-mirror_source


MAAレジスタに設定する値を指定します。

[指定形式]

-mirror_source={0|1|common}

 

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省略時解釈

-mirror_source=0オプションの指定と同じです。

[詳細説明]

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MAAレジスタに設定する値を指定します。

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ミラー元セクションの配置先が0x0xxxx番地の場合は 0 ,0x1xxxx番地の場合は 1 を指定します。
本オプションは,絶対アドレス・セクションに所属するシンボルがミラー元領域にあるかどうかを判断するため,およびリンカにミラー元セクションの配置先を教えるために使用します。
CPUコアの種別がRL78-S1の場合は0x0xxxx番地固定のため指定自体が不要であり,1を指定した場合はエラーとなります。

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commonを指定した場合は,ミラー元領域に配置されたシンボルへの参照をサポートしません。また,ミラー元アドレスに対するミラー変換を行いません。

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-cpu=S1オプション指定時に本オプションで1を指定した場合は,エラーとなります。

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-devオプション指定時に本オプションを指定した場合は,内部ROM(CodeFlash)のアドレス範囲とのチェックを行います。

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-mirror_source=commonオプション指定時に-mirror_regionオプションを指定した場合は,エラーとなります。

[使用例]

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ミラー元セクションの配置先に0x0xxxx番地を指定します。

>asrl -dev=dr5f100pj.dvf -mirror_source=0 main.asm