RENESAS TOOL NEWS 2004年05月01日 : RSO-M3S-STCP30-040501D
M16C/62グループ用ミドルウェア TCP/IPプロトコルスタック M3S-STCP30の使用上の注意事項を連絡します。
- 該当製品
M3S-STCP30 V.1.00 Release 1 ~ V.1.02 Release 1
- 内容
M3S-STCP30では、ループバック(自局にデータ送信する機能)をサポートしていません。
APIの宛て先IPアドレスにループバックアドレス(127.xxx.xxx.xxx、または自局のIPアドレス)を指定した場合、
以下の動作をします。
- 外部にパケットを送信しない。
- プロトコル内部でループバックしない。
- ループバックアドレスに"127.0.0.1"を指定した場合のみ、APIの戻り値としてE_PAR(パラメータエラー)を返す。
それ以外のループバックアドレスを指定した場合、戻り値が不定になる。
- 2.1 発生例
-
| (1) |
tcp_con_cep()関数 または udp_snd_dat()関数の宛て先IPアドレスに"127.0.0.1"を指定した場合、
E_PAR(パラメータエラー)を返す。 |
| (2) |
tcp_con_cep()関数の宛て先IPアドレスに自局のIPアドレスを指定した場合、
再転送タイムアウトが発生し、E_CLS(接続の失敗)を返す。 |
| (3) |
udp_snd_dat()関数の宛て先IPアドレスに自局のIPアドレスを指定した場合、
戻り値が不定になる。 |
- 回避策
APIの宛て先IPアドレスにループバックアドレスを設定しないで下さい。
- 恒久対策
APIの宛て先IPアドレスに"127.0.0.1"以外のループバックアドレスを指定した場合も、
E_PARを返すよう次期バージョンアップの際に改修する予定です。
また、次期バージョンアップ製品に添付するユーザーズマニュアルにループバックに関する注意事項を追記します。