A.2.1 配置領域を変更する

プログラム領域のセクション名を変更する場合は,以下のように#pragma section指令を使用します。

#pragma section text  "セクション名"

 

#pragma section指令で,text属性のセクションを作成する場合,実際に生成されるセクション名は,セクションがnearの場合は,“_n” が追加されたもの,セクションがfar の場合は,“_f”が追加されたものになります。

セクション種別 "text"を省略した場合や,セクション種別指定なしとありが混在した場合 については「コンパイラ出力セクション名の変更(#pragma section) 」を参照してください。

 

セクションの開始アドレスは,以下のように-startオプションで指定します。

-start=Mytext_n/1000

 

アドレスは16進数で指定してください。アドレスの指定がない場合は,0番地から割り付けます。

-startオプションは,リンク・オプションです。詳細は「-STARtオプション」を参照してください。