RENESAS TOOL NEWS 2008年11月25日 : 081125/tn1
| 統合開発環境 High-performance Embedded Workshop
V.4.05.00 へのリビジョンアップのお知らせ
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High-performance Embedded Workshopを V.4.04.01 から V.4.05.00 へ
リビジョンアップしました。
1. アップデート対象製品
High-performance Embedded Workshop V.3.00.00~V.4.04.01
High-performance Embedded Workshopは、これと連携するコンパイラなどの
ソフトウェア製品にバンドルされています。
High-performance Embedded Workshopのバージョンは、メニュー「ヘルプ」の
「High-performance Embedded Workshopのバージョン情報」コマンドを
選択すると確認できます。
2. リビジョンアップ内容
2.1 機能の改善および変更
(1) ビルド全般
(a) リンク順序のカスタマイズ
- リンク順序のインポートおよびエクスポート機能を
サポートしました。
- 「リンク順序のカスタマイズ」ダイアログボックスで、
複数ファイルの一括移動をサポートしました。
- 「リンク順序のカスタマイズ」ダイアログボックスのサイズを
変更できるようにしました。
(b) プロジェクトのビルド
依存関係が指定されたプロジェクトの親プロジェクトのビルドでは、
子プロジェクトでビルドエラーが発生した場合、親プロジェクトを
ビルドしないようにしました。
(c) カスタムプロジェクトタイプ
カスタムプロジェクトタイプを選択して新規にプロジェクトを
作成すると、選択したプロジェクトタイプのビルドオプションおよび
リンク順序の設定を新規に作成したプロジェクトに継承する
ようにしました。
(2) High-performance Embedded Workshopが管理する情報の保存
Windows Vista(R) のセキュリティと安定性の強化のため、Program Files
ディレクトリはアクセス許可を使用して保護されています。
High-performance Embedded Workshopが管理する情報は、デフォルトでは
Program Files下にインストールしたHigh-performance Embedded
Workshopのディレクトリ下に保存していましたが、
ユーザープロファイルディレクトリ下に保存するように変更しました。
これにより、ログインしているユーザーアカウント別に
High-performance Embedded Workshopの設定が可能になりました。
(3) ツールアドミニストレーション
Windows Vista(R) のセキュリティと安定性の強化のため、Program Files
ディレクトリはアクセス許可を使用して保護されています。
そのため、Program Filesディレクトリ下に管理者権限で
インストールされたHigh-performance Embedded Workshop
アプリケーション用のファイルの配置を、High-performance Embedded
Workshopアプリケーションで変更できないように、
「ツールアドミニストレーション」ダイアログボックスの
「アンインストール」ボタンを削除しました。
(4) デバッグ全般
(a) 「デバッグの設定」ダイアログボックスで、モジュールのロード時に
バッチファイルを実行するように設定していても、ワークスペース
ウィンドウ内のモジュール名上での右クリックメニューから
「ダウンロード(debug情報のみ)」をクリックした場合は、
バッチファイルを実行しないオプションを追加しました。
(b) メニュー「デバッグ」の「接続解除」をクリックしたときに、
すべてのウィンドウの表示状態を保持するようにしました。
メニュー「デバッグ」の「接続解除」をクリックした後に、
メニュー「デバッグ」の「接続」をクリックすると、
接続解除前のすべてのウィンドウの表示状態に戻します。
(5) High-performance Embedded Workshopアプリケーション間、または
ターゲットプラットフォーム間の同期デバッグ機能
(a) High-performance Embedded Workshopアプリケーション間の
同期デバッグ機能の削除
メニュー「ツール」の「従属HEWの起動」コマンド、および
「標準」ツールバーの「従属HEWの実行」ボタンを削除しました。
(b) ターゲットプラットフォーム間の同期デバッグ機能の削除
- 「デバッグセッション」ダイアログボックス内の「同期デバッグ」
タブを削除しました。
- change_sub_sessionコマンドを削除しました。
(6) コマンドラインウィンドウ
(a) バッチファイルのステップ実行機能
バッチファイルを1行単位で実行する機能をサポートしました。
(b) バッチファイルのブレークポイントでの停止機能
バッチファイルの任意の位置で実行を停止する機能をサポート
しました。
(7) ステイタスウィンドウ
ウィンドウの初期表示位置をHigh-performance Embedded Workshop
メインウィンドウの左上隅から左下隅に変更しました。
(8) IOウィンドウ
(a) 選択したI/Oレジスタをウィンドウに表示する機能を
サポートしました。
(b) ウィンドウの表示内容の更新を抑止する機能をサポートしました。
(c) ウィンドウ内でI/Oレジスタの検索機能をサポートしました。
(d) ウィンドウ内で、フルモジュール名が表示されていない場合、その
モジュール名にマウスポインタを置くとポップアップウィンドウ
を開き、フルモジュール名を参照できるようにしました。
(9) 画像ウィンドウ
ワークスペースを開いたとき、画像データを読み込まないように
しました。
対応ソフトウェア:
現在、量産中でHigh-performance Embedded Workshopに
対応した全てのソフトウェアツール
2.2 デバッガに関する機能の改善
以下の(1)~(6)に、改善されたデバッガに関する機能を示します。
(1) MRアナライズウィンドウ(OSデバッグ機能)
(a) 実行履歴の統計結果をファイルへ保存する機能をサポートしました。
対応デバッガ:
M32Cシリーズ用シミュレータデバッガ
M32C PC7501エミュレータデバッガ
M32C PC4701エミュレータデバッガ
M16Cシリーズ,R8Cファミリ用シミュレータデバッガ
M16C R8C PC7501エミュレータデバッガ
M16C PC4701エミュレータデバッガ
(2) カバレッジウィンドウ
(a) コードカバレッジウィンドウ
- セッション情報を読み込むときに、カバレッジ情報ファイルを
読み込むオプションを追加しました。
- プログラムの実行を停止したときに、自動的にカバレッジ率を
計算するオプションを追加しました。
- 混合モードまたは逆アセンブリモードで開いている
エディタウィンドウおよび逆アセンブリウィンドウに、
コードカバレッジ結果を表示するカラムを追加しました。
- C0/C1カバレッジのパーセントを少数点以下第2位まで表示
するようにしました。
(b) データカバレッジウィンドウ
データカバレッジのパーセントを少数点以下第2位まで表示
するようにしました。
対応デバッガ:
E100エミュレータソフトウェア
E200Fエミュレータソフトウェア
AE-5シリーズ用E6000Hエミュレータソフトウェア
AE-4シリーズ 用E6000エミュレータソフトウェア
(3) リアルタイムプロファイルウィンドウ
(a) ウィンドウ内に表示している関数名をダブルクリックすると、
該当関数のソースコードを表示する機能をサポートしました。
対応デバッガ:
E100エミュレータソフトウェア
E200Fエミュレータソフトウェア
(4) ウォッチ機能
(a) ウォッチウィンドウ
- シンボルの参照先をスコープ別に指定できるようにしました。
指定可能な参照先は、プログラムカウンタの指すアドレスから
参照可能なスコープ、グローバルシンボル、および各ファイル内の
スタティックシンボルです。この機能は、「デバッグの設定」
ダイアログボックスの「デバッグフォーマット」のリストで
Elf/Dwarf2を選択したときに使用できます。
- 登録済みシンボルの名称を編集できるようにしました。
- ポインタ変数の値を編集できるようにしました。
- スコープから外れない限り、シンボルの展開を閉じても
リアルタイム更新機能の設定状態を維持するようにしました。
- シンボルをメモリウィンドウへドラッグする
ことにより、メモリウィンドウの表示開始アドレスを
シンボルのアドレスに容易に変更できるようにしました。
- テスト支援機能で、シンボルのアドレスを比較しないオプションを
追加しました。
- 登録済みシンボルの値の更新記録機能で、ファイルに出力する情報
にタイムスタンプを付加するオプションを追加しました。
(b) インスタントウォッチ
「インスタントウォッチ」ダイアログボックスのサイズを
変更できるようにしました。
(c) watch_displayコマンド
コマンドの表示結果に「Scope」カラムを追加しました。
(d) watch_recordコマンド
タイムスタンプ用のパラメータとして、[