compに指定したコンパイラ用にコーディングしたCソース・ファイルを本コンパイラでコンパイルする際,互換性に影響するオプション指定,およびソース記述のチェックを行い,影響のある部分について警告,またはエラーを出力します。 |
言語仕様で規定されていない実装依存の内容がコンパイラ間で異なっています。
読み出しや書き込みのサイズがコンパイラ間で異なる場合があります。
volatile修飾したビット・フィールドは,本コンパイラでは宣言型より小さいサイズでアクセスすることがありますが,SHコンパイラでは宣言型のサイズどおりにアクセスします。
unsigned int型とlong型をオペランドとする2項演算(加減乗除や比較など)の結果がSHコンパイラと異なる場合があります。
SHコンパイラでは-strict_ansiオプションを指定しない場合signed long型で演算します。
本コンパイラではオペランドをunsigned int型に変換してから演算します。
SHコンパイラではunsigned long型で表現可能な範囲の値をsigned long long型とします。
本コンパイラではunsigned long型で表現可能な範囲の値はunsigned long型とします。
SHコンパイラではビット・フィールドの型が直前のビット・フィールドの型と異なる場合はビットを連続して配置しません。
本コンパイラでは-Xpackオプションの指定に応じて連続して配置する場合があります。
割り付けを意識した宣言を行っている場合は,「4.1.5 データの内部表現と領域」を参照してください。