RENESAS TOOL NEWS 2008年04月16日 : 080416/tn2
| M16Cシリーズ用Cコンパイラパッケージ V.5.44 Release 00
ご使用上のお願い |
M16Cシリーズ*用Cコンパイラパッケージ(M3T-NC30WA) V.5.44 Release 00の
使用上の注意事項を連絡します。
* M16C/60, /30, /20, /10, /TinyおよびR8C/Tinyシリーズの総称です。
- MISRA CルールチェッカSQMlintを使用する場合の注意事項
1. 内容
統合開発環境High-performance Embedded WorkshopでSQMlintを使用する場合、
SQMlintのオプション -ignore_files_misra*を使用するとコンパイルエラーが
発生する場合があります。その際のエラーメッセージは以下のとおりです。
nc30: Invalid suffix
*任意のファイルをMISRA C検査対象外とするオプション
2. 発生条件
以下の条件をすべて満たす場合に発生します。
(1) MISRA C ルールチェッカ SQMlint V.1.02 Release 00 または
V.1.03 Release 00 を使用している。
(2) High-performance Embedded Workshopのオプション設定ダイアログ
ボックスで、オプション -ignore_files_misraの対象として2つ以上の
ファイルを指示している。
3. 回避方法
以下の手順で回避してください。
(1) 以下の手順でオプション-ignore_files_misraの対象ファイルを削除する。
a. High-performance Embedded Workshopの「ビルド」メニューから
Renesas M16C Standard Toolchainコマンドを選択してRenesas M16C
Standard Toolchainダイアログボックスを開く。
b.「コンパイラ」タブの「カテゴリ」プルダウンリストから
「MISRA C ルール検査」を選択する。(この時、「MISRA-Cの検査を有効に
する」チェックボックスがチェックされている。)
c. 「拡張設定」ボタンをクリックして開く「拡張設定」ダイアログ
ボックスにオプション-ignore_files_misraで指定されたファイル名が
リストされるので、すべてのファイル名を選択して「削除」ボタンを
クリックする。
d.「拡張設定」ダイアログボックスを閉じる。
(2) 削除した対象ファイルを、以下の手順で再度指示する。
a.「コンパイラ」タブの「カテゴリ」プルダウンリストから「その他」を
選択する。
b.「ユーザー指定オプション」ボックスにオプション-ignore_files_misraと
ファイル名を入力する。
ファイル名がstdio.hおよびstring.hの入力例:
-ignore_files_misra stdio.h,string.h
4. 恒久対策
次バージョンで改修する予定です。