リアルタイムOS タスク・アナライザ パネル

解析情報(処理プログラムの実行遷移状況,リアルタイムOS資源の利用状況,CPUの使用状況など)を表示します。

図A―1  リアルタイムOSタスク・アナライザ パネル



ここでは,次の項目について説明します。

- [オープン方法]

- [各エリアの説明]

[オープン方法]

- [表示]メニュー→[リアルタイムOS]→[タスク・アナライザ12]を選択

[各エリアの説明]

(1) ツールバー

本エリアは,以下に示したドロップダウン・リスト,およびボタン群から構成されています。

ロード・モジュールの実行が停止した際,子パネル表示エリアに表示されている解析情報を更新するか否か,または子パネル表示エリアに表示する解析情報を保持しているタスク・アナライザ・トレース・データを選択します。

最新(常に更新)

ロード・モジュールの実行が停止した際,または本項目を選択した際,子パネル表示エリアに表示されている解析情報を更新します。

更新しない

ロード・モジュールの実行が停止した際,子パネル表示エリアに表示されている解析情報を更新しません。

他のトレース・データを開く...

タスク・アナライザ・トレース・データとして保存されている解析情報を読み込み,子パネル表示エリアに該当情報を表示するためのファイルを開く ダイアログをオープンます。

タスク・アナライザ・トレース・データ名

該当ファイルに保持されている解析情報を子パネル表示エリアに表示します。

子パネル表示エリアに表示されている解析情報をタスク・アナライザ・トレース・データとして保存するための名前を付けて保存 ダイアログをオープンします。



ロード・モジュールの実行が開始された際,トレース・データの取得を行うか否かを選択します。

トレース開始イベントが設定されていない状態にあることを示しています。

なお,本ボタン状態の場合,ロード・モジュールの実行が開始された際,トレース・データの取得は行われません。

トレース開始イベントが設定された状態にあることを示しています。

なお,本ボタン状態の場合,ロード・モジュールの実行が開始された際,トレース・データの取得を行います。

子パネル表示エリアに表示されている解析情報をクリアします。

なお,本ボタンが押下された際には,トレース・バッファの内容もクリアされます。

今版では,常に無効です。

今版では,常に無効です。

今版では,常に無効です。

子パネル表示エリアに時間に関する解析情報(累計実行時間,平均実行時間など)を表示する際の単位を選択します。

秒表示(s)

秒単位の表示となります。

ミリ秒表示(ms)

ミリ秒単位の表示となります。

マイクロ秒表示(μs)

マイクロ秒単位の表示となります。



(2) 子パネル表示エリア

本エリアは,以下に示した子パネルから構成されています。

- 解析結果 パネル

備考  本エリアについての詳細は,「解析結果 パネル」を参照してください。

(3) ステータスバー

本エリアは,以下に示したバー,およびマークから構成されています。

本パネルにおける処理の進捗状況を表示します。

なお,処理内容については,ステータスバーの左側に表示されます。



タスク・アナライザ・ツールが処理プログラムの実行遷移状況,リアルタイムOS資源の利用状況,CPUの使用状況などを解析することができる状態になるのか否かを表示します。

タスク・アナライザ・ツールが各種解析処理を行うことができる状態にあることを示しています。

本マークにマウス・カーソルを合わせた際に表示されるツール・チップの事由により,タスク・アナライザ・ツールが各種解析処理を行うことができない状態にあることを示しています。