プログラムの実行が開始すると自動的にカバレッジ測定が開始し,実行停止とともにカバレッジ測定も終了します。
カバレッジ測定結果の表示は,対象となるプログラムを表示しているエディタ パネル/逆アセンブル パネルで行われます。
各パネルでは,表 2.17に示す計算方法で算出されたコード・カバレッジ率を基に,対象ソース・テキスト行/逆アセンブル結果行の背景色が表 2.18のように色分け表示されます。
ただし,デバッグ・ツールと切断時,またはプログラム実行中は,結果の表示を行いません。
なお,取得したコード・カバレッジ測定結果は,エディタ パネル/逆アセンブル パネル上のコンテキスト・メニューの[カバレッジ情報のクリア]を選択することにより,すべてリセットすることができます(各パネル上の色分け表示もクリアされます)。
マルチコア対応版を対象としている場合,Local RAM self領域は,現在選択しているPE(「2.8 コア(PE)の選択」参照)のアクセスのみを対象に測定結果を表示します。 |
各関数に対するコード・カバレッジ率(関数の網羅率)は,解析ツールの関数 パネル内[コード・カバレッジ]項目で確認することができます。
“関数のコード・カバレッジ率”についての詳細は,「CS+統合開発環境 ユーザーズマニュアル 解析編」を参照してください。
各変数に対するデータ・カバレッジ率は,解析ツールの変数 パネル内[データ・カバレッジ]項目で確認することができます。
“変数のデータ・カバレッジ率”についての詳細は,「CS+統合開発環境 ユーザーズマニュアル 解析編」を参照してください。