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-memory_model


コンパイル時のメモリ・モデルの種類を指定します。

[指定形式]

-memory_model={small|medium}

 

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省略時解釈

-cpu=S1オプション指定時は,smallを指定したものとみなします。

-cpu=S2,または-cpu=S3オプション指定時は,mediumを指定したものとみなします。

[詳細説明]

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コンパイル時のメモリ・モデルの種類を指定します。

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指定可能なメモリ・モデルの種類を以下に示します。

種類

メモリ・モデル

説明

small

スモール・モデル

変数,関数共にデフォルトをnearとします。

medium

ミディアム・モデル

変数のデフォルトをnear,関数のデフォルトをfarとします。

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メモリ・モデルの種類を同時に複数指定した場合は,エラーとなります。

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本オプションとnear,farとの関係については,「2.6.6 near,farとの関係」を参照してください。

[使用例]

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コンパイル時のメモリ・モデルの種類としてスモール・モデルを指定します。

>ccrl -memory_model=small -cpu=S2 -dev=dr5f100pj.dvf main.c