10.5.3 アボート・エラー

表 10.4

アボート・エラー

F0512003

[メッセージ]

エラーの数が多すぎます。

F0520003

[メッセージ]

#include ファイル"ファイル名"は自分自身でインクルードしています。

[説明]

#include ファイル"ファイル名"は自分自身でインクルードしています。修正してください。

F0520004

[メッセージ]

メモリが足りません。

[対処方法]

メモリが不足しています。ほかのアプリケーションを終了して,再度コンパイルし直してください。

F0520005

[メッセージ]

ソース・ファイル"ファイル名"を開くことができません。

F0520013

[メッセージ]

ファイル名がありません。

F0520016

[メッセージ]

"ファイル名"は正しいソース・ファイル名ではありません。

F0520035

[メッセージ]

#error指令: 文字列

[説明]

ソース・ファイル中に#error指令がありました。

F0520143

[メッセージ]

プログラムはコンパイルするのに大きすぎるか複雑すぎます。

F0520189

[メッセージ]

ファイル"ファイル名"の書き込み中にエラーが生じました。

F0520219

[メッセージ]

ファイル"ファイル名"の削除中にエラーが生じました。

F0520563

[メッセージ]

不正なプリプロセッサ出力ファイルです。

F0520564

[メッセージ]

プリプロセッサ出力ファイルをオープンできません。

F0520583

[メッセージ]

不正なエラー出力ファイルです。

F0520584

[メッセージ]

エラー出力ファイルをオープンできません。

F0523029

[メッセージ]

misraルールファイルをオープンできません。

[説明]

-Xmisra2004=”ファイル名”もしくは-Xmisra2012=”ファイル名”オプションで指定したファイルをオープンできません。

F0523030

[メッセージ]

ルールファイル内の記述が不正です。

[説明]

-Xmisra2004=”ファイル名”もしくは-Xmisra2012=”ファイル名”オプションで指定したファイルの内容に,不正な記述があります。

F0523031

[メッセージ]

“ルール番号”はサポートしていません。

[説明]

サポートしていないルール番号を指定しました。

F0523054

[メッセージ]

regIDが範囲外の値です。

[対処方法]

regIDとして使用可能な値を指定してください。

F0523055

[メッセージ]

selIDが範囲外の値です

[対処方法]

selIDとして使用可能な値を指定してください。

F0523056

[メッセージ]

第一引数が範囲外の値です

[説明]

__set_il_rh( NUM, ADDR)のNUMとして,使用不可能な値を指定しました。

F0523061

[メッセージ]

実引数は組み込み関数の仮引数と適合しません。

F0523062

[メッセージ]

返却値の型が組み込み関数の型と合っていません。

F0523071

[メッセージ]

不正なオプションです: オプション名

[説明]

不正なオプションです。

F0523089

[メッセージ]

ファイル"ファイル名"を読み込めません。

[説明]

ファイルがみつからない,または読み込みに失敗しました。

F0530320

[メッセージ]

シンボル"シンボル名"が重複しています。

F0530321

[メッセージ]

セクション"セクション名"が存在するファイルを複数入力しました。

F0530800

[メッセージ]

"シンボル名" で示すシンボルの型がファイル間で異なっています。

F0530808

[メッセージ]

"変数名"で示す変数のアライメントがファイル間で異なっています。

F0530810

[メッセージ]

"シンボル名" で示すシンボルの#pragma指定がファイル間で異なっています。

F0533015

[メッセージ]

シンボル数が限界値を越えました。

[説明]

コンパイラが生成するシンボルの数が限界値を越えました。

F0533021

[メッセージ]

メモリが足りません。

[対処方法]

ほかのアプリケーションを終了して,再度コンパイルし直してください。

F0533301

[メッセージ]

中間ファイルをクローズできません。

[説明]

コンパイラが内部で生成する中間ファイルをクローズすることができません。

F0533302

[メッセージ]

中間ファイルの読み込み中にエラーが生じました。

F0533303

[メッセージ]

中間ファイルの書き込み中にエラーが生じました。

F0533306

[メッセージ]

コンパイル処理を中断しました。

[説明]

コンパイル処理中にCntl + Cコマンドによる割り込みを検出しました。

F0533330

[メッセージ]

中間ファイルをオープンできません。

[説明]

コンパイラが内部で生成する中間ファイルをオープンすることができません。

F0540027

[メッセージ]

ファイル”ファイル名”が読み込みできません。

F0540204

[メッセージ]

関数内で使用するスタックのサイズが大きすぎます。

[説明]

関数内で使用するスタックのサイズが2Gバイトを越えています。

F0540300

[メッセージ]

中間ファイルをオープンできません。

[説明]

コンパイラが内部で生成する中間ファイルをオープンすることができません。

F0540301

[メッセージ]

中間ファイルをクローズできません。

[説明]

コンパイラが内部で生成する中間ファイルをクローズすることができません。

F0540302

[メッセージ]

中間ファイルの読み込み中にエラーが生じました。

F0540303

[メッセージ]

中間ファイルの書き込み中にエラーが生じました。

F0540400

[メッセージ]

#pragma "識別子名" に異なるパラメータが設定されています。

F0550503

[メッセージ]

ファイルfileをオープンできません。

[対処方法]

ファイルを確認してください。

F0550504

[メッセージ]

セクション定義疑似命令においてセクションの種類の指定に誤りがあります。

[対処方法]

セクションの種類の指定を確認してください。

F0550505

[メッセージ]

メモリが足りません。

[対処方法]

空きメモリを確認してください。

F0550506

[メッセージ]

内部データ領域(string)の確保に失敗しました。

[対処方法]

空きメモリを確認してください。

F0550507

[メッセージ]

式の処理において作業領域が足りなくなりました。(string)

[説明]

式の処理において作業領域が足りなくなりました。単純な式に変更してください。

[対処方法]

式を確認してください。

F0550508

[メッセージ]

定義されていない識別子identifierが参照されています。

[対処方法]

識別子を確認してください。

F0550509

[メッセージ]

予期しない疑似命令stringが見つかりました。

[対処方法]

疑似命令を確認してください。

F0550510

[メッセージ]

string疑似命令に対応する疑似命令が存在しません。

[対処方法]

疑似命令を確認してください。

F0550511

[メッセージ]

条件アセンブル制御命令において対応する疑似命令stringが存在しません。

[対処方法]

条件アセンブル制御命令を確認してください。

F0550512

[メッセージ]

条件アセンブル制御命令が4294967294回以上ネストして用いられています。

[対処方法]

ネストを確認してください。

F0550513

[メッセージ]

string疑似命令に対応する.endm疑似命令が存在しません。

[対処方法]

疑似命令を確認してください。

F0550514

[メッセージ]

実引数が4294967294個以上用いられています。

[対処方法]

実引数を確認してください。

F0550516

[メッセージ]

.local疑似命令により自動生成されたシンボルが限界数(4294967294)を越えました。

[対処方法]

疑似命令を確認してください。

F0550531

[メッセージ]

1ファイルに記述できるシンボル数を越えました。記述できるシンボル数の限界は、アセンブラが内部で登録するものを含め、4294967294です。

F0550532

[メッセージ]

リンク可能なオブジェクト・ファイルを生成する段階で、ファイル・システムに依存するエラーが発生しました。

[対処方法]

ファイル・システムを確認してください。

F0550534

[メッセージ]

1ファイル中の命令の数が多すぎます。

[説明]

1ファイル中の命令の数が限界を越えています。限界値は10,000,000です。

[対処方法]

命令の数を確認してください。

F0550537

[メッセージ]

セクション(section)のアドレスが使用可能なアドレス範囲を超えました。

[説明]

絶対アドレス指定セクションの配置アドレスが0xffffffffを越えています。

[対処方法]

.orgによるセクションの絶対アドレス指定は,セクションの終端命令の配置アドレスが0xffffffffまでになるように行ってください。

F0550538

[メッセージ]

セクション(section1)と(section2 )のアドレスが重複しました。

[説明]

絶対アドレス指定セクションの配置アドレス範囲が,ほかのセクションの配置アドレス範囲と重複しています。

[対処方法]

.orgで指定しているアドレスを確認してください。

F0550539

[メッセージ]

リロケーションを出力可能なシンボルが限界数(16777215)を越えました。

[説明]

16777216個以上のシンボルが登録されており,かつ参照されています。

[対処方法]

シンボル数を確認してください。

F0550540

[メッセージ]

ファイルfileの読み込みができません。

[説明]

ファイルが不正か,ファイルのサイズが読み込みできる限界を越えているかもしれません。

[対処方法]

ファイルを確認してください。

F0551602

[メッセージ]

シンボル名が長すぎます。

F0551608

[メッセージ]

アドレスを指定してください。

F0551609

[メッセージ]

インクルード・ファイルの入れ子回数が上限を超えました。

[説明]

インクルードの階層が深すぎるか,自分自身を再帰的にインクルードしている可能性があります。

[対処方法]

インクルード・ファイルを見直してください。

F0551610

[メッセージ]

マクロ呼び出しの入れ子回数が上限を超えました。

[説明]

マクロ呼び出しの階層が深すぎるか,自分自身を再帰的に呼び出している可能性があります。

[対処方法]

マクロ定義を見直してください。

F0563000

[メッセージ]

No input file

[説明]

入力ファイルがありません。

F0563001

[メッセージ]

No module in library

[説明]

ライブラリ内のモジュール数が0になりました。

F0563002

[メッセージ]

Option "オプション1" is ineffective without option "オプション2"

[説明]

"オプション1"は"オプション2"が必要です。

F0563004

[メッセージ]

Unsupported inter-module optimization information type "タイプ" in "ファイル"

[説明]

ファイル内にサポートしていないモジュール間最適化情報"タイプ"がありました。

[対処方法]

コンパイラ,アセンブラのバージョンが正しいか確認してください。

F0563100

[メッセージ]

Section address overflow out of range : "セクション"

[説明]

"セクション"のアドレスが使用可能な上限の領域を越えました。

[対処方法]

startオプションのアドレス指定を変更してください。

なお,アドレス空間の詳細についてはデバイスのユーザーズ・マニュアルを参照してください。

F0563102

[メッセージ]

Section contents overlap in absolute section "セクション"

[説明]

絶対アドレス・セクションのセクション内データ・アドレスが重複しています。

[対処方法]

ソース・プログラムを修正してください。

F0563110

[メッセージ]

Illegal cpu type "マイコン種別" in "ファイル"

[説明]

異なるマイコン種別のファイルを入力しました。

F0563111

[メッセージ]

Illegal encode type "エンディアン種別" in "ファイル"

[説明]

異なるエンディアン種別のファイルを入力しました。

F0563112

[メッセージ]

Invalid relocation type in "ファイル"

[説明]

"ファイル"内にサポートしていないリロケーション・タイプがありました。

[対処方法]

コンパイラ,アセンブラのバージョンが正しいか確認してください。

F0563120

[メッセージ]

Illegal size of the absolute code section : "セクション" in "ファイル"

[説明]

"ファイル"に存在する絶対アドレス・プログラム・セクション"セクション" のサイズが不正です。

F0563200

[メッセージ]

Too many sections

[説明]

セクション数が翻訳限界を越えました。複数ファイル出力を指定すると解決できる可能性があります。

F0563201

[メッセージ]

Too many symbols

[説明]

シンボル数が翻訳限界を越えました。複数ファイル出力を指定すると解決できる可能性があります。

F0563202

[メッセージ]

Too many modules

[説明]

モジュール数が翻訳限界を越えました。

[対処方法]

ライブラリを分けて作成してください。

F0563203

[メッセージ]

Reserved module name "rlink_generates"

[説明]

rlink_generates_** (**は,01〜99までの数値)は,最適化リンカで使用する予約名称です。.obj/.relファイル名,およびライブラリ内モジュール名として使用しています。

[対処方法]

ファイル名,およびライブラリ内モジュール名で使用している場合は,変更してください。

F0563204

[メッセージ]

Reserved section name "$sss_fetch"

[説明]

sss_fetch** (sss は任意の文字列,**は01〜99 までの数値)は,最適化リンカで使用する予約名称です。

[対処方法]

シンボル名,またはセクション名を変更してください。

F0563300

[メッセージ]

Cannot open file : "ファイル"

[説明]

"ファイル"をオープンできません。

[対処方法]

ファイル名,およびアクセス権が正しいか,確認してください。

F0563301

[メッセージ]

Cannot close file : "ファイル"

[説明]

"ファイル"をクローズできません。ディスク容量に空きがない可能性があります。

F0563302

[メッセージ]

Cannot write file : "ファイル"

[説明]

"ファイル"に書き込めません。ディスク容量に空きがない可能性があります。

F0563303

[メッセージ]

Cannot read file : "ファイル"

[説明]

"ファイル"を読めません。空ファイルを入力したか,ディスク容量に空きがない可能性があります。

F0563310

[メッセージ]

Cannot open temporary file

[説明]

中間ファイルをオープンできません。

[対処方法]

HLNK_TMP指定が正しいか確認してください。またはディスク容量に空きがない可能性があります。

F0563311

[メッセージ]

Cannot close temporary file

[説明]

中間ファイルをクローズできません。ディスク容量に空きがない可能性があります。

F0563312

[メッセージ]

Cannot write temporary file

[説明]

中間ファイルに書き込めません。ディスク容量に空きがない可能性があります。

F0563313

[メッセージ]

Cannot read temporary file

[説明]

中間ファイルを読めません。ディスク容量に空きがない可能性があります。

F0563314

[メッセージ]

Cannot delete temporary file

[説明]

中間ファイルを削除できません。ディスク容量に空きがない可能性があります。

F0563320

[メッセージ]

Memory overflow

[説明]

最適化リンカが内部で使用するメモリが不足しています。

[対処方法]

メモリを増やしてください。

F0563400

[メッセージ]

Cannot execute "ロード・モジュール"

[説明]

"ロード・モジュール"を起動できません。

[対処方法]

"ロード・モジュール"のパスが設定されているか確認してください。

F0563410

[メッセージ]

Interrupt by user

[説明]

標準入力端末から「(Ctrl)+C」キーによる割り込みを検出しました。

F0563420

[メッセージ]

Error occurred in "ロード・モジュール"

[説明]

"ロード・モジュール"実行中にエラーが発生しました。

F0563430

[メッセージ]

The total section size exceeded the limit

[説明]

無償評価版でリンク可能なサイズ制限を越えました。

リンク・サイズを256Kバイト以内に制限しています。

[対処方法]

リンク・サイズを制限範囲内にしてください。または,製品版の購入をご検討ください。