-Xcommon


デバイス共通のオブジェクト・ファイルを生成することを指定します。

[指定形式]

-Xcommon=series

 

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省略時解釈

エラーとなります。

ただし,-V/-h/-Pオプションを指定している場合は,エラーとなりません。

CC-RH V1.02.00 以降は以下の通り変更します。

命令セット・アーキテクチャをV850E3v5 とします(-Xcommon=v850e3v5 と同じ)。

[詳細説明]

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デバイス共通のオブジェクト・ファイルを生成することを指定します。

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本オプションを指定した場合,ターゲットの命令セット・アーキテクチャの命令のみを使用し,また,命令セット・アーキテクチャに対応した共通のマジック・ナンバseriesをオブジェクト・ファイルに埋め込みます。

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seriesに指定可能なものを以下に示します。
これ以外のものを指定した場合は,エラーとなります。

v850e3v5

命令セット・アーキテクチャがV850E3v5である品種をターゲット・デバイスとして指定したものとのリンクが可能です。

rh850

“v850e3v5”を指定した場合と同じです。

 

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seriesを省略した場合は,エラーとなります。

[使用例]

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生成するオブジェクト・ファイルに,命令セット・アーキテクチャがV850E3v5である品種に共通のマジック・ナンバを埋め込みます。

>ccrh -Xcommon=v850e3v5 -c main.c