2.6.1 優先順序

以下のオプションは,ほかの特定のオプションを無効とします。

-V/-h

ほかのすべてのオプションは無効となります。

このとき,警告を出力しません。

-P

プリプロセス処理で終了するため,それ以降の処理に関するオプションは無効となります。

このとき,警告を出力します。

-S

コンパイル処理で終了するため,それ以降の処理に関するオプションは無効となります。

このとき,警告を出力します。

-c

アセンブル処理で終了するため,それ以降の処理に関するオプションは無効となります。

このとき,警告を出力します。

-Xcpu=g3k

-Xfloatオプションは無効となります。

このとき,警告を出力します。

-lang=c99

-Xmisra2004は無効となります。

このとき,警告を出力します。

 

以下の組み合わせでオプションを指定した場合は,警告を出力して,最後に指定したものが有効となります。

-

-P,-S,-c

-

-D,-U(シンボル名が同じ場合)

-

-Onothing,-Odefault,-Osize,-Ospeed

 

なお,オプションの指定順序により,以下のオプションは無効となります。

-

-Onothing,-Odefault,-Osize,-Ospeedの前に指定した-Oitem

-Oitemについては,「2.5.1 コンパイル・オプション “-O ”」を参照してください。ただし,-Omap,-Osmapは-Olevelの影響をうけません。