2. 1  概  要

リソース情報ツールは,プログラムの実行状況に応じて動的に変化するRI78V4のリソース情報(システム情報,メモリ・エリア情報など)を確認することができます。

なお,リソース情報ツールの操作手順は,以下のとおりです。

(1) CS+の起動

Windowsの[スタート]メニューからCS+を起動します。

備考  “CS+の起動”についての詳細は,「CS+ 起動編」を参照してください。

(2) プロジェクトの読み込み

デバッグ対象となるプロジェクトを読み込みます。

備考  “プロジェクトの読み込み”についての詳細は,「CS+ 起動編」を参照してください。

(3) デバッグ・ツールの選択

プログラムをデバッグする際に使用するデバッグ・ツールの種類(IECUBE,E1,E20,シミュレータ)を選択します。

備考  “デバッグ・ツールの選択”についての詳細は,「CS+ RL78 デバッグ編」を参照してください。

(4) プログラムのダウンロード

デバッグ対象となるプログラムをダウンロードします。

備考  “プログラムのダウンロード”についての詳細は,「CS+ RL78 デバッグ編」を参照してください。

(5) リアルタイムOS リソース情報 パネルのオープン

リアルタイムOS リソース情報 パネルをオープンします。

備考1.  RI78V4の機能を利用したプログラムをダウンロードした際,本パネルは自動的にオープンします。

2.  RI78V4のシステム初期化処理が未完の状態で表示されているリソース情報は,RI78V4の管理外状態のため,不定値となります。

(6) プログラムの実行/停止

リソース情報を表示させたい箇所までプログラムを実行します。

備考1.  “プログラムの実行/停止”についての詳細は,「CS+ RL78 デバッグ編」を参照してください。

2.  デバッガの“セクション・スキップ機能”を使用して,効率よくデバッグすることができます。例えば,サービス・コール発行箇所で“ステップ・イン実行”すると,RI78V4の内部処理をすべてスキップし,ユーザ・アプリケーション部分に到達した時点でブレークします。なお“セクション・スキップ機能”についての詳細は,「CS+ RL78 デバッグ編」を参照してください。

(7) リソース情報の確認

リアルタイムOS リソース情報 パネルの各タブ([システム]タブ[メモリ・エリア]タブなど)で,リソース情報の現在状態を確認します。