2.17.4.3
イベントの
組み合わせ条件を編集する【E1】【E20】
複数のイベントを設定した組み合わせブレークおよびトレースに対する組み合わせ条件を編集します。トレースの組み合わせ条件は,タブを切り替えることで開始と終了のそれぞれの条件を設定することができます。
イベントの組み合わせ条件は,イベント パネル上で次の操作により表示される組み合わせ条件設定 ダイアログ【E1】【E20】にて編集します。
組み合わせブレーク
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組み合わせブレークにキャレットを移動したのち,コンテキスト・メニューの「条件の編集...」を選択
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トレース
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トレースにキャレットを移動したのち,コンテキスト・メニューの「条件の編集...」を選択
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組み合わせ条件をプルダウンメニューにより,[OR],[AND]および[シーケンシャル]から選択します。組み合わせ条件ごとの動作説明については,「22.10.5 複数のブレーク・イベントを組み合わせる(組み合わせブレーク)【E1】【E20】」および「2.13.3.2 複数のイベントを組み合わせる【E1】【E20】」を参照してください。
注意 1. | トレース・イベントにおいてトレース終了イベントの組み合わせ条件は,[OR]のみです。 |
注意 2. | 組み合わせ条件における[AND]および[シーケンシャル]は,組み合わせブレークとトレース開始イベントとで兼用です。そのため,どちらか一方で[AND]および[シーケンシャル]を組み合わせ条件に設定した場合,もう片方は,[OR]でのみ設定できます。 |
注意 3. | 【RX600, RX700シリーズ】
組み合わせ条件がシーケンシャルの場合,アクセス系イベントは,リセットイベント,および,3番目までのイベントに指定できます。 |
注意 4. | 【RX600, RX700シリーズ】
組み合わせ条件がシーケンシャルの場合,アドレス範囲条件を設定したアクセス系イベントは1番目のイベントにのみ指定できます。 |
注意 5. | 【RX100シリーズ, RX26Tグループ以外のRX200シリーズ】
組み合わせ条件がシーケンシャルの場合,アクセス系イベントは2番目までのイベントに指定できます。 |
注意 6. | 【RX26Tグループ】
ブレーク・イベントにおいて組み合わせ条件がシーケンシャルの場合,アクセス系イベントは,リセットイベント,および,3番目までのイベントに指定できます。また,アドレス範囲条件を設定したアクセス系イベントは1番目のイベントにのみ指定できます。
トレース・イベントにおいて組み合わせ条件がシーケンシャルの場合,アクセス系イベントは2番目までのイベントに指定できます。 |
[↑上]および[↓下]ボタンで対象イベントリスト内のイベントの順序を変更します。このボタンは,組み合わせ条件をシーケンシャルに選択し,対象イベントリスト内のイベントにキャレットを移動した場合のみ有効となります。
図 2.158 | 対象イベントリスト内のイベント順序変更(シーケンシャル) |
リセットイベントを登録する場合,[Rイベント]ボタンをクリックします。このボタンは,組み合わせ条件をシーケンシャルに選択して対象イベントリスト内のイベントにキャレットを移動した場合のみ有効となります。
また,リセットイベントの登録を解除する場合,[解除]ボタンをクリックします。このボタンは,リセットイベントリスト内のイベントにキャレットを移動して有効となります。
注意 1. | リセットイベントは1点のみ指定可能です。
リセットイベントが登録された状態でRイベントボタンを押した場合,対象イベントリスト内で選択したイベントと登録済みのリセットイベントが置き換わります。 |
注意 2. | リセットイベントが登録された状態で組み合わせ条件を[シーケンシャル]から[OR]または[AND]に変更した場合,リセットイベントリスト内のイベントは対象イベントに含まれません。対象イベントとする場合,リセットイベントを登録解除してから組み合わせ条件を変更してください。 |
注意 3. | 組み合わせ条件がシーケンシャルの場合,リセットイベントに登録したイベントは,パス・カウント条件を指定できません。 |
注意 4. | 【RX600, RX700シリーズ, RX26Tグループ】
アドレス範囲条件を指定したイベントは,リセットイベントに登録できません。また,リセットイベントに登録したイベントは,アドレス範囲条件を指定できません。 |
図 2.159 | リセットイベント登録(シーケンシャル) |
図 2.160 | リセットイベント登録解除(シーケンシャル) |