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E.5.4 ラピッド・ビルドを実行する

ラピット・ビルドとは,以下のタイミングで,ビルド(「E.5.1 ビルドを実行する」参照)の実行を自動で開始する機能です。

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デバッグ専用プロジェクトに追加しているCソース・ファイル/アセンブラ・ソース・ファイル/ヘッダ・ファイル/ジャンプ・テーブル・ファイル/シンボル・アドレス・ファイルを更新したとき

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デバッグ専用プロジェクトに,Cソース・ファイル/アセンブラ・ソース・ファイル/ヘッダ・ファイル/ジャンプ・テーブル・ファイル/シンボル・アドレス・ファイルを追加,または削除したとき

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デバッグ専用プロジェクトのプロパティ パネルにおいて,ビルド・ツールのいずれかのプロパティを変更したとき

 

ラピッド・ビルドを有効にすることにより,上記の操作と平行してビルドを行うことができます。

ラピッド・ビルドの有効/無効は,[ビルド]メニュー→[ラピッド・ビルド]の選択により切り替えます。デフォルトでは,有効となっています。

図 E.33

[ラピッド・ビルド]項目

注意

この機能は,ソース・ファイルの編集をエディタ パネルで行った場合のみ有効です。

備考 1.

ソース・ファイル編集後,[Ctrl]+[S]キーの押下により,こまめに上書き保存することを推奨します。

備考 2.

ラピッド・ビルドの有効/無効は,プロジェクト全体(メイン・プロジェクト,およびサブプロジェクト)に対して設定します。

備考 3.

ラピッド・ビルドの実行中に,ラピッド・ビルドを無効に切り替えた場合は,その場でラピッド・ビルドの実行を中止します。