2.5 ビルド・ツールのバージョンを変更する

プロジェクト(メイン・プロジェクト,またはサブプロジェクト)で使用するビルド・ツール(コンパイラ・パッケージ)のバージョンを変更することができます。

プロジェクト・ツリー でビルド・ツール・ノードを選択したのち,プロパティ パネルの[共通オプション]タブを選択します。[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版],または該当バージョンを選択してください。

図 2.49

[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティ

備考 1.

メイン・プロジェクト,およびサブプロジェクトで使用するビルド・ツールが同じ場合,それらのビルド・ツール・ノードをすべて選択し,プロパティを設定することで,ビルド・ツールのバージョンをまとめて変更することができます。

備考 2.

ほかの実行環境で作成したプロジェクトを開いた場合など,インストールしていないコンパイラ・パッケージを選択している場合は,そのバージョンも表示します。

備考 3.

コンパイラ・パッケージによってオプションに変更がある場合は,選択したバージョンにあわせて,ビルド・ツールの各プロパティの表示を切り替えます。
バージョンの変更により非表示になるプロパティについては,プロジェクト・ファイル中に設定値を残しておき,再表示の際に値を再現します。
なお,オプションの変更は,以下の規則に基づいて行い,変更情報は出力 パネルに表示します。

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旧バージョンから新バージョンへ変更した場合は,オプションの設定の引き継ぎ,および変換(必要な場合のみ)を行います。

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新バージョンから旧バージョンへ変更した場合は,同一オプションの設定の引き継ぎのみを行います。
旧バージョンのみに存在するオプションについては,デフォルト値を設定します。