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2.3.6.2 [デバッグ・ツール設定]タブ

次に示すカテゴリごとに,デバッグ・ツールの基本設定を行います。

 

(1) [メモリ]

(2) [実行中のメモリ・アクセス]

(3) [ブレーク]

(4) [トレース]

(5) [タイマ]

(6) [カバレッジ]

(7) [仮想ボード]

(8) [シミュレータGUI]

(9) [ステップ実行]

 

(1)

[メモリ]

メモリに関する設定を行います。

図 2.58

[メモリ]カテゴリ【シミュレータ】

(a)

[メモリ・マッピング]

現在のメモリ・マッピングの状況が,メモリ領域の種別ごとに詳細表示されます。

注意

メモリ・マッピングの追加/削除はできません。

(2)

[実行中のメモリ・アクセス]

プログラム実行中におけるメモリ・アクセス(リアルタイム表示更新機能)に関する設定を行います。

リアルタイム表示更新機能についての詳細は,「2.9.1.4 プログラム実行中にメモリの内容を表示/変更する」を参照してください。

図 2.59

[実行中のメモリ・アクセス]カテゴリ【シミュレータ】

(a)

[実行中に表示更新を行う]

プログラム実行中に,メモリ パネルウォッチ パネルの表示内容を自動的に更新するか否かを選択します。

表示内容の自動更新を行う場合は[はい]を選択してください(デフォルト)。

備考

メモリ パネルウォッチ パネル ボタンにより,表示内容を手動で更新することができます。

(b)

[表示更新間隔[ms]]

このプロパティは,[実行中に表示更新を行う]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ有効となります。

プログラム実行中に,メモリ パネルウォッチ パネルの表示内容を自動的に更新する間隔を100 ms単位で指定します。

直接入力により,100~65500の整数(100 ms未満の端数切り上げ)を指定してください(デフォルト:[500])。

(3)

[ブレーク]

ブレーク機能に関する設定を行います。

ブレーク機能,およびこのカテゴリ内の設定についての詳細は,「2.8 プログラムの停止(ブレーク)」を参照してください。

(4)

[トレース]

トレース機能に関する設定を行います。

トレース機能,およびこのカテゴリ内の設定についての詳細は,「2.11 実行履歴の収集」を参照してください。

(5)

[タイマ]

タイマ機能に関する設定を行います。

タイマ機能,およびこのカテゴリ内の設定についての詳細は,「2.12 実行時間の計測」を参照してください。

(6)

[カバレッジ]

カバレッジ機能に関する設定を行います。

カバレッジ機能,およびこのカテゴリ内の設定についての詳細は,「2.13 カバレッジの測定【IECUBE】【シミュレータ】」を参照してください。

(7)

[仮想ボード]

仮想ボードに関する設定を行います。

(a)

[Webシミュレータと同じ仮想ボードを使用する]

Webシミュレータと同じ仮想ボードを使用するかどうかを選択します。

仮想ボードを使用する場合は,[はい]を選択してください。(デフォルト:[いいえ])。

(8)

[シミュレータGUI]

シミュレータGUIに関する設定を行います。

シミュレータGUIの機能,およびこのカテゴリ内の設定についての詳細は,「2.18 シミュレータGUIの使用【シミュレータ】」を参照してください。

(9)

[ステップ実行]

ステップ実行の制御方法に関する設定を行います。

図 2.60

[ステップ実行]カテゴリ【シミュレータ】

(a)

[指定セクションをスキップする]

指定セクションをスキップするか否かを選択します。

指定セクションをスキップする場合は,[はい]を選択してください。(デフォルト:[いいえ])。

(b)

[指定セクション]

このプロパティは,[指定セクションをスキップする]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示します。

設定は,このプロパティを選択すると欄内右端に表示される[...]ボタンをクリックすることでオープンする,指定セクション ダイアログ上で行います。