データ保存 ダイアログ


逆アセンブル パネルメモリ パネルトレース パネルの表示内容,およびアップロード・データの保存(「2.5.3 アップロードを実行する」参照)を行います。

なお,このダイアログは,デバッグ・ツールと接続時のみオープンすることができます。

図 A.53

データ保存 ダイアログ

 

ここでは,次の項目について説明します。

[オープン方法]

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逆アセンブル パネルにフォーカスがある状態で,[ファイル]メニュー→[名前を付けて逆アセンブル・データを保存...]を選択

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メモリ パネルにフォーカスがある状態で,[ファイル]メニュー→[名前を付けてメモリ・データを保存...]を選択

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トレース パネルにフォーカスがある状態で,[ファイル]メニュー→[名前を付けてトレース・データを保存...]を選択

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[デバッグ]メニュー→[デバッグ・ツールからアップロード...]を選択

[各エリアの説明]

(1)

[ファイル名]エリア

保存するファイル名を指定します。

テキスト・ボックスに直接入力するか(最大指定文字数:259文字),またはドロップダウン・リストより入力履歴項目を選択します(最大履歴数:10個)。

また,[...]ボタンをクリックすることでオープンするデータ保存ファイルを選択 ダイアログにより,ファイルを選択することもできます。

なお,パス情報を含まずファイル名のみを指定した場合は,プロジェクト・フォルダが対象となります。

(2)

[ファイルの種類]エリア

保存するファイルの形式を次のドロップダウン・リストにより選択します。

保存する対象により,選択できるファイルの形式が次のように異なります。

(a)

パネルの表示内容を保存する場合

テキスト・ファイル(*.txt)

テキスト形式(デフォルト)

CSV(カンマ区切り) (*.csv)

CSV形式

各データを“,”で区切り保存します。
なお,データ内に“,”が含まれている際の不正形式を避けるため,各データを""(ダブルクォーテーション)で括り出力します。

(b)

アップロード・データを保存する場合

インテル・ヘキサ・フォーマット (*.hex)

インテル拡張ヘキサ・フォーマット

モトローラSフォーマット (*.mot)

モトローラ・Sタイプ・フォーマット

バイナリ・データ (*.bin)

バイナリ・フォーマット

備考

アップロードについての詳細は,「2.5.3 アップロードを実行する」を参照してください。

(3)

[保存範囲 xxx]エリア

ファイルに保存する際の保存範囲を指定します。

それぞれのテキスト・ボックスに直接入力するか,またはドロップダウン・リストより入力履歴項目を選択します(最大履歴数:10個)。

保存する対象により,指定方法が次のように異なります。

保存対象

説明

逆アセンブル パネル

保存するアドレス範囲を,開始アドレスと終了アドレスで指定します。

16進数の数値,またはアドレス式による入力が可能です。

パネル上で範囲選択している場合は,デフォルトでその選択範囲が指定されます。

範囲選択していない場合は,現在のパネルの表示範囲が指定されます。

メモリ パネル

保存するメモリ範囲を,開始アドレスと終了アドレスで指定します。

16進数の数値,またはアドレス式による入力が可能です。

範囲選択していない場合は,現在のパネルの表示範囲が指定されます。

トレース パネル

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保存範囲を指定する場合

保存するトレース範囲を開始トレース番号と終了トレース番号で指定します。

10進数の数値のみ入力が可能です。

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すべてのトレース・データを保存する場合

左側のドロップダウン・リストにより,[すべてのトレース・データ]を選択します。右側のテキスト・ボックスが無効となり,現在取得しているトレース・データのすべてが保存の対象となります。

デフォルトでは,現在のパネルの表示範囲が指定されます。

アップロード・データ

保存するメモリ範囲を開始アドレスと終了アドレスで指定します。

16進数の数値,またはアドレス式による入力が可能です。

トレース パネル上の[番号]エリアに表示されている番号を示します。

備考

このテキスト・ボックスで[Ctrl]+[Space]キーを押下することにより,現在のキャレット位置のシンボル名を補完することができます(「2.20.2 シンボル名の入力補完機能」参照)。

[機能ボタン]

ボタン

機能

保存

指定したファイルに,指定した形式でデータを保存します。

キャンセル

データ保存の設定を無効とし,このダイアログをクローズします。

ヘルプ

このダイアログのヘルプを表示します。