MESC TOOL NEWS:
MESCT-M37920T-RPD-980716D
この度、7920グループ用エミュレーションポッドM37920T-RPDをご使用される際の注意事項についてご連絡致します(これらは、取り扱い説明書に記載されていない内容です)。
対象製品
本ツールニュースの対象となる製品は以下のとおりです。
| 製品名 | 説 明 |
| M37920T-RPD | 7920グループ用エミュレーションポッド (ROMレスMCU対応 特別量産品) |
内 容
以下に示すご使用上の注意事項があります。これらは、取り扱い説明書に記載されていない内容です。
- セットアップ
M37920T-RPDを初めてご使用になる場合、専用ファームウエア(エミュレータ本体に内蔵されるエミュレーションポッドのコントロールソフトウエア)をダウンロードする必要があります。このとき、エミュレータ本体をメンテナンスモードと呼ぶ特殊なモードで起動する必要がありますのでご注意ください。通常の電源投入後にエミュレータデバッガを起動しても、通信エラーが発生します。エミュレータ本体がメンテナンスモードの状態でエミュレータデバッガを起動すると、必要なファームウエアが自動的にダウンロードされます。ファームウエアのダウンロード手順を以下に示します。エミュレータ本体LED状態の詳細については、エミュレータ本体のユーザーズマニュアル「インタフェースのセットアップ方法」をご参照ください。
- ホストマシン⇔エミュレータ本体⇔エミュレーションポッドを接続します
(ユーザターゲットは不要)。
- エミュレータ本体の電源を投入し、2秒以内にフロントパネルのリセットスイッチを1度だけ押します。
→システムステータスLEDの“SAFE”が点滅します。
- エミュレータデバッガを起動すると、自動的にファームウエアのダウンロードを開始します。
→シリアルインタフェースで約5分,パラレルインタフェースで約30秒必要です。
- システムステータスLEDが正常終了を示した後、エミュレータデバッガが起動します。
次回以降は、通常の電源投入でご使用いただけます。
- ソフトウエアブレーク
エミュレーションポッド内のコントロールゲートアレイ不具合により、以下の制限事項がありますのでご注意ください。フラッシュROM内蔵MCUに対応したエミュレーションポッドにて改修する予定です。今回M37920T-RPDをご購入いただいたお客様には、フラッシュROM対応版リリース後に無償改修を予定しておりますので、必ずユーザ登録くださいますようお願いいたします。
- 実行開始アドレスがブレークポイントの場合
ユーザプログラムの実行開始アドレスがソフトウエアブレークポイントの場合(ユーザプログラム停止後の再実行を含む)、実行開始アドレスから2命令分をステップ実行した後にブレーク付き実行を行います。タイマの操作部分など、ブレークポイントの設定アドレスにご配慮ください。ステップ実行(デバッグプログラム)の介入により期待動作と異なる場合があります(例:タイマカウント開始フラグのセット部分で一度停止後に再実行するとき、ステップ実行処理中にタイマがオーバーフローするなど)。ブレークポイントを解除するか、ブレークポイントをあらかじめ影響のない部分に設定してご使用ください。また、ステップ実行した2命令分のトレース結果は欠落しますのでご注意ください。
- 8ビットバスアクセス領域の場合
ソフトウエアブレークは、BRK命令を強制挿入しBRK割り込みを発生させてユーザプログラムを停止させます。8ビットバス幅でアクセスする領域では、奇数番地に設定されたブレークポイントに反応して偶数番地へBRK命令を挿入してしまう不具合があります(16ビットバス幅でアクセスする領域については問題ありません)。この不具合が原因でユーザプログラムが正常に実行されない可能性があります。お手数ですが、8ビットバス幅でアクセスする領域については、偶数番地のみにブレークポイントを設定してください。