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実行開始アドレスを外部定義シンボルまたはアドレスで指定します。

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アドレスは16進数で指定します。先頭がA～Fの場合は先に定義シンボルを検索し、該当するシンボルがなければアドレスと判断します。先頭に0を付加した場合は常にアドレスと解釈します。

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シンボル名は、C関数名の場合プログラム中での定義名先頭に_を付加します。C++関数名の場合は（main関数は除く）引数列を含めたプログラム中の定義名をダブルクォーテーションで囲んで指定します。ただし、引数がvoidの場合は、"関数名()"で指定します。

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コンパイル、アセンブル時にentryシンボルを指定している場合、本オプション指定を優先します。

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form={object | relocate | library}またはstrip指定時、本オプションは無効です。

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未参照シンボル削除最適化（optimize=symbol_delete）指定時には、実行開始アドレスは必ず必要です。指定がない場合は、未参照シンボル削除最適化指定は無効です。本オプションでアドレスを指定している場合は、未参照シンボル削除最適化を無効にします。

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-startオプションで配置アドレスを指定したセクションのリスト中に、-entryで指定したアドレスが所属するとき、その-startオプションで指定した配置アドレスから、-entryで指定したアドレスまでの領域を対象にした最適化は抑止します。