Everything
 

[ヘキサ出力オプション]タブ


本タブでは,ヘキサ出力フェーズに対して,次に示すカテゴリごとに詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

 

(1)[出力ファイル]

(2)[ヘキサ・フォーマット]

(3)[その他]

注意 1.

本タブは,ライブラリ用のプロジェクトの場合は表示しません。

注意 2.

本タブは,CC-RX V2.00.00以上をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.00.00以上を選択した場合に表示します。
コンパイラ・パッケージのバージョンがV2.00.00未満の場合,本タブのプロパティは[リンク・オプション]タブ[ロード・モジュール・ファイル変換]カテゴリに含まれます。

[各カテゴリの説明]

(1)

[出力ファイル]

出力ファイルに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

ヘキサ・ファイルを出力する

ヘキサ・ファイルを出力するかどうかを選択します。

リンカのオプション-formに相当します。

デフォルト

はい

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい

いいえ

出力フォルダ

ヘキサ・ファイルの出力フォルダを指定します。

次のプレースホルダに対応しています。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

空欄の場合は,プロジェクト・フォルダを指定したものとみなします。

リンカのオプション-outputに相当します。

なお,本プロパティは,[ヘキサ・ファイルを出力する]プロパティで[はい]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

%BuildModeName%

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,フォルダの参照 ダイアログによる編集

指定可能値

247文字までの文字列

出力ファイル名

出力ファイル名を指定します。

拡張子を省略した場合は,[ヘキサ・ファイル・フォーマット]プロパティの選択に依存して,自動的に付加します。

[インテル拡張ヘキサ・ファイル(-Form=Hexadecimal)]を選択している場合:.hex

[モトローラ・Sタイプ・ファイル(-Form=Stype)]を選択している場合:.mot

[バイナリ・ファイル(-Form=Binary)]を選択している場合:.bin

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

空欄の場合は,%ProjectName%.absを指定したものとみなします。

リンカのオプション-outputに相当します。

なお,本プロパティは,[ヘキサ・ファイルを出力する]プロパティで[はい]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

%ProjectName%.mot

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

255文字までの文字列

ロード・アドレス

ヘキサ・ファイルのロード・アドレスを16進数で指定します。

リンカのオプション-OUtputに相当します。

なお,本プロパティは,以下の場合のみ表示します。

-

CC-RX V3.00.00以上をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV3.00.00以上を選択した場合

-

[ヘキサ・フォーマット]カテゴリの[ヘキサ・ファイル・フォーマット]プロパティで[バイナリ・ファイル(-FOrm=Binary)]以外を選択した場合

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

0~FFFFFFFF(16進数),または空欄

分割出力ファイル

分割出力ファイルを指定します。

ファイル名=先頭アドレス-終了アドレス[/ロード・アドレス]」,または「ファイル名=セクション名[/ロード・アドレス]」の形式で1行に1つずつ指定します。

セクション名を複数指定する場合は,「ファイル名=セクション名:セクション名」のように,コロンで区切って指定します(例:file1.abs=sec1:sec2)。

なお,[/ロード・アドレス]はCC-RX V3.00.00以上の場合,かつ[ヘキサ・ファイル・フォーマット]プロパティで[バイナリ・ファイル(-FOrm=Binary)]以外を選択した場合のみ指定可能です。

アドレスは16進数で指定します(例:file2.abs=400-4ff)。

拡張子を省略した場合は,[ヘキサ・ファイル・フォーマット]プロパティに依存して,自動的に付加します。

“インテル拡張ヘキサ・ファイル(-Form=Hexadecimal)”:.hex

“モトローラ・Sタイプ・ファイル(-Form=Stype)”:.mot

“バイナリ・ファイル(-Form=Binary)”:.bin

次のプレースホルダに対応しています。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

リンカのオプション-outputに相当します。

なお,本プロパティは,[ヘキサ・ファイルを出力する]プロパティで[はい]を選択した場合のみ表示します。

注意

出力ファイルが1つのみで,先頭アドレスおよび終了アドレス,またはセクション名の指定を行わない場合は,本プロパティの設定を削除し,[出力フォルダ],および[出力ファイル名]プロパティを使用してください。

デフォルト

分割出力ファイル[定義数

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

255文字までの文字列

65536個まで指定可能

(2)

[ヘキサ・フォーマット]

ヘキサ・ファイルのフォーマットに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

ヘキサ・ファイル・フォーマット

ヘキサ・ファイルのフォーマットを選択します。

リンカのオプション-formに相当します。

なお,本プロパティは,[出力ファイル]カテゴリの[ヘキサ・ファイルを出力する]プロパティで[はい]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

モトローラ・Sタイプ・ファイル(-FOrm=Stype

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

インテル拡張ヘキサ・ファイル(-FOrm=Hexadecimal)

インテル拡張ヘキサ・ファイルを出力します。

モトローラ・Sタイプ・ファイル(-FOrm=Stype)

モトローラ・Sタイプ・ファイルを出力します。

バイナリ・ファイル (-FOrm=Binary)

バイナリ・ファイルを出力します。

レコードサイズを統一する

アドレス範囲に関係なく,一定のデータレコードで出力するかどうかを選択します。

リンカのオプション-recordに相当します。

なお,本プロパティは,[ヘキサ・ファイル・フォーマット]プロパティで[インテル拡張ヘキサ・ファイル(-FOrm=Hexadecimal)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (インテルHEX レコード) (-REcord=H16)

インテルHEX レコードを出力します。

はい (インテル拡張HEX レコード) (-REcord=H20)

インテル拡張HEX レコードを出力します。

はい (インテル32bitHEX レコード) (-REcord=H32)

インテル32bitHEX レコードを出力します。

いいえ

アドレスに合わせて混在したデータレコードを出力します。

レコードサイズを統一する

アドレス範囲に関係なく,一定のデータレコードで出力するかどうかを選択します。

リンカのオプション-recordに相当します。

なお,本プロパティは,[ヘキサ・ファイル・フォーマット]プロパティで[モトローラ・Sタイプ・ファイル(-FOrm=Stype)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (S1 レコード) (-REcord=S1)

S1レコードを出力します。

はい (S2 レコード) (-REcord=S2)

S2レコードを出力します。

はい (S3 レコード) (-REcord=S3)

S3レコードを出力します。

いいえ

アドレスに合わせて混在したデータレコードを出力します。

出力範囲のメモリの空き領域をデータで充てんする

出力範囲のメモリの空き領域をデータで充てんするかどうかを選択します。

リンカのオプション-spaceに相当します。

なお,本プロパティは,[出力ファイル]カテゴリの[分割出力ファイル]プロパティで出力ファイル名を指定している場合に表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (乱数) (-SPace=Random)

空きエリアに乱数を出力します。

はい (データ指定) (-SPace=<数値>)

空きエリアに指定した16 進数の数値を出力します。

いいえ

空きエリアにデータを出力しません。

空き領域出力データ

空き領域への出力データを指定します。

リンカのオプション-spaceに相当します。

なお,本プロパティは,[出力範囲のメモリの空き領域をデータで充てんする]プロパティで[はい (データ指定) (-SPace=<数値>)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

FF(16進数)

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

0~FFFFFFFF(16進数)

アラインした出力開始アドレスから固定レコード長で出力する

アラインした出力開始アドレスから固定レコード長で出力するかどうかを選択します。

リンカのオプション-FIX_RECORD_LENGTH_AND_ALIGNに相当します。

なお,本プロパティは,以下の場合のみ表示します。

-

CC-RX V2.08.00以上をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.08.00以上を選択した場合

-

[ヘキサ・ファイル・フォーマット]プロパティで[バイナリ・ファイル(-FOrm=Binary)]以外を選択した場合

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-FIX_RECORD_LENGTH_AND_ALIGN)

アラインした出力開始アドレスから固定レコード長で出力します。

いいえ

アラインした出力開始アドレスから固定レコード長で出力しません。

出力開始アドレスのアライメント

出力開始アドレスのアライメントを指定します。

アライメントとして1以上の値を指定できます。

リンカのオプション-FIX_RECORD_LENGTH_AND_ALIGNに相当します。

なお,本プロパティは,[アラインした出力開始アドレスから固定レコード長で出力する]プロパティで[はい(-FIX_RECORD_LENGTH_AND_ALIGN)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

1

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

1~99999(10進数)

データ・レコードのバイト数を指定する

データ・レコードのバイト数を指定するかどうかを選択します。

リンカのオプション-byte_countに相当します。

なお,本プロパティは,以下のどちらかの場合のみ表示します。

-

CC-RX V2.08.00以上をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.08.00以上を選択した場合

-

[ヘキサ・ファイル・フォーマット]プロパティで[バイナリ・ファイル(-FOrm=Binary)]以外を選択した場合

-

上記以外の場合

-

[ヘキサ・ファイル・フォーマット]プロパティで[インテル拡張ヘキサ・ファイル(-FOrm=Hexadecimal)]を選択した場合

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-BYte_count)

データ・レコードのバイト数を指定します。

いいえ

データ・レコードのバイト数を指定しません。

データ・レコードのバイト数最大値

データ・レコードのバイト数の最大値を指定します。

リンカのオプション-byte_countに相当します。

なお,本プロパティは,[データ・レコードのバイト数を指定する]プロパティで[はい(-BYte_count)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

-

[ヘキサ・ファイル・フォーマット]プロパティで[インテル拡張ヘキサ・ファイル(-FOrm=Hexadecimal)]を選択した場合

FF

-

[ヘキサ・ファイル・フォーマット]プロパティで[モトローラ・Sタイプ・ファイル(-FOrm=Stype)]を選択した場合

10

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

1~FF(16進数)

CRC演算結果を出力する

CRC 演算結果の出力を選択します。

リンカのオプション-crcに相当します。

なお,本プロパティは,[ヘキサ・ファイル・フォーマット]プロパティで[インテル拡張ヘキサ・ファイル(-Form=Hexadecimal)],または[モトローラ・Sレコード・ファイル(-Form=Stype)]を選択した場合のみ表示します(CC-RX V3.00.00以上の場合は[バイナリ・ファイル(-FOrm=Binary)]選択時も表示します)。

また,以下の項目は,CC-RX V2.04.00以上をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.04.00以上を選択した場合に表示します。

-

[はい(-Crc)]

 

以下の項目は,CC-RX V2.04.00未満をインストールした環境において,[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.04.00未満を選択した場合に表示します。

-

[はい (多項式=CRC-CCITT、エンディアン=自動)(-CRc)]

-

[はい (多項式=CRC-CCITT、エンディアン=Big-endianデータ)(-CRc)]

-

[はい (多項式=CRC-CCITT、エンディアン=Little-endianデータ)(-CRc)]

-

[はい (多項式=CRC-16、エンディアン=自動)(-CRc)]

-

[はい (多項式=CRC-16、エンディアン=Big-endianデータ)(-CRc)]

-

[はい (多項式=CRC-16、エンディアン=Little-endianデータ)(-CRc)]

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-Crc)

指定した範囲のヘキサ形式オブジェクトを,下位アドレスから上位アドレスの順でCRC演算を行い,演算結果を指定したアドレスへ出力します。

はい (多項式=CRC-CCITT,エンディアン=自動) (-CRc)

多項式にCRC-CCITTを選択します。

はい (多項式=CRC-CCITT,エンディアン=Big-endian データ) (-CRc)

多項式にCRC-CCITT,エンディアンにBIGを選択します。

はい (多項式=CRC-CCITT,エンディアン=Little-endian データ) (-CRc)

多項式にCRC-CCITT,エンディアンにLITTLEを選択します。

はい (多項式=CRC-16,エンディアン=自動) (-CRc)

多項式にCRC-16を選択します。

はい (多項式=CRC-16,エンディアン=Big-endian データ) (-CRc)

多項式にCRC-16,エンディアンにBIGを選択します。

はい (多項式=CRC-16,エンディアン=Little-endian データ) (-CRc)

多項式にCRC-16,エンディアンにLITTLEを選択します。

いいえ

CRCコードを出力しません。

出力アドレス

CRCコードの出力位置のアドレスを指定します。

アドレスは16 進数で指定します。

リンカのオプション-crcに相当します。

なお,本プロパティは,[CRC 演算結果を出力する]プロパティで[いいえ]を選択した場合は表示しません。

デフォルト

0

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

0~FFFFFFFE(16進数)

計算範囲

CRC計算範囲を指定します。

先頭アドレス-終了アドレス」,または「セクション名」の形式で1行に1つずつ指定します。ただし,「セクション名」はCC-RX V2.04.00以上でのみ指定可能です。

アドレスは16進数で指定します(例:400-ffff)。

リンカのオプション-crcに相当します。

なお,本プロパティは,[CRC 演算結果を出力する]プロパティで[いいえ]を選択した場合は表示しません。

デフォルト

計算範囲[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

32767文字までの文字列

65536個まで指定可能です。

CRC演算方法

CRC演算方法を選択します。

それぞれの動作については,デバイスのユーザーズ・マニュアル,および「CC-RX コンパイラ ユーザーズマニュアル」を参照してください。

リンカのオプション-CRcに相当します。

なお,本プロパティは,以下の場合のみ表示します。

-

[CRC演算結果を出力する]プロパティで[はい(-CRc)]を選択した場合

-

CC-RX V2.04.00以上をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.04.00以上を選択した場合

デフォルト

CCITT方式

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

CCITT方式

CRC-16-CCITT-MSB First,初期値0xffff,XOR 反転による演算結果を出力します。

16

CRC-16-LSB Firstによる演算結果を出力します。

CRC-CCITT(MSB)方式

CRC-16-CCITT-MSB Firstによる演算結果を出力します。

CRC-CCITT(MSB, LITTLE,4バイト)方式

入力をLITTLEエンディアン4バイト単位としCRC-16-CCITT-MSB Firstによる演算結果を出力します。

CRC-CCITT(MSB, LITTLE,2バイト)方式

入力をLITTLEエンディアン2バイト単位としCRC-16-CCITT-MSB Firstによる演算結果を出力します。

CRC-CCITT(LSB)方式

CRC-16-CCITT-LSB Firstによる演算結果を出力します。

SENT(MSB)方式

SENT準拠による演算結果を出力します。

32-ETHERNET方式

CRC-32-ETHERNETによる演算結果を出力します。

初期値

CRCコードの初期値を「初期値」の形式で指定します。

リンカのオプション-CRcに相当します。

なお,本プロパティは,[CRC演算結果を出力する]プロパティで[はい(-CRc)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

-

[CRC演算方法]プロパティで[32-ETHERNET方式]以外を選択した場合

0~FFFF(16進数)

-

[CRC演算方法]プロパティで[32-ETHERNET方式]を選択した場合

0~FFFFFFFF(16進数)

エンディアン

CRC出力時のエンディアンを選択します。

リンカのオプション-CRcに相当します。

なお,本プロパティは,[CRC演算結果を出力する]プロパティで[はい(-CRc)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

指定しない

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

指定しない

エンディアンを指定しません。

入力オブジェクトのエンディアンに従います。

リトル・エンディアン

リトル・エンディアンにて出力します。

ビッグ・エンディアン

ビッグ・エンディアンにて出力します。

出力サイズ

CRCコードの出力サイズを指定します。

リンカのオプション-CRcに相当します。

なお,本プロパティは,[CRC演算結果を出力する]プロパティで[はい(-CRc)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

2,4,または空欄

CRCの演算結果、および出力アドレスを表示する

CRCの演算結果,および出力アドレスを出力パネルに表示するかどうかを選択します。

リンカのオプション-VERBOSEに相当します。

なお,本プロパティは,以下の場合のみ表示します。

-

CC-RX V3.03.00以上をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV3.03.00以上を選択した場合

-

[CRC演算結果を出力する]プロパティで[はい(-CRc)]を選択した場合

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-VERBOSE=CRC)

CRCの演算結果,および出力アドレスを出力パネルに表示します。

いいえ

CRCの演算結果,および出力アドレスを出力パネルに表示しません。

エンド・レコードの指定

モトローラ・Sタイプ・ファイルのエンド・レコードを選択します。

リンカのオプション-END_RECORDに相当します。

なお,本プロパティは,以下の場合に表示します。

-

CC-RX V2.07.00以上をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.07.00以上を選択した場合

-

[ヘキサ・ファイル・フォーマット]プロパティで[モトローラ・Sタイプ・ファイル(-FOrm=Stype)]を選択した場合

デフォルト

指定しない(オプション指定なし)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

S7(-END_RECORD=S7)

32ビット・Sタイプ・エンド・レコードで出力します。

S8(-END_RECORD=S8)

24ビット・Sタイプ・エンド・レコードで出力します。

S9(-END_RECORD=S9)

16ビット・Sタイプ・エンド・レコードで出力します。

指定しない(オプション指定なし)

エントリ・ポイント・アドレスに合わせてエンド・レコードを出力します。

S9 レコードを終端に出力する

S9 レコードを終端に出力するかどうかを選択します。

リンカのオプション-s9に相当します。

なお,本プロパティは,[ヘキサ・ファイル・フォーマット]プロパティで[モトローラ・Sタイプ・ファイル(-FOrm=Stype)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-S9)

S9 レコードを終端に出力します。

いいえ

S9 レコードを終端に出力しません。

.OFFSETで作られる空き領域へのデータ出力を抑止する

.OFFSETで作られる空き領域へのデータ出力を抑止するかどうかを表示します。

本プロパティは,[アセンブル・オプション]タブ,または[個別アセンブル・オプション]タブの[オブジェクト]カテゴリの[.OFFSETで作られる空き領域へのデータ出力を抑止する]プロパティの選択により自動的に設定されます。

リンカのオプション-create_unfilled_areaに相当します。

なお,本プロパティは,CC-RX V2.03.00以上をインストールした環境において,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.03.00以上を選択した場合に表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

変更不可

(3)

[その他]

リンクに関するその他の詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

メッセージ関連の設定をリンク・オプション・タブと同じにする

メッセージ関連の設定を[リンク・オプション]タブと同じにするかどうかを選択します。

デフォルト

はい

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい

メッセージ関連の設定を[リンク・オプション]タブと同じにします。

いいえ

メッセージ関連の設定を[ヘキサ出力オプション]タブのプロパティで行います。

インフォメーションレベル・メッセージ出力を有効にする

インフォメーションレベル・メッセージの出力を有効にするかどうかを選択します。

リンカのオプション-message,-nomessageに相当します。

なお,本プロパティは,[メッセージ関連の設定をリンク・オプション・タブと同じにする]プロパティで[いいえ]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ(-NOMessage)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-Message)

インフォメーション・レベル・メッセージを出力します。

いいえ(-NOMessage)

インフォメーション・レベル・メッセージを抑止します。

抑止するインフォメーションレベル・メッセージ番号

抑止するインフォメーションレベル・メッセージ番号を指定します。

複数指定する場合は,メッセージ番号をカンマで区切って指定します(例:23043,23042)。

また,ハイフンを使用して,区間設定を行うこともできます(例:23044-23045,23046-23048)。

リンカのオプション-nomessageに相当します。

なお,本プロパティは,[メッセージ関連の設定をリンク・オプション・タブと同じにする]プロパティで[いいえ],および[インフォメーションレベル・メッセージ出力を有効にする]プロパティで[いいえ(-NOMessage)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,文字列入力 ダイアログによる編集

指定可能値

32767文字までの文字列

ウォーニング、エラー・メッセージをインフォメーションレベルに変更する

ウォーニング,エラー・メッセージをインフォメーションレベルに変更するかどうかを選択します。

リンカのオプション-change_messageに相当します。

なお,本プロパティは,[メッセージ関連の設定をリンク・オプション・タブと同じにする]プロパティで[いいえ]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (すべて) (-CHange_message=information)

すべてのウォーニング,エラー・メッセージをインフォメーションレベルに変更します。

はい (エラー番号指定) (-CHange_message=information=<エラー番号>)

ウォーニング,エラーレベルの指定エラー番号のみインフォメーションレベルに変更します。

いいえ

ウォーニング,エラー・メッセージをインフォメーションレベルに変更しません。

ウォーニング、エラーレベルのエラー番号

ウォーニング,エラーレベルのエラー番号を指定します。

複数指定する場合は,メッセージ番号をカンマで区切って指定します(例:23043,23042)。

また,ハイフンを使用して,区間設定を行うこともできます(例:23044-23045,23046-23048)。

リンカのオプション-change_messageに相当します。

なお,本プロパティは,[メッセージ関連の設定をリンク・オプション・タブと同じにする]プロパティで[いいえ],および[ウォーニング、エラー・メッセージをインフォメーションレベルに変更する]プロパティで[はい (エラー番号指定) (-CHange_message=information=<エラー番号>)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,文字列入力 ダイアログによる編集

指定可能値

32767文字までの文字列

インフォメーション、エラー・メッセージをウォーニングレベルに変更する

インフォメーション,エラー・メッセージをウォーニングレベルに変更するかどうかを選択します。

リンカのオプション-change_message に相当します。

なお,本プロパティは,[メッセージ関連の設定をリンク・オプション・タブと同じにする]プロパティで[いいえ]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (すべて) (-CHange_message=warning)

すべてのインフォメーション,エラー・メッセージをウォーニングレベルに変更します。

はい (エラー番号指定) (-CHange_message=warning=<エラー番号>)

インフォメーション,エラーレベルの指定エラー番号のみウォーニングレベルに変更します。

いいえ

インフォメーション,エラー・メッセージをウォーニングレベルに変更しません。

インフォメーション、エラーレベルのエラー番号

インフォメーション,エラーレベルのエラー番号を指定します。

複数指定する場合は,メッセージ番号をカンマで区切って指定します(例:23043,23042)。

また,ハイフンを使用して,区間設定を行うこともできます(例:23044-23045,23046-23048)。

リンカのオプション-change_messageに相当します。

なお,本プロパティは,[メッセージ関連の設定をリンク・オプション・タブと同じにする]プロパティで[いいえ],および[インフォメーション、エラー・メッセージをウォーニングレベルに変更する]プロパティで[はい (エラー番号指定) (-CHange_message=warning=<エラー番号>)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,文字列入力 ダイアログによる編集

指定可能値

32767文字までの文字列

インフォメーション、ウォーニング・メッセージをエラーレベルに変更する

インフォメーション,ウォーニング・メッセージをエラーレベルに変更するかどうかを選択します。

リンカのオプション-change_messageに相当します。

なお,本プロパティは,[メッセージ関連の設定をリンク・オプション・タブと同じにする]プロパティで[いいえ]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (すべて) (-CHange_message=error))

すべてのインフォメーション,ウォーニング・メッセージをエラーレベルに変更します。

はい (エラー番号指定) (-CHange_message=error=<エラー番号>)

インフォメーション,ウォーニングレベルの指定エラー番号のみエラーレベルに変更します。

いいえ

インフォメーション,ウォーニング・メッセージをエラーレベルに変更しません。

インフォメーション、ウォーニングレベルのエラー番号

インフォメーション,ウォーニングレベルのエラー番号を指定します。

複数指定する場合は,メッセージ番号をカンマで区切って指定します(例:23043,23042)。

また,ハイフンを使用して,区間設定を行うこともできます(例:23044-23045,23046-23048)。

リンカのオプション-change_messageに相当します。

なお,本プロパティは,[メッセージ関連の設定をリンク・オプション・タブと同じにする]プロパティで[いいえ],および[インフォメーション,ウォーニング・メッセージをエラーレベルに変更する]プロパティで[はい (エラー番号指定) (-CHange_message=error=<エラー番号>)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,文字列入力 ダイアログによる編集

指定可能値

32767文字までの文字列

その他の追加オプション

その他に追加するリンカのオプションを入力します。

なお,ここで設定したオプションは,リンカのオプション群の最後に付加されます。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,文字列入力 ダイアログによる編集

指定可能値

259文字までの文字列

コマンド・ライン

指定されているオプションを表示します。

デフォルト

コマンド・ライン[定義数]

変更方法

変更不可