次に示すカテゴリごとに,デバッグ・ツールとの接続に関する設定を行います。
ドロップダウン・リストによる選択,または直接入力により,0.001〜999.999(単位:MHz)の範囲の数値で指定してください(デフォルト:[10.00])。
サブプロパティとして,選択しているマイクロコントローラが持つコア名称を表示します。
各コアのCPUクロック周波数を,ドロップダウン・リストによる選択,または直接入力により,0.001〜999.999(単位:MHz)の範囲の数値で指定してください。
なお,表示されるコア名称の数,およびデフォルトのCPUクロック周波数は,選択しているマイクロコントローラの種類により異なります。
Full-spec emulatorとターゲット・ボードとの接続に関する設定を行います。
Full-spec emulatorにターゲット・ボードを接続しているか否かを選択します。
ターゲット・ボードと接続している場合は[はい]を選択してください(デフォルト:[いいえ])。
デバッグ・ツール接続時にRAMを初期化するか否かを選択します。
RAMを初期化しない場合は[いいえ]を選択してください(デフォルト:[はい])。
[いいえ]を選択した場合,RAMを初期化しないため,ECCエラー発生時のデバッグが可能となります。
メモリ パネル,ウォッチ パネル,ローカル変数 パネル,逆アセンブル パネルなどからの書き込み |
フラッシュ・オプションの設定 ダイアログを使用したオプション・バイトの書き込み |
また,メモリ パネル,ウォッチ パネル,ローカル変数 パネルなどからのRAMへのアクセスもECCエラーの対象となります。
ECCエラー発生時のデバッグの際は,ユーザ・プログラムによるRAMの初期化前にメモリ パネル,ウォッチ パネル,ローカル変数 パネルなどを開かないでください。
デバッグ・ツール接続時にセキュリティ機能(ICU-S)を有効にするか否かを選択します。
有効にする場合は[はい]を選択してください(デフォルト[いいえ])。
フラッシュ・セルフ・プログラミング機能に関する設定を行います。
ただし,このカテゴリは,選択しているマイクロコントローラがフラッシュ・セルフ・プログラミング機能をサポートしている場合のみ表示されます。
フラッシュ・セルフ・プログラミング機能のフラッシュ・セルフ・ライブラリを使用して,Code Flashの書き換えを行うか否かを選択します。
Code Flashの書き換えを行う場合は,[はい]を選択してください(デフォルト:[いいえ])。
なお,[はい]を選択した場合,Code Flashのキャッシュは行われません。
デバッガ操作により,フラッシュ・メモリに書き込みを行う際に,一時的にクロック・スピードを変更するか否かを選択します。
フラッシュ・メモリへの書き込み性能を向上させるために,フラッシュ書き換え時にクロック・アップを行う場合は,[はい]を選択してください(デフォルト)。
[いいえ]を選択した場合,ユーザが設定したクロック・スピードでフラッシュ書き換えを行います。
[はい]を選択した場合,CPUクロックだけではなく周辺クロックも変化するため,ブレーク中も動作している周辺システムに影響がある可能性があります。 |
なお,アドレス値は4バイト単位の値を指定してください。(入力値が4バイト単位の値でない場合は,自動的に補正されます。)
指定したワークRAMの開始アドレスから[ワークRAMサイズ[Kバイト]]プロパティの表示サイズ分は,デバッガのファームウェアが使用します。