一括ビルドとは,ビルド対象ファイルが複数存在する場合,ccrlコマンド1回の呼び出しでファイルを一括してコンパイル/アセンブルを行う機能です。
>ccrl aaa.c ← aaa.objを生成 >ccrl bbb.c ← bbb.objを生成 >ccrl ccc.c ← ccc.objを生成 >rlink aaa.obj bbb.obj ccc.obj ← aaa.absを生成 |
プロジェクト・ツリーでビルド・ツール・ノードを選択し,プロパティ パネルの[共通オプション]タブを選択します。
[ビルド方法]カテゴリの[一括ビルドを行う]プロパティで,[はい]を選択してください。
ビルド高速化の機能としては,ほかにパラレル・ビルドがあります。
パラレル・ビルドについての詳細は,「2.2.2 パラレル・ビルド(並列ビルド)を行う」を参照してください。