RENESAS TOOL NEWS 2005年11月16日 : RSO-E10A-USB-051116D
SH-2A用 E200F および E10A-USBエミュレータ
ご使用上のお願い |
SuperH RISC engineファミリ用エミュレータE200F および E10A-USBの使用上の注意事項を連絡します。
- 該当製品
- E200F(R0E0200F1EMU00)
E200Fエミュレータソフトウェア V.1.00 Release 00以降でサポートしています。
- E10A-USB(HS0005KCU01HおよびHS0005KCU02H)
E10A-USBエミュレータソフトウェア V.1.08 Release 00以降でサポートしています。
- 内容
内蔵トレース機能を使用する場合、ユーザプログラム実行のリアルタイム性がなくなる(ユーザプログラムの実行が一時停止する)場合があります。
- 発生条件
以下の条件をすべて満たす場合に問題が発生します。
| (1) |
|
SuperH RISC engineファミリSH7200グループMCUをデバッグ対象としている。 |
| (2) |
|
Acquisitionダイアログボックスの設定でAUDトレース取得モードとして Non realtime traceを設定した後、
内蔵トレース機能を使用する設定に変更した場合(以下の手順でAcquisitionダイアログボックスの設定を変更した場合。)
- Traceウィンドウ上で右クリックして開くポップアップメニューから「設定」を選択してAcquisitionダイアログボックスを開く。
- Trace modeタブの中で、Trace typeとして"AUD function"ラジオ ボタンをチェックする(AUDトレース機能を使用する設定)。
- AUD mode1(AUD トレース取得モード*)として"Non realtime trace"ラジオボタンをチェックする。
- AcquisitionダイアログボックスのOKボタンをクリックする。
- Traceウィンドウ上で右クリックして開くポップアップメニューから「設定」を選択してAcquisitionダイアログボックスを開く。
- b項の設定を変更する。つまりTrace typeとして"Internal Trace" ラジオボタンをチェックする(内蔵トレース機能を使用する設定)。
- AcquisitionダイアログボックスのOKボタンをクリックする。
(この後、デバッグを実行すると問題が発生します)
| * |
AUD トレース取得モードは、Realtime traceモードとNon realtime trace モードがあります。
- Realtime traceモード
トレース情報を出力中に次の分岐が発生した場合、出力中のトレース情報は出力されますが、
次のトレース情報は出力されません。このため、ユーザプログラムはリアルタイムに動作しますが、
トレース情報が一部取得できないことがあります。
- Non realtime traceモード
トレース情報を出力中に次の分岐が発生した場合、トレース情報が出力し終わるまで、CPU は動作を停止します。 このため、ユーザプログラムのリアルタイム性はありません。
|
|
- 回避策
Acquisitionダイアログボックスの設定でAUD トレース取得モードとして Non realtime traceを設定した後、
内蔵トレース機能を使用する設定に変更する場合は、エミュレータの接続を解除し、
再接続してから内蔵トレース機能を使用する設定に変更してください。
エミュレータの接続の解除と再接続については、
各エミュレータのユーザーズ マニュアルの「エミュレータの再接続」および 「エミュレータの終了」の項を参照ください。
- 恒久対策
エミュレータソフトウェアの次期バージョンで改修します。
- E200F V.2.01 Release 00 (12月リリース予定)
- E10A-USB V.2.02 Release 00 (12月リリース予定)
リリースはツールニュースでお知らせします。