この節では,シミュレータGUIの使用方法について説明します。
なお,この節で説明するシミュレータGUIは,選択しているマイクロコントローラのシミュレータが周辺機能シミュレーションをサポートしている場合のみ提供する機能です。
シミュレータGUIのすべての操作は,次のシミュレータGUI ウインドウより行います。このウインドウは,選択しているマイクロコントローラのシミュレータが周辺機器シミュレーションをサポートしている場合で,かつ使用するデバッグ・ツールに“シミュレータ”を選択している場合,デバッグ・ツールと接続すると自動的にオープンします(デフォルト)。
シミュレータGUI ウインドウ,およびこのウインドウよりオープンする各種ウインドウは,CS+のメイン・ウインドウとドッキング表示することはできません。 |
なお,シミュレータGUI ウインドウの表示に関する設定は,次のプロパティ パネルの[デバッグ・ツール設定]タブ上の[シミュレータGUI]カテゴリ内で行うことができます。
デバッグ・ツールと接続後,選択しているマイクロコントローラのシミュレータが周辺機能シミュレーションをサポートしていない(命令シミュレーション版)場合,このカテゴリ内のプロパティはすべて無効となります。 |
シミュレータGUI ウインドウを表示するか否かを選択します。
シミュレータGUIの機能を使用する場合は[はい]を選択してください(デフォルト)。
シミュレータGUIの機能を使用しない場合は[いいえ]を選択することにより,シミュレータGUI ウインドウがクローズします。
このプロパティは,[シミュレータGUIを表示する]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
プログラムの実行開始時に,シミュレータGUI ウインドウを最前面に表示するか否かを選択します。