2.15.1 カバレッジ測定の設定をする

カバレッジ機能を使用するためには,あらかじめカバレッジ測定に関する設定を行う必要があります。

設定は,プロパティ パネル[デバッグ・ツール設定]タブ上の[カバレッジ]カテゴリ内で行います。

図 2.137

[カバレッジ]カテゴリ

(1)

[カバレッジ機能を使用する]

カバレッジ機能を使用するか否かを選択します。

カバレッジ機能を使用する場合は[はい]を選択してください(デフォルト:[いいえ])。

(2)

[カバレッジ結果を再利用する]

このプロパティは,[カバレッジ機能を使用する]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。

デバッグ・ツールと切断時に,現在取得しているコード・カバレッジ測定結果を自動保存し,次回デバッグ・ツールと接続した際に,保存した測定結果の内容を再現するか否かを選択します。

前回取得したコード・カバレッジ測定結果の内容を再現する場合は,[はい]を選択してください(デフォルト:[いいえ])。

注意

内蔵ROM領域のみがこの機能の対象となります。

(3)

[カバレッジ測定領域(1Mバイト単位)]

このプロパティは,[カバレッジ機能を使用する]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。

コード・カバレッジ測定の対象領域を指定します。

カバレッジ測定を行う内蔵ROM領域(0x000000 - 0x0FFFFF)以外の任意の1Mバイト空間の開始アドレスを,直接入力により16進数で指定してください(デフォルト:[100000])。