絞り込んで表示できるように
しました。
(10) ワークスペースウィンドウ
プロジェクトのツリービューで、ファイル名上にマウスポインタ
を置くと、ファイルのフルパスがツールチップで表示されるようにしま
した。
(11) エディタウィンドウ
ポップアップメニュー*からファイルを上書き保存したり、ウィンドウを
閉じられるようにしました。
* ウィンドウのタブを右クリックして表示する
(12) 逆アセンブリウィンドウ
(a) ポップアップメニュー**からウィンドウを閉じられるようにしま
した。
** ウィンドウのタブを右クリックして表示する
(b) ソースモード表示の場合、アドレス指定ダイアログボックスの
テキストボックスに参照したい関数名またはアドレスを入力して、
表示位置を変更できるようにしました。
(c) デバッグ中に、ソースモード表示を優先する機能を使用して
逆アセンブリウィンドウを開いている場合、ソースファイルの表示
位置が変わっても、同じソースファイルを開いているエディタ
ウィンドウでは表示位置が変わらないようにしました。
(13) レジスタウィンドウ
ウィンドウの表示内容の更新と更新の抑止を切り替えられる
ようにしました。それぞれを選択した2つのウィンドウを開くことで、
レジスタおよびフラグの値を比較できます。
(14) メモリウィンドウ
初期設定では、ラベルおよびレジスタの各表示領域は非表示にしました。
(15) スタックトレースウィンドウ
表示設定をセッションに保存するようにしました。
(16) 画像ウィンドウ
(a) フレームを切り替える機能(手動または自動)を追加しました。
これにより、1つのウィンドウで複数の画像を参照できます。
(b) ウィンドウにツールバーを追加しました。これにより
ウィンドウの機能を簡単に利用できます。
(17) Map Section Informationウィンドウ
(a) ツリービューのサブセクショングループ、セクションなどを、
別のアドレスにドラッグアンドドロップ操作でコピーできるように
しました。
(b) セクションの自動登録機能を追加しました。「セクションの自動
登録」は、ツリービューに登録されていないセクションを、マップ
ファイルから自動で検索して登録します。
2.2 デバッグ機能に関する改善
以下の(1)~(6)に、改善された以下のデバッガに関する機能を示します。
(1) M16Cファミリ用各デバッガおよび740ファミリ用各デバッガ
(E8およびE8aエミュレータソフトウェアを除く)、
およびH8/300H Tinyコンパクトエミュレータデバッガ
(a) RAMモニタウィンドウ
初期設定では、ラベルおよびレジスタの各表示領域は非表示にしました。
(2) SuperH RISC engineファミリ用 各デバッガおよび
H8SX, H8S, およびH8ファミリ用 各デバッガ、
(H8/300H Tiny コンパクトエミュレータデバッガを除く)
E8およびE8aエミュレータソフトウェア
(a) ウォッチウィンドウ
ユーザプログラム実行中、自動更新に設定した変数の値を
編集できるようにしました。
(3) SuperH RISC engineファミリ用シミュレータデバッガおよび
H8SX, H8S, およびH8ファミリ用シミュレータデバッガ
(a) パフォーマンス解析ウィンドウ
統計値をグラフ表示するようにしました。
(b) カバレジウィンドウ
セッションを開く際に表示されるメッセージダイアログボックスで、
前回保存したカバレジ情報ファイルをロードできるようにしました。
(4) E200Fエミュレータ、E6000Hエミュレータ、E6000エミュレータ、および
E10A-USBエミュレータ用 各エミュレータソフトウェア
(a) モニタウィンドウ
ラベル用のカラムを追加しました。(初期設定では非表示)
(b) MONITOR_SETコマンド
モニタ設定ポイントの表示にラベル用のカラムを追加
しました。このカラムは常に表示します。
(5) E200Fエミュレータ、AEシリーズ E6000Hエミュレータ、および
AEシリーズ E6000エミュレータ用 各エミュレータソフトウェア
(a) コードカバレッジウィンドウ
ウィンドウの表示および機能を改善しました。
主な改善点:
・ 複数のソースファイルを1つのウィンドウに登録および表示
できるようにしました。
・ 実行されなかったアセンブラ命令およびソース行を検索できる
ようにしました。
・ 網羅率をグラフ表示するようにしました。
(b) データカバレッジウィンドウ
ウィンドウの表示および機能を改善しました。
主な改善点:
・ セクション単位で、データカバレッジの範囲を登録できる
ようにしました。
・ データのアクセス属性を、データの背景色で表現する
ようにしました。
・ 網羅率をグラフ表示するようにしました。
(6) E200Fエミュレータ用 エミュレータソフトウェア
(a) リアルタイムプロファイルウィンドウ
ウィンドウの表示内容をファイルに保存できるようにしました。
2.3 改修内容
以下のRENESAS TOOL NEWSで報告した問題を改修しました。
(1) ワークスペースを移動する場合の注意
詳しくは2007年2月16日発行のRENESAS TOOL NEWS 資料番号070216/tn1
および070216/tn2を参照してください。
http://tool-support.renesas.com/jpn/toolnews/070216/tn1.htm
http://tool-support.renesas.com/jpn/toolnews/070216/tn2.htm
(2) ワークスペースを移動した場合の注意事項
詳しくは2007年3月16日発行のRENESAS TOOL NEWS 資料番号070316/tn2
を参照してください。
http://tool-support.renesas.com/jpn/toolnews/070316/tn2.htm
(3) 新規ワークスペースのデフォルトディレクトリを指定する場合の注意事項
詳しくは2007年4月16日発行のRENESAS TOOL NEWS 資料番号070416/tn2
を参照してください。
http://tool-support.renesas.com/jpn/toolnews/070416/tn2.htm
(4) エディタウィンドウでファイルを編集する場合の注意事項
詳しくは2007年6月16日発行のRENESAS TOOL NEWS 資料番号070616/tn1
を参照してください。
http://tool-support.renesas.com/jpn/toolnews/070616/tn1.htm
(5) リンク順序のカスタマイズに関する注意事項
(6) カスタムプロジェクトタイプに関する注意事項
(7) ネットワークを利用したプロジェクト共有機能に関する注意事項
(5)~(7)については、RENESAS TOOL NEWS 資料番号071216/tn1
を参照してください。
http://tool-support.renesas.com/jpn/toolnews/071216/tn1.htm
(8) モトローラS形式ファイルのロードに関する注意事項
詳しくはRENESAS TOOL NEWS 資料番号071216/tn2
を参照してください。
http://tool-support.renesas.com/jpn/toolnews/071216/tn2.htm
(9) COVERAGE_SAVEコマンドの使用に関する注意事項
詳しくはRENESAS TOOL NEWS 資料番号071216/tn3
を参照してください。
http://tool-support.renesas.com/jpn/toolnews/071216/tn3.htm
(10) メイクファイルを使用して作成したプロジェクトに関する注意事項
詳しくはRENESAS TOOL NEWS 資料番号071216/tn4
を参照してください。
http://tool-support.renesas.com/jpn/toolnews/071216/tn4.htm
3. アップデート方法
V.4.04.00のアップデータで問題が見つかったため、
2008年1月21日に改修版であるV.4.04.01を新たにリリースしております。
V.4.04.01のリリースについてはこちらを、
V.4.04.00の問題についてはこちらを参照ください。