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6.1 セクション名一覧

CC-RXで扱うセクションについて説明します。

アセンブラが出力するリロケータブルファイルの実行命令、データの各領域は、セクションを構成します。セクションは、メモリ上の配置を行う最小単位です。セクションの性質には、以下の項目があります。

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セクション属性

code 実行命令を格納します。

data 変更可能なデータを格納します。

romdata 固定データを格納します。

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形式種別

相対アドレス形式

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最適化リンケージエディタで再配置可能なセクションです。

絶対アドレス形式

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アドレス決定済みのセクションです。最適化リンケージエディタで再配置できません。

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初期値

プログラム実行開始時の初期値の有無です。同一セクション内に、初期値があるデータと初期値がないデータを混在させることはできません。例えば、ある配列の初期化リストが、その要素数未満である場合、初期化リストで初期値を指定されなかった要素は、初期値として0が指定された場合と同様に扱います。

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書き込み操作

プログラム実行時における書き込み操作の可/不可を示します。

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アライメント数

セクションの配置アドレスを補正するための値です。最適化リンケージエディタでは、各セクションの配置アドレスを、それぞれのアライメント数の倍数になるように補正します。