本タブでは,1つのCソース・ファイルに対して,次に示すカテゴリごとに詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
なお,本タブは,[共通オプション]タブ,および[コンパイル・オプション]タブの設定内容を継承します。
これらのタブと異なる値を設定した場合は,プロパティが太字表示となります。
%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。 %ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。 %BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。 %MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。 %MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。 %MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。 %ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。 %ProjectName% : プロジェクト名に置換します。 %TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。 |
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使用するビルド・ツールの[コンパイル・オプション]タブの[ソース]カテゴリの[追加のインクルード・パス]プロパティで指定したインクルード・パスも使用してコンパイルするかどうかを選択します。
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コンパイル単位の先頭にインクルードするファイルを指定します。 %ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。 %ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。 %BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。 %MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。 %MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。 %MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。 %ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。 %ProjectName% : プロジェクト名に置換します。 %TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。 |
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[...]ボタンをクリックし,無効化するマクロの指定 ダイアログによる編集 |
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抑止するインフォメーション・レベル・メッセージ番号を指定します。 複数指定する場合は,メッセージ番号をカンマで区切って指定します(例:4,200)。 また,ハイフンを使用して,区間設定を行うこともできます(例:4,200-203,1300)。 なお,本プロパティは,[インフォメーション・レベル・メッセージを抑止する]プロパティで[いいえ(-nomessage)]を選択した場合のみ表示します。 |
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複数指定する場合は,エラー番号をカンマで区切って指定します(例:4,200)。 また,ハイフンを使用して,区間設定を行うこともできます(例:4,200-203,1300)。 コンパイラのオプション-change_messageに相当します。 なお,本プロパティは,[ウォーニング・メッセージをインフォメーションレベルに変更する]プロパティで[はい (エラー番号指定) (-change_message=information=<エラー番号>)]を選択した場合のみ表示します。 |
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複数指定する場合は,エラー番号をカンマで区切って指定します(例:4,200)。 また,ハイフンを使用して,区間設定を行うこともできます(例:4,200-203,1300)。 コンパイラのオプション-change_messageに相当します。 なお,本プロパティは,[インフォメーション・メッセージをウォーニングレベルに変更する]プロパティで[はい (エラー番号指定) (-change_message=warning=<エラー番号>)]を選択した場合のみ表示します。 |
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インフォメーション,ウォーニングレベルのエラー番号を指定します。 複数指定する場合は,エラー番号をカンマで区切って指定します(例:4,200)。 また,ハイフンを使用して,区間設定を行うこともできます(例:4,200-203,1300)。 コンパイラのオプション-change_messageに相当します。 なお,本プロパティは,[インフォメーション、ウォーニング・メッセージをエラーレベルに変更する]プロパティで[はい (エラー番号指定) (-change_message=error=<エラー番号>)]を選択した場合のみ表示します。 |
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ファイル間インライン展開ファイル取り込み先フォルダを指定します。 %ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。 %ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。 %BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。 %MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。 %MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。 %MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。 %ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。 %ProjectName% : プロジェクト名に置換します。 %TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。 %WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。 コンパイラのオプション-file_inline_pathに相当します。 指定したインクルード・パスはサブプロパティとして表示します。 なお,本プロパティは,[共通オプション]タブの[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]を選択し,インストールされている最新版がV2.00.00未満の場合,または[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティでV2.00.00未満を選択した場合に表示します。 |
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[繁体中国語(-big5)]と[簡体中国語(-gb2312)]に関しては,[オブジェクト]カテゴリの[出力アセンブリ言語ファイルの文字コード]プロパティの値と同期します。 コンパイラのオプション-euc,-sjis ,-latin1,-utf8,-big5,-gb2312に相当します。 なお,[繁体中国語 (-big5)],および[簡体中国語 (-gb2312)]は,[共通オプション]タブの[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]を選択し,インストールされている最新版がV2.00.00以上の場合,または[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティでV2.00.00以上を選択した場合に表示します。 また,[UTF-8 コード(-utf8)]は,以下の場合は選択することができません。
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オブジェクトに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。 %MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。 %ProjectName% : プロジェクト名に置換します。 空欄の場合は,プロジェクト・フォルダを指定したものとみなします。 なお,本プロパティは,[共通オプション]タブの[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]を選択し,インストールされている最新版がV2.00.00未満の場合,または[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティでV2.00.00未満を選択した場合に表示します。 |
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コンパイル後に生成するオブジェクト・ファイルの名前を指定します。 空欄の場合は,ソース・ファイル名の拡張子を“.obj”に置き換えたものとなります。 なお,本プロパティは,[共通オプション]タブの[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]を選択し,インストールされている最新版がV2.00.00以上の場合,または[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティでV2.00.00以上を選択した場合に表示します。 |
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[繁体中国語(-outcode=big5)]と[簡体中国語(-outcode=gb2312)]に関しては,[ソース]カテゴリの[入力プログラムの文字コード]プロパティの値と同期します。 なお,[繁体中国語 (-big5))],および[簡体中国語 (-gb2312)]は,[共通オプション]タブの[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]を選択し,インストールされている最新版がV2.00.00以上の場合,または[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティでV2.00.00以上を選択した場合に表示します。 また,[UTF-8 コード (-outcode=utf8)]は,以下の場合は選択することができません。
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品質向上関連に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。 スタック破壊検出は,関数に入る前に有効なスタック領域の外に値を書き込み,関数から出る前に値が書き換えられていないかをチェックする機能です。検出時,ユーザ定義の__stack_chk_fail()関数を呼び出します。 [はい(-stack_protector)],[はい(すべて)(-stack_protector_all)]の違いについては,「CC-RX コンパイラ ユーザーズマニュアル」を参照してください。 ccrxコマンドの-stack_protectorと-stack_protector_allオプションに相当します。 なお,本プロパティは,[共通オプション]タブの[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]を選択し,インストールされている最新版がV2.04.00以上の場合,または[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティでV2.04.00以上を選択した場合に表示します。 |
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本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。 ccrxコマンドの-stack_protectorと-stack_protector_allオプションに相当します。
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モジュール間最適化用付加情報を出力するかどうかを選択します。 |
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たとえば,100 を指定した場合,関数サイズが100%増加するまで(2 倍まで)インライン展開を行います。 なお,本プロパティは,[自動インライン展開を行う]プロパティで[はい (-inline=<数値>)]を選択した場合のみ表示します。 |
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inline オプション,または#pragma inline を指定した場合のみ有効となります。 %BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。 %ProjectName% : プロジェクト名に置換します。 %MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。 コンパイラのオプション-file_inlineに相当します。
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[...]ボタンをクリックし,パス編集 ダイアログをオープン |
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const 宣言された外部変数の定数伝播を実施するかどうかを選択します。 C++言語ソースファイルのconst 修飾型変数については,本オプションで制御することはできません(常に定数伝播されます)。 |
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なお,本プロパティは,[オブジェクト]カテゴリの[出力ファイル形式]プロパティでオブジェクト・モジュール・ファイル(-output=obj)を選択した場合のみ表示します。 |
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コンパイル対象ファイル内で定義された外部変数もしくは静的変数についてベースアドレスを設定し,アクセスをベースアドレス相対で行うコードを生成します。 |
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最適化リンケージエディタが生成する外部シンボル割り付け情報を元にベースアドレスを設定し,外部変数もしくは静的変数のアクセスをベースアドレス相対で行うコードを生成します。 |
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コンパイラのオプション-whole_program,-merge_files,-ip_optimizeに相当します。 なお,本プロパティは,[共通オプション]タブの[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]を選択し,インストールされている最新版がV2.00.00以上の場合,または[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティでV2.00.00以上を選択した場合に表示します。 |
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register 記憶クラスを指定した変数を優先的にレジスタ割り付けるかどうかを選択します。 コンパイラのオプション-enable_registerに相当します。
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浮動小数点型<->符号無し整数型の範囲チェックを省略するかどうかを選択します。 “はい”を選択した時,該当する型変換の処理に対するコード性能は向上しますが,変換結果がC,C++言語規格と異なる場合がありますので,ご注意ください。 |
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ポインタ指示先の型を考慮した最適化を実施するかどうかを選択します。 “はい”を指定した場合,一般には,alias=noansi を指定した場合よりもオブジェクト性能が向上しますが,alias=ansi とalias=noansi とで実行結果が異なる場合があります。 |
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浮動小数点演算式の演算順序変更の最適化を行うかどうかを選択します。 “はい”を指定した場合,一般には,-float_orderを指定しない場合よりもオブジェクト性能が向上しますが,演算の精度が-float_order を指定しなかった場合と異なることがあります。 コンパイラのオプション-float_orderに相当します。 また,本プロパティは,[最適化レベル]プロパティが[2 (-optimize=2)]または[Max (-optimize=max)]を選択した場合のみ表示します。 |
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出力ファイルに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
MISRA C ルール検査に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
以下の表中の「20XX」は,具体的には「2012」,または「2004」が相当します。
本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。 なお,本プロパティは,[共通オプション]タブの[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]を選択し,インストールされている最新版がV2.04.00以上の場合,または[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティでV2.04.00以上を選択した場合に表示します。 |
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サポートしているルールのうち,ルールの分類が“required”になっているルールと指定されたルール番号をチェック対象とします。 |
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サポートしているルールのうち,ルールの分類が“required”になっているルールから指定されたルール番号を除いたルール番号をチェック対象とします。 |
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ルール番号記載ファイル(misra20XX ルール・ファイル)を指定します。 本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。 %BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。 %MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。 %ProjectName% : プロジェクト名に置換します。 なお,本プロパティは,[適用するルール]プロパティで[指定ファイルに記載されたルール番号を適用 (-misra20XX=<ファイル名>)]を選択した場合のみ表示します。 |
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テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,Misra20XXルール・ファイルの指定 ダイアログによる編集 |
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本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。 ルール番号は,必ず10 進数値で1 つ以上指定してください。 なお,本プロパティは,[適用するルール]プロパティで[指定したルール番号を適用 (-misra20XX=apply]を選択した場合のみ表示します。 |
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テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,ルール番号の指定 ダイアログによる編集 |
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本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。 ルール番号は,必ず10 進数値で1 つ以上指定してください。 なお,本プロパティは,[適用するルール]プロパティで[指定したルール番号を除外 (-misra20XX=ignore)]を選択した場合のみ表示します。 |
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テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,ルール番号の指定 ダイアログによる編集 |
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本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。 ルール番号は,必ず10 進数値で1 つ以上指定してください。 なお,本プロパティは,[必須ルールと指定したルールを適用 (-misra20XX=required_add)]を選択した場合のみ表示します。 |
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テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,ルール番号の指定 ダイアログによる編集 |
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本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。 ルール番号は,必ず10 進数値で1 つ以上指定してください。 なお,本プロパティは,[適用するルール]プロパティで[必須ルールから指定したルール番号を除外 (-misra20XX=required_remove)]を選択した場合のみ表示します。 |
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テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,ルール番号の指定 ダイアログによる編集 |
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MISRA-C のルール・チェック対象外のファイルを指定します。 本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。 %BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。 %MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。 %ProjectName% : プロジェクト名に置換します。 |
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拡張キーワードや拡張仕様をメッセージ出力するかどうかを選択します。 本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。 |
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C/C++言語規格から独自に拡張した言語仕様が有効な場合に一部抑止される,MISRA-C ルールチェックを有効にします。 |
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C/C++言語規格から独自に拡張した言語仕様が有効な場合に一部抑止される,MISRA-C ルールチェックを無効にします。 |
コンパイルに関するその他の詳細情報の表示,および設定の変更を行います。