デバッグ専用プロジェクトに,デバッグ対象とするダウンロード・ファイルとして,ロード・モジュール・ファイルを追加します。
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注意 | ソース・レベル・デバッグ(ソース・レベル単位のステップ実行など)を行うためには,シンボル情報を持つロード・モジュール・ファイルを追加する必要があります。 | 
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備考 | 指定したロード・モジュール・ファイルは,自動的にデバッグ・ツールのプロパティ パネルの[ダウンロード・ファイル設定]タブに反映されます。指定したロード・モジュール・ファイルをデバッグ・ツールにダウンロードすると,ダウンロード・ファイルから取得したソース・ファイル情報を元に,プロジェクト・ツリーにソース・ファイルが自動的に追加されます。
 なお,ロード・モジュール・ファイルの種類やダウンロードの際の各種オプションの設定,およびここで追加したロード・モジュール・ファイルに加え,ヘキサ・ファイル/バイナリ・ファイルもダウンロードする場合の設定は,この[ダウンロード・ファイル設定]タブ上で行ってください(ダウンロードについての詳細は,「CS+ デバッグ・ツール編」を参照してください)。
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ロード・モジュール・ファイルを追加するには,以下の方法があります。
エクスプローラなどからロード・モジュール・ファイルをドラッグし,プロジェクト・ツリーのダウンロード・ファイル・ノード上でドロップしてください。
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図 E.4 | プロジェクト・ツリー パネル(ロード・モジュール・ファイルの追加) | 
プロジェクト・ツリーのダウンロード・ファイル・ノードを選択し,コンテキスト・メニューの[追加]→[新しいファイルを追加...]を選択すると,ファイル追加 ダイアログがオープンします。
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図 E.5 | ファイル追加 ダイアログ(ロード・モジュール・ファイルの追加) | 
 
ダイアログ上で,ロード・モジュール・ファイルとして新しく作成するファイル名と作成場所を指定し,[OK]ボタンをクリックしてください。
 
ロード・モジュール・ファイルの追加完了後のプロジェクト・ツリーは,以下のようになります。
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図 E.6 | プロジェクト・ツリー パネル(ロード・モジュール・ファイルa.out追加後) |