switch


テーブル参照分岐を行います。(Jump With Table Look Up)

[指定形式]

-

switch reg

[機能]

次の順に処理を行います。

(1)

オペランドで指定した値を1ビット論理左シフトした値とテーブルの先頭アドレス(switch命令の次のアドレス)とを加算し,テーブル・エントリ・アドレスを生成します。

(2)

生成したテーブル・エントリ・アドレスから符号付きハーフワード・データをロードします。

(3)

ロードした値を1ビット論理左シフトし,ワード長に符号拡張したあと,テーブルの先頭アドレスを加算し,アドレスを生成します。

(4)

生成したアドレスへ分岐します。

[フラグ]

CY

OV

S

Z

SAT

[注意事項]

-

regにr0を指定した場合,次のメッセージが出力され,アセンブルが中止されます。

E0550239 : RH850指定時には,ソース・オペランドにr0を指定することはできません。