ルネサス
slp_tsk 概要 起床待ち状態への移行(永久待ち) C言語形式 ER slp_tsk ( void ); パラメータ なし 機能 自タスクをRUNNING状態からWAITING状態(起床待ち状態)へと遷移させます。 ただし,本サービス・コールを発行した際,自タスクの起床要求がキューイングされていた(起床要求カウンタ>0)場合には,状態操作処理は行わず,起床要求カウンタから1を減算します。 なお,起床待ち状態の解除は,以下の場合に行われます。 起床待ち状態の解除操作 戻り値 wup_tskの発行により,起床要求が発行された。 E_OK iwup_tskの発行により,起床要求が発行された。 E_OK rel_waiの発行により,待ち状態を強制的に解除された。 E_RLWAI irel_waiの発行により,待ち状態を強制的に解除された。 E_RLWAI 戻り値 マクロ 数値 意味 E_OK 0 正常終了 E_CTX -25 コンテキスト・エラー - 非タスクから本サービス・コールを発行した。 - CPUロック状態から本サービス・コールを発行した。 - ディスパッチ禁止状態から本サービス・コールを発行した。 - 「PSW.IPL > カーネル割り込みマスクレベル」の状態から本サービス・コールを発行した E_RLWAI -49 待ち状態の強制解除 - rel_waiまたはirel_waiの発行により,待ち状態を強制的に解除された。
ER slp_tsk ( void );