シンボルによる制御(定義されているときアセンブル)をします。
[指定形式]
[△]$[△]IFDEF[△]スイッチ名[△][;コメント]
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[機能]
- | オペランドで指定したスイッチ名が定義されている場合 |
(a) | 本制御命令と本制御命令に対応するELSEIF制御命令,ELSEIFN制御命令,またはELSE制御命令が存在する場合は,本制御命令とその制御命令とで囲まれるブロックをアセンブルします。 |
(b) | それらの制御命令が存在しない場合は,本制御命令とその制御命令に対応するENDIF制御命令とで囲まれるブロックをアセンブルします。 |
本制御命令に対応するELSEIF制御命令,ELSEIFN制御命令,ELSE制御命令,またはENDIF制御命令までスキップします。
[用途]
- | ソース・モジュールを大幅に変更することなく,アセンブル対象となるソース・ステートメントを変更することができます。 |
- | ソース・モジュール中に,プログラム開発中にのみ必要となるデバッグ文などを記述した場合,そのデバッグ文を機械語に変換する/しないを条件付きアセンブルのスイッチ設定により選択することができます。 |
[詳細説明]
- | スイッチ名記述上の規則は,シンボル記述上の規則(「(2) シンボル」を参照してください)と同じです。 |
- | スイッチ名は,予約語以外のユーザ定義シンボルと重複してもかまいません。ただし,スイッチ名同士の重複チェックは行われます。 |
- | スイッチ名は,アセンブル・リスト・ファイルのシンボル・リスト情報には出力されません。 |