-output


コンパイル・オプション / オブジェクトオプション

[指定形式]

-output = <sub> [=<ファイル名>]
        <sub> : { prep | src | obj | abs | hex | sty }

 

-

省略時解釈

output=obj です。

[詳細説明]

-

出力ファイルの形式を指定します。

-

サブオプションと出力ファイルの一覧を以下に示します。

-

<ファイル名>を指定しない場合は、先頭に入力したソースファイル名に以下表の拡張子をつけたファイルを作成します。

表 2.3

サブオプション出力形式

サブオプション

出力形式

ファイル名指定省略時の拡張子

prep

プリプロセッサ展開後のソースファイル

C(C89, C99)言語ソースファイル:p

C++言語ソースファイル:pp

src

アセンブリ・ソース・ファイル

src

obj

リロケータブル・ファイル

obj

abs

アブソリュート・ファイル

abs

hex

インテルHEX形式ファイル

hex

sty

モトローラS形式ファイル

mot

リロケータブルファイルは、アセンブラの出力ファイルです。
アブソリュートファイル、インテルHEX形式ファイル、およびモトローラS形式ファイルは、最適化リンケージエディタの出力ファイルです。

 

[備考]

-

指定した形式のファイルを作成するための中間ファイルは、フォルダ指定があればそのフォルダに、フォルダ指定がなければカレントフォルダに作成します。