RENESAS TOOL NEWS 2005年01月26日 : RSO-HEW-050126D
統合開発環境
High-performance Embedded Workshop
V.4.00.00 へのバージョンアップのお知らせ
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統合開発環境 High-performance Embedded Workshop を V.3.01.08 から V.4.00.00 にバージョンアップしました。
- 該当製品
以下の製品に含まれているHigh-performance Embedded Workshopが該当します。
| (1) |
SuperH RISC engineファミリ用 C/C++コンパイラパッケージ
R0C40700XSW09R
R0C40700XSW08R
P0700CAS7-MWR |
| (2) |
H8SX, H8S, およびH8ファミリ用 C/C++コンパイラパッケージ
R0C40008XSW06R
PS008CAS5-MWR |
| (3) |
M32Rファミリ用 Cコンパイラパッケージ
M3T-CC32R V.4.20 Release 1 ~ M3T-CC32R V.4.30 Release 00 |
| (4) |
M32C/80, M16C/80, および M16C/70シリーズ用 Cコンパイラパッケージ
M3T-NC308WA V.5.20 Release 1 |
| (5) |
M16C/60, M16C/30, M16C/20, M16C/10, M16C/Tiny, および
R8C/Tinyシリーズ用 Cコンパイラパッケージ
M3T-NC30WA V.5.20 Release 1 ~ V.5.30 Release 02 |
| (6) |
R8C/Tinyシリーズ用 Cコンパイラパッケージ(専用無償版)
M3T-NC30WA V.5.20 Release 1 (*)
M3T-NC8C V.5.30 Release 1
* 2004年4月1日から、製品名をM3T-NC30WAからM3T-NC8Cに変更しています。 |
| (7) |
E10A-USBエミュレータ
(「4.E10A-USBエミュレータを使用しているお客様へのお願い」を必ず参照お願いします。)
HS0005KCU01H
HS0005KCU02H |
| (8) |
E7エミュレータ
HS0007TCU01H |
| (9) |
E8エミュレータ
R0E000080KCE00 |
| (10) |
E6000Hエミュレータ |
| (11) |
E6000エミュレータ |
| (12) |
E10Aエミュレータ |
| (13) |
E10Tエミュレータ |
| (14) |
E10T-USBエミュレータ
HS0005TCU01H |
| (15) |
E200Fエミュレータ
R0E0200F0EMU00
R0E0200F1EMU00 |
該当製品の型名は、High-performance Embedded Workshop3対応製品に掲載していますので参照ください。
- バージョンアップ内容
- 2.1 新機能
| (1) |
M16C/60, M16C/30, M16C/20, M16C/10, M16C/Tiny, およびR8C/Tiny
シリーズ用エミュレータのサポート
High-performance Embedded Workshop V.4.00.00 の環境下で以下のM16C用エミュレータを使用し、
コーディング、コンパイル、シミュレーション、およびデバッグの作業がシームレスに実行できるようになりました。
・PC7501エミュレータ
・PC4701エミュレータ
・コンパクトエミュレータ
・FoUSB/UARTエミュレータ
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| (2) |
ウィンドウのクライアント領域のツールバー表示
各ウィンドウのクライアント領域にポップアップメニューと同じ機能のツールバーボタンを表示するようになりました。
このツールバーはカスタマイズ(表示と非表示の切り替えなど)できます。各ウィンドウの操作がより簡単になりました。 |
| (3) |
エディタの逆アセンブリ表示
High-performance Embedded Workshop V.4のエディタではソースプログラム表示に加えて、
逆アセンブリ表示および混合表示(ソースコード行に対応する逆アセンブリを表示)ができるようになりました。
また、これらの表示をツールバーボタンで簡単に切り替えられるようになりました。 |
| (4) |
キーボードショートカットのカスタマイズ
メニューのキーボードショートカットを変更できる機能をサポートしました。
High-performance Embedded Workshop以外の統合開発環境を使用していた場合、
慣れたキー操作にカスタマイズができるようになりました。 |
| (5) |
セッションの追加
新規セッションを容易にプロジェクトへ追加できるようにするため、新規セッション作成のためのウィザード機能を追加しました。
また、別のファイルからセッションのデータをインポート(コピー)して新しいセッションを作成できるようになりました。
ただし、High-performance Embedded Workshop V.4が同梱されているコンパイラパッケージのツールチェインを使用する場合のみ本機能を使用できます。 |
| (6) |
ソフトウェアブレークポイントの自動削除
ユーザプログラムをターゲットにダウンロードする際にソフトウェアブレークポイントを自動的に削除する機能を追加しました。
デフォルトの状態はデバッガにより異なります。 |
- 2.2 機能改善
| (1) |
ウィンドウおよびダイアログにおけるアドレス表示の改善
ターゲットがサポートしている空間サイズでアドレスを表示するようになりました。
また、アドレス値の先頭に付加していた基数表示も省略しました。
例) 16ビット空間を持つのターゲットの場合
V.3 0x0000FFFF
V.4 FFFF
ただし、High-performance Embedded Workshop V.4より前のバージョン(以降、
旧バージョン)が同梱されているエミュレータソフトウェアをアップデートしてご使用になる場合には、
一部のウィンドウやダイアログでは従来の形式でアドレスを表示します。
|
| (2) |
メニューおよびツールバー表示の改善
| ・ |
メニューを再配置および簡素化することによりメニュー構成が分かりやすくなりました。
ただし、High-performance Embedded Workshopの旧バージョンが同梱されているエミュレータソフトウェアをアップデートしてご使用になる場合には、
いくつかのメニューを従来と同じ場所に表示します。 |
| ・ |
従来は全てのツールバーを表示していましたが、使用頻度が高いツールバーのみ表示するようになりました。 | |
| (3) |
メモリウィンドウの改善
| ・ |
メモリウィンドウと日本語メモリダンプウィンドウを統合したことにより、
ひとつのウィンドウで日本語の表示および編集ができるようになりました。ただし、
High-performance Embedded Workshopの旧バージョンが同梱されているエミュレータソフトウェアをアップデートしてご使用になる場合には、
従来通りの日本語メモリダンプウィンドウを使用できます。 |
| ・ |
値が変わったデータをハイライトするようになりました。 |
| ・ |
行先頭のデータのラベルを表示します。また行先頭のアドレスと一致する値を持つレジスタ名を表示するようにしました。
(レジスタの表示はM16C用エミュレータのみ) |
| ・ |
ウィンドウを分割後、ウィンドウを閉じなくても分割を解除できるようになりました。 | |
| (4) |
レジスタウィンドウの改善
| ・ |
フラグレジスタの各フラグ値をビット単位で表示・設定できるようになりました。 |
| ・ |
フラグレジスタのレジスタバンク指定フラグの値に対応したバンクのレジスタ内容を表示するようになりました。
(M16CおよびR8C/Tinyシリーズ用エミュレータのみ) |
| ・ |
レジスタ単位で表示基数を変更できるようになりました。 |
| ・ |
ウィンドウを分割後、ウィンドウを閉じなくても分割を解除できるようになりました。 | |
| (5) |
ステップの連続実行の改善
ステップの連続実行時にウィンドウを更新しないモードを追加しました。
ステップの連続実行が従来より速くなりました。 |
| (6) |
プロジェクトへの追加ファイルのパス情報の改善
プロジェクトにファイルを追加した場合、デフォルトではプロジェクトからの相対パスで登録するように変更しました。
ワークスペースをコピーまたは移動した場合、ワークスペースディレクトリ以下にないファイルもプロジェクトからの相対位置で検索できるようになりました。 |
| (7) |
モニタウィンドウの改善(SuperHおよびH8ファミリ用エミュレータのみ)
モニタウィンドウ上に実際の更新間隔(単位:ミリ秒)を表示するようになりました。 |
| (8) |
ウィンドウ更新時の表示の改善
メニュー、ツールバーボタンおよび各ウィンドウの画面更新回数を最適化したことにより、エディタ編集時や実行時の画面のちらつきを低減しました。 |
| (9) |
基本性能の改善
起動時間、終了時間、ユーザプログラムのロード時間、ステップ実行時間およびナビゲーションのスキャン時間を改善しました。 |
- 2.3 改修内容
- 次の問題を改修しました。
| (1) |
ATOK使用時の問題
日本語入力システムにATOKを使用している場合、変換入力中の文字列が表示されない。
|
| (2) |
バーチャルデスクトップ機能の問題
バーチャルデスクトップ機能を使用した場合、非表示状態のデスクトップのトレースウィンドウ、ステイタスウィンドウが更新されない。 |
| (3) |
ツールバーボタン非表示の問題
インストール時に選択した言語環境が異なるHigh-performance Embedded Workshopで作成したワークスペースを開いた場合、
ツールバーボタンが表示されない。
ただし、High-performance Embedded Workshopの旧バージョンが同梱されているエミュレータソフトウェアをアップデートしてご使用になる場合には、
一部のツールバーが表示されない場合があります。 |
| (4) |
コマンドファイル内の日本語コメントの問題
コマンドファイルのコメント("!"で始まる)行に日本語を記述した場合、
コマンドが正常に実行されない、またはコマンドの入力ができなくなる。 |
| (5) |
画像ウィンドウのプロパティ変更の問題
画像ウィンドウの画像プロパティで色情報やバッファ情報を変更した場合にアプリケーションエラーが発生することがある。 |
| (6) |
CPUリセット時のI/Oウィンドウの問題
CPUリセットをしてもI/Oウィンドウ上のキャッシュやタイマなどの値が更新されない。 |
| (7) |
コマンドバッチファイルが自動実行されない問題
デバッグの設定ダイアログの"コマンドバッチファイル実行タイミング"に"Before download of modules"が指定され、
かつ"ビルド後のダウンロード"チェックボックスがチェックされている場合、
ビルド後の自動ダウンロード時にコマンドバッチファイルが実行されない。 |
| (8) |
Windows Meでコマンドが入力できない問題
Windows Me上でHigh-performance Embedded Workshopを使用した場合、
コマンドラインウィンドウでASSEMBLE(アセンブル)コマンドおよびMEMORY_EDIT(メモリ編集)コマンド実行中に入力ができなくなる。 |
| (9) |
MEMORY_EDITコマンドの問題
MEMORY_EDIT(メモリ編集)コマンド実行中にターゲットの切断または初期化を実行するとアプリケーションエラーが発生する。 |
| (10) |
ウィンドウが開かない問題
いくつかのウィンドウにおいてメニューのコマンドを実行またはツールバーボタンをクリックした場合に、
1回の操作でウィンドウが開かない。 |
| (11) |
トレースウィンドウが開かない問題
複数のトレースウィンドウをサポートしているエミュレータ(E200Fエミュレータ)において、
全てのトレースウィンドウが開いていない状態でも"All supported trace window already opened"とメッセージが表示され、
トレースウィンドウが開かない。 |
| (12) |
ワークスペースウィンドウのポップアップメニューが表示されない問題
| ・ |
ワークスペースウィンドウに表示されているプロジェクトツリーからファイルを選択して、
右クリックしてポップアップメニューを表示しても"ビルドから除外"メニューが表示されない。 |
| ・ |
ワークスペースウィンドウに表示されているプロジェクトツリーからプロジェクトを選択して、
右クリックしてポップアップメニューを表示しても"プロジェクトの削除"メニューが表示されない。 |
詳細は、2005年1月16日発行のRENESAS TOOL NEWS "High-performance Embedded Workshop
ご使用上のお願い"を参照ください。 |
| (13) |
ネットワーク機能が使用できない問題
ネットワーク機能を使用すると、ワークスペースの保存時に
"Project file 'file.hwp', is invalid, cannot open project"
というメッセージが表示されてワークスペースが保存できない。
詳細は、2004年12月16日発行のRENESAS TOOL NEWS "High-performance Embedded Workshop
ご使用上のお願い--ネットワーク機能について"を参照ください。 |
2005年3月1日発行のRENESAS TOOL NEWS "High-performance Embedded Workshop V.4.00.00
バージョンアップ内容の追加連絡--monitor_setコマンドの不具合と改修内容のお知らせ"も合わせてご参照ください。
- バージョンアップ方法
無償でオンラインバージョンアップできます。
以下のオンラインアップデートサイトからアップデートプログラムをダウンロードして、実行してください。
日本語版
英語版
- E10A-USBエミュレータを使用しているお客様へのお願い
E10A-USBエミュレータソフトウェア V.1.10 Release 00より前のバージョンと、
High-performance Embedded Workshop V.4.00.00以降の組み合わせでは、以下の問題があります。
- 4.1 対象デバイスグループ
-
E10A-USBがサポートするデバイスグループの中で、以下のデバイスグループが対象です。
- SH-4Aデバイスグループ
- New_SH-Mobileデバイスグループ
- SH-Mobileデバイスグループ
- SH-3デバイスグループ
- SH-2デバイスグループ
- 4.2 内容
-
上記の対象デバイスグループでは、以下の現象が発生する場合がありますので、
High-performance Embedded Workshop V.4.00.00へのアップデートを実施しないでください。
[現象]Disassemblyウインドウを開いた直後にダウンロードを行なうと、Timeoutエラーが発生します。
- 4.3 回避策
-
High-performance Embedded Workshop V.4.00.00へアップデートした場合は、
Disassemblyウインドウを開いた直後にダウンロードを行なわないでください。
[操作例]一旦Disassembleウインドウを閉じ、メモリウインドウを開いた後に、ダウンロードしてください。
- 4.4 恒久対策
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恒久対策を行なったE10A-USBエミュレータソフトウェア V.1.10 Release 00をWebで公開中です。
E10A-USBエミュレータソフトウェアをこちらからダウンロードして
V.1.10 Release 00にアップデートした後、
High-performance Embedded WorkshopもV.4.00.00にアップデートしてください。