CC-RLでは,次に示す形式において,Cソース・プログラム中にアセンブラ命令を記述できます。これは,関数そのものをアセンブラ命令列とみなして,呼び出し箇所にインライン展開します。
CC-RLのアセンブリ言語は,#で始まるコメントを使用できますが,#コメントをアセンブラ埋め込みとして使用すると,CC-RLのプリプロセッサはC言語の前処理指令と解釈し,アセンブリ言語のコメントとみなしません。そこで,アセンブリ記述関数内では#コメントを使わないでください。 |
アセンブリ記述関数内にラベルを書くと,インライン展開の数だけ同一名のラベルが作られてしまいます。この場合は,アセンブリ記述のローカル・ラベルを使ってください。ローカル・ラベルはアセンブリ・ソースでは同一名ですが,アセンブラが自動的に別名に変換します。 |
「アセンブラ命令の記述(#pragma inline_asm)」を参照してください。 |