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3.6 CC-RX(C++ソース・ファイル)を使用する場合について

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テンプレート関数/テンプレート・クラス中に定義されているメンバ関数の注意事項は次のとおりです。

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[ファイル名]列には,“(定義箇所なし)”と表示されます。

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[引数]列には,引数の型のみが表示され,引数名は表示されません。

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テンプレート・クラス中に定義されたメンバ関数の[開始アドレス]/[終了アドレス]列には,“-”が表示されます。
また,[開始アドレス]列に“-”が表示されている場合は,エディタ パネル/逆アセンブル パネル/メモリ パネルへジャンプができません。

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コンテキスト・メニューの[すべての参照を検索]では,定義箇所が表示されません。
また,参照している関数情報/変数情報が表示されません。

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テンプレート関数/テンプレート・クラス中に定義されているメンバ関数内で参照している関数の参照回数は計数されません。
同様に,コンテキスト・メニューの[すべての参照を検索]による参照情報は表示されません。

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テンプレート・クラス中に定義されているメンバ関数の場合,コンテキスト・メニューの[関数の先頭にブレークを設定]は無効となります。

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クラス宣言にて定義されているメンバ関数が,宣言のみで使用されている場合は,ファイル名が表示されません。定期箇所がない関数として扱われます。

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関数の引数にクラス型を指定した場合,[開始アドレス]/[終了アドレス]/[コード・サイズ[バイト]]列には,“-”が表示されます。

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関数の引数にsigned char 型を指定している関数とchar 型を指定しているオーバーロード関数が定義されている場合,[開始アドレス]/[終了アドレス]/[コード・サイズ[バイト]]列には,“-”が表示されます。

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テンプレート関数/テンプレート・クラス中に定義されているメンバ関数にて定義されている関数内のスタティック変数は表示されません。

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テンプレート関数/テンプレート・クラス中に定義されているメンバ関数内で参照している変数の参照回数は計数されません。

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extern/volatile 宣言されていないconst 変数は,コンパイラによって定数値に置換されるため表示されません。

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ファイルが異なる無名名前空間にて定義されている同名のグローバル変数の型は同じ型として扱われます。

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無名構造体/無名共用体の[アドレス]と[サイズ[バイト]]は表示できません。

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デフォルトの設定では,テンプレート関数/テンプレート・クラス中に定義されているメンバ関数は表示されません。プロパティ パネル[設定]タブ上の[全般]カテゴリ内[定義箇所がない関数/変数をコール・グラフの表示対象とする]プロパティの指定を[はい]にして表示させてください。

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テンプレート関数/テンプレート・クラス中に定義されているメンバ関数から呼び出している関数,または参照している変数は表示されません。

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暗黙的に呼び出されるクラス型のコンストラクタ/デストラクタの呼び出しは表示されません。

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名前空間の別名は表示されません。

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テンプレート関数/テンプレート・クラス中に定義されているメンバ関数に対して,コンテキスト・メニューの[ソースへジャンプ]/[ソースの宣言へジャンプ]は無効となります。