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2.16.7.1 有効イベント数の制限

有効状態で同時に設定可能なイベントの個数には,次の制限があります。

したがって,新たに有効状態のイベントを設定する際にこの制限数を越えてしまう場合は,いったん設定しているイベントのいずれかを無効状態にする必要があります。

表 2.21

有効イベント数の制限

イベント種別

デバッグ・ツール

IECUBE

E1/E20/EZ Emulator/COM Port

シミュレータ

RL78

FAA

RL78

FAA

OCDトレース機能なし

OCDトレース機能あり

8ビット・バス幅品

16ビット・バス幅品

G15

G15以外

ハードウエア・ブレーク
(実行系:実行前)

4~8注1

 64注4

4

ハードウエア・ブレーク
(実行系:実行後)

8

2

2

1注2

2注3

4

ハードウエア・ブレーク
(アクセス系)

8

1注2

2注3

ソフトウエア・ブレーク

2000

2000

2000

2000

トレース
(トレース開始/トレース終了)

8注5

2注3

 64注4

ポイント・トレース

 8注6

タイマ計測
(タイマ開始/タイマ終了)

 8注5

アクション
(Printfイベント)

100注7

100注7

100注7

100注7

注 1.

イベントを設定するアドレスと命令の内容に依存して変動(ただし,RAM領域での使用不可)

注 2.

ハードウエア・ブレーク(実行系:実行後)とハードウエア・ブレーク(アクセス系)で兼用

注 3.

ハードウエア・ブレークとトレースは排他使用のため,一方を設定すると他方を無効状態とする
トレースについては,トレース開始:1個とトレース終了:1個の合計2個まで設定可

注 4.

実行前ブレーク/実行後ブレークはプロパティ パネルにおいて指定可

注 5.

1組のみ設定可(ただし,開始イベント/終了イベントは複数設定可)

注 6.

1つのみ設定可(ただし,イベント条件は複数設定可)

注 7.

ソフトウエア・ブレークと兼用(ただし,有効/無効状態に関わらず100個まで)

注 8.

ハードウエア・ブレーク(実行系:実行前)と兼用(ただし,有効/無効状態に関わらず64個まで)