17.3 宣言情報
システム・コンフィギュレーション・ファイルに記述する宣言情報の記述形式を以下に示します。

ただし,表記中のゴシック書体は予約語であることを,イタリック書体はユーザが該当する数値,シンボル名,キーワードを記述する部分であることを表しています。

17.3.1 ヘッダ・ファイル情報

ヘッダ・ファイル情報では,

1 ) ヘッダ・ファイル名h_file

といった項目を個々のヘッダ・ファイルに対して定義します。

なお,ヘッダ・ファイル情報として定義可能な数に制限はありません。

以下に,ヘッダ・ファイル情報の記述形式を示します。

 
 INCLUDE ( "h_file" );


以下に,ヘッダ・ファイル情報で記述する項目について示します。

1 ) ヘッダ・ファイル名h_file

h_fileに指定したヘッダ・ファイルの宣言を,CF850V4が出力するシステム情報ヘッダ・ファイルに反映します。
この宣言により,CF850V4が出力したシステム情報ヘッダ・ファイルをインクルードしたファイルからh_file内のマクロ定義を参照することが可能となります。


備考 h_fileに<sample.h>と指定した際には,ヘッダ・ファイルの定義(インクルード処理)が

 #include        <sample.h>
といった形式で,\"sample.h\"と指定した際には

 #include        "sample.h"
といった形式でシステム情報ヘッダ・ファイルに出力されます。