プログラムの実行が開始すると自動的にカバレッジ測定が開始し,実行停止とともにカバレッジ測定も終了します。
(a) | ソース行/逆アセンブル行に対するコード・カバレッジ率の表示 |
対象となるプログラムを表示しているエディタ パネル/逆アセンブル パネルで行われます。
各パネルでは,表 2.17に示す計算方法で算出されたコード・カバレッジ率を基に,対象ソース・テキスト行/逆アセンブル結果行の背景色が表 2.18のように色分け表示されます。
ただし,デバッグ・ツールと切断時,またはプログラム実行中は,結果の表示を行いません。
なお,取得したコード・カバレッジ測定結果は,エディタ パネル/逆アセンブル パネル上のコンテキスト・メニューの[カバレッジ情報のクリア]を選択することにより,すべてリセットすることができます(各パネル上の色分け表示もクリアされます)。
表 2.17 | ソース行/逆アセンブル行に対するコード・カバレッジ率の計算方法 |
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エディタ パネル
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“ソース行と対応するアドレス範囲内で実行されたバイト数”÷“ソース行と対応するアドレス範囲内の総バイト数”
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逆アセンブル パネル
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“逆アセンブル結果行と対応するアドレス範囲内で実行されたバイト数” ÷“逆アセンブル結果行と対応するアドレス範囲内の総バイト数”
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表 2.18 | コード・カバレッジ測定結果の表示色(デフォルト) |
備考 1. | 各パネルにおけるコード・カバレッジ測定結果の表示更新は,プログラム停止ごとに自動的に行われます。 |
備考 2. | 上記の背景色は,オプション ダイアログにおける[全般 - フォントと色]カテゴリの設定に依存します。 |
備考 4. | ダウンロードしているロード・モジュールの更新日時より,現在オープンしているソース・ファイルの更新日時が新しい場合,エディタ パネルではコード・カバレッジ測定結果の表示は行われません。 |
図 2.142 | コード・カバレッジ測定結果の表示例(エディタ パネル) |
図 2.143 | コード・カバレッジ測定結果の表示例(逆アセンブル パネル) |
各関数に対するコード・カバレッジ率(関数の網羅率)は,解析ツールの関数 パネル内[コード・カバレッジ]項目で確認することができます。
“関数のコード・カバレッジ率”についての詳細は,「CS+ 解析編」を参照してください。
各変数に対するデータ・カバレッジ率は,解析ツールの変数 パネル内[データ・カバレッジ]項目で確認することができます。
“変数のデータ・カバレッジ率”についての詳細は,「CS+ 解析編」を参照してください。