dly_tsk

概要

時間経過待ち状態への移行

C言語形式

 ER      dly_tsk ( RELTIM dlytim );
 

アセンブリ言語形式

 MOVW    BC, #dlytim_hi
 MOVW    AX, #dlytim_lo
 CALL    !!_dly_tsk
 

パラメータ

I/O

パラメータ

説明

I

 RELTIM  dlytim;
遅延時間(単位:ティック)

 

機能

自タスクをRUNNING状態からWAITING状態(時間経過待ち状態)へと遷移させます。

これにより,自タスクは,レディ・キューから外れ,RI78V4のスケジューリング対象から除外されます。

なお,時間経過待ち状態の解除は,以下の場合に行われ,時間経過待ち状態からREADY状態へと遷移します。

 
時間経過待ち状態の解除操作

エラー・コード

dlytimで指定された遅延時間が経過した

E_OK

rel_waiの発行により,時間経過待ち状態を強制的に解除された

E_RLWAI

irel_waiの発行により,時間経過待ち状態を強制的に解除された

E_RLWAI



戻り値

マクロ

数値

意味

E_OK

0

正常終了

E_RLWAI

-49

rel_wai,またはirel_waiの発行により,起床待ち状態を強制的に解除された