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2.9.2.2 現在のアドレスから実行する

現在のアドレス(カレントPC値で示されるアドレス)からプログラムの実行を開始する方法には,次の種類があります。

(1)

通常の実行

デバッグ・ツールバーの ボタンをクリックします。

この操作により実行を開始した場合,次のいずれかの状態までその実行を続けます。

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ボタンのクリック(「2.10.1 プログラムの実行を手動で停止する」参照)

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PCがブレークポイントに到達(「2.10.2 任意の場所で停止する(ブレークポイント)」参照)

(2)

ブレーク関連のイベントを無視した実行

デバッグ・ツールバーの ボタンをクリックします。

この操作により実行を開始した場合,次のいずれかの状態までその実行を続けます。

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ボタンのクリック(「2.10.1 プログラムの実行を手動で停止する」参照)

備考

この操作により実行を開始した場合,Printfイベントの発生も無視されます。

(3)

キャレット位置までの実行

エディタ パネル/逆アセンブル パネルにおいて,プログラムを停止させたい行/命令にキャレットを移動したのち,コンテキスト・メニューの[ここまで実行]を選択します。

この操作により実行を開始した場合,次のいずれかの状態までその実行を続けます。

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PCがキャレット位置のアドレスに到達

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ボタンのクリック(「2.10.1 プログラムの実行を手動で停止する」参照)

注意

キャレット位置の行に対応するアドレスが存在しない場合は,下方向の有効な行までプログラムを実行します(有効な行が存在しない場合は,エラーとなります)。

備考

この操作により実行を開始した場合,Printfイベントの発生も無視されます。