ルネサス
スタートアップ・ルーチンとは,マイクロコントローラをリセットしたあと,main関数を実行する前に,実行するルーチンを言います。基本的にはシステムをリセットしたあとの初期化を行います。
ここでは,下記について説明します。
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リセット・ベクタテーブルの設定
レジスタ・バンクの設定
ミラー領域の設定
スタック・ポインタの設定,スタック領域の初期化
main関数実行前に行う必要のある周辺I/Oレジスタの初期化
RAM領域セクションの初期化処理
main関数の起動
終了ルーチンの作成
RL78-S1コア用スタートアップ
システムによっては必要のない処理もあるので,それらに関しては省略できます。
なお,これらの処理は,基本的にアセンブラ命令で記述する必要があります。